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SQL Server のサービス開始アカウントの変更 (SQL Server 構成マネージャー)

このトピックでは、SQL Server 構成マネージャーを使用して、SQL Server サービスのスタートアップ オプションの変更や、SQL Server データベース エンジン、SQL Server エージェント、SQL Server Browser、SQL Server Analysis Services、および SQL Server Integration Services で使用されるサービス アカウントの変更を行う方法について説明します。 SQL Server 2012 で、SQL Server Management Studio、Transact-SQL、または PowerShell を使用します。 適切なサービス アカウントを選択する方法については、「Windows サービス アカウントと権限の構成」を参照してください。

重要な注意事項重要

データベース エンジンおよび SQL Server エージェントのサービス開始アカウントを変更する場合、変更を有効にするために SQL Server サービス (データベース エンジン) を再起動する必要があります。 詳細については、このトピック内の「サービス アカウントの変更に関するその他の注意点」を参照してください。 サービスを再起動すると、サービスが正常に再起動するまでは、その SQL Server インスタンスに関連付けられているすべてのデータベースが使用できなくなります。 SQL Server または SQL Server エージェントのサービス開始アカウントを変更する必要がある場合は、定期的なメンテナンスのときや、日常の運用を妨げることなくデータベースをオフラインにできるときに実行してください。

作業を開始する準備

制限事項と制約事項

  • クラスター化されたサーバー

    SQL Server または SQL Server エージェントで使用されているサービス アカウントを変更する場合は、SQL Server クラスターのアクティブなノードから実行する必要があります。

    ドメイン グループを使用した既定以外の構成の Windows Server 2008 で実行している場合、SQL Server または SQL Server エージェントで使用されているサービス アカウントを変更する場合は、SQL Server 構成マネージャーで、リソース グループをオフラインにして SQL Server を停止する必要があります。

  • SKU アップグレード (SQL Server Express から Express 以外の SKU へのアップグレード)

    SQL Server Express のインストール中に、SQL Server エージェント サービスは、ネットワーク サービス アカウントを使用するように構成されますが、無効になっています。 SQL Server 構成マネージャーでは、SQL Server エージェント サービスに割り当てられたアカウントを変更できますが、このサービスを有効にしたり開始したりすることはできません。 SQL Server Express から Express 以外に SKU をアップグレードした後、SQL Server エージェント サービスが自動的に有効になることはありませんが、必要に応じて有効にすることができます。サービスを有効にするには、SQL Server 構成マネージャーを使用して、サービス開始モードを手動または自動に変更します。 詳細については、「SQL Server Express の機能」を参照してください。

SQL Server 構成マネージャーの使用

SQL Server のサービス開始アカウントを変更するには

  1. [スタート] ボタンをクリックし、[すべてのプログラム]、[ Microsoft SQL Server 2012 ]、[構成ツール] の順にポイントして、[SQL Server 構成マネージャー] をクリックします。

  2. SQL Server 構成マネージャーで、[SQL Server のサービス] をクリックします。

  3. 詳細ペインで、サービス開始アカウントを変更する SQL Server インスタンス名を右クリックし、[プロパティ] をクリックします。

  4. [SQL Server <instancename> のプロパティ] ダイアログ ボックスで、[ログオン] タブをクリックし、[次のアカウントでログオン] でアカウントの種類を選択します。

  5. 新しいサービス開始アカウントを選択したら、[OK] をクリックします。

    メッセージ ボックスに SQL Server サービスを再起動するかどうかを確認するメッセージが表示されます。

  6. [はい] をクリックして SQL Server 構成マネージャーを閉じます。

Windows 8 を使用して SQL Server 構成マネージャーにアクセスするには

SQL Server 構成マネージャーは Microsoft 管理コンソール プログラムのスナップインであり、スタンドアロン プログラムではありません。そのため、Windows 8 を実行している場合、SQL Server 構成マネージャーはアプリケーションとして表示されません。 SQL Server 構成マネージャーを開くには、検索チャームで、[アプリ] の下に「SQLServerManager11.msc」(SQL Server 2012 の場合) または「SQLServerManager10.msc」(SQL Server 2008 の場合) と入力し、Enter キーを押します。

関連項目

概念

データベース エンジン、SQL Server エージェント、SQL Server Browser サービスの開始、停止、一時停止、再開、および再起動

SQL Server ツールでサーバーの状態を表示できるようにする WMI の構成