Office カスタマイズ ツール (OCT) 2016 ヘルプ: Outlook プロファイル

適用対象:Office Professional Plus 2016、Office Standard 2016

概要: ユーザー固有の情報を定義する Windows レジストリ内の値のセットである、ユーザーの既定の Outlook プロファイルをカスタマイズします。

Outlook プロファイルには、複数の電子メール アカウントを含めることができます。 ユーザーは複数の Outlook プロファイルを持つことができますが、セットアップ カスタマイズ ファイルで構成できるプロファイルは 1 つだけです。

  • 既存のプロファイルを使用 する - ユーザーのコンピューターに既に構成されているプロファイルを使用するか、Outlook が初めて起動されるときにプロファイルを作成するようにユーザーに求めます。 このオプションを選択すると、OCT の他の Outlook セクションが無効になります。

  • プロファイルの変更 - ユーザーのコンピューターの既定のプロファイルを変更するか、指定した名前でプロファイルへの変更を定義します。 既定のプロファイルが存在しない場合、または指定した名前のプロファイルがない場合、Outlook は OCT の他の Outlook セクションで選択したオプションに基づいてプロファイルを作成します。 Outlook では、既定のプロファイル名、 Outlook、または指定したプロファイル名が使用されます。

  • 新しいプロファイル - ユーザーのコンピューターに新しいプロファイルを作成し、それを既定のプロファイルにします。既存のプロファイルは削除されず、ユーザーは引き続き使用できます。 [プロファイル名] ボックスに 名前 を入力する必要があります。 この名前は、Outlook の [ 電子メール アカウント ] ダイアログ ボックスに表示されます。 Outlook は、OCT の他の Outlook セクションで選択したオプションに基づいてプロファイルを作成します。

  • PRF の適用 - Outlook プロファイル ファイル (PRF ファイル) をインポートして、新しい既定のプロファイルを定義するか、既存のプロファイルを更新します。 このオプションを選択すると、OCT の他の Outlook セクションは無効になりますが、OCT は PRF ファイルの設定で更新されません。 [次のプロファイル (PRF ファイル) を適用] ボックスにプロファイルの名前とパスを入力してください。 以前のバージョンの Outlook 用に PRF ファイルを作成した場合、プロファイルで MAPI サービスのみが定義されている場合は、Outlook にインポートできます。

ユーザーが管理者権限を持たないロックダウンされたコンピューターに Outlook をインストールした場合、Outlook のインストール後に Outlook プロファイルを構成することはできません。