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スキーマ

新規 : 2006 年 4 月 14 日

スキーマとは、テーブル、ビュー、プロシージャなどを格納するコンテナです。スキーマはデータベース内に含まれ、データベースはサーバー内に含まれます。これらのエンティティは、入れ子になった箱のように組み合わされます。サーバーが最も外側の箱で、スキーマが最も内側の箱です。スキーマには、次の表に示すすべてのセキュリティ保護可能なリソースが格納されます。ただし、別の箱は格納できません。

スキーマ内に含める必要があるセキュリティ保護可能なリソース クラス

データ型

TYPE

XML スキーマ コレクション

XML SCHEMA COLLECTION

テーブル

OBJECT

ビュー

OBJECT

プロシージャ

OBJECT

関数

OBJECT

集計

OBJECT

制約

OBJECT

シノニム

OBJECT

キュー

OBJECT

統計

OBJECT

特定のスキーマ内のすべてのセキュリティ保護可能なリソースには、一意な名前が必要です。スキーマに格納されるセキュリティ保護可能なリソースに指定される完全な名前には、このリソースを格納するスキーマの名前が含まれます。したがって、スキーマは名前空間でもあります。

ms365789.note(ja-jp,SQL.90).gifメモ :
SQL Server の以前のリリースでは、データベースに "スキーマ" というエンティティを含めることができましたが、そのエンティティは実際にはデータベース ユーザーでした。SQL Server 2005 は、スキーマがコンテナでも名前空間でもある SQL Server の最初のリリースです。

参照

概念

ユーザーとスキーマの分離
セキュリティ保護可能なリソース
権限の階層

ヘルプおよび情報

SQL Server 2005 の参考資料の入手