Office の互換モードの管理

 

適用先:Office 2016

概要: Office の互換モードと Word の既定動作の設定方法を紹介します。

Office では、以前のバージョンのアプリケーションで作成された Word、Excel、PowerPoint ドキュメントを開く場合に、互換モードが自動的に使用されます。ユーザーが互換モードでドキュメントの作業を行う場合は、以前のバージョンの Office を使用する他のユーザーでもすべての編集機能を使用できるようにするために、Office の新機能や機能向上が利用できなくなります。互換モードでは、ドキュメントのレイアウトも保持されます。

重要 重要:
この記事は Office での互換性とテレメトリ に含まれています。このロードマップは、Office の互換性の評価に役立つ記事、ダウンロード、スクリプト、およびビデオなどを参照する際の出発点として使用します。
個々の Office アプリケーションに関する互換性情報 については、Office サポート で "Office 互換性" を検索してください。

Word、Excel、および PowerPoint では、Office 2003 またはそれより前のバージョンの Office で作成されたバイナリの Office ドキュメントを開く場合に互換モードが使用されます。Word では、Word 2007 および Word 2010 で作成された OpenXML ドキュメントを開く場合にも互換モードが使用されます。

[ファイル作成時の既定の互換モードを設定する] ポリシー設定を使用して、Word で新規 Word 文書を作成するときに使用される既定の互換モードを管理できます。Word 2007 または Word 2010 で使用されているレイアウト機能を使用するアドインまたはマクロがある場合にこの設定が必要になることがあります。このポリシー設定を有効にすると、新しい Word 文書と互換性がある Word のバージョン (2003、2007、2010、2013 または 2016) を指定できます。この設定では、複数の構成オプションを使用できます。

  • Word 2003 このモードでは、Word 2003 と互換性のない Word の機能が無効になります。

  • Word 2007 このモードでは、Word 2007 と互換性のない Word の機能が無効になります。

  • Word 2010    このモードでは、Word 2010 と互換性のない Word の機能が無効になります。

  • 完全機能モード    このモードでは、すべての新機能が有効なままになります。これは、Word 2013 および Word 2016 の既定の設定です。

Word 2003 オプションを選ぶと、Word 2007、Word 2010、Word 2013 の機能が無効化された新しい Open XML ファイルを作成するように Word が構成されます。このように構成した場合、Open XML ファイルには Word 2003 ユーザーが編集できない内容は含まれません。ただし、Office 2003 のユーザーが Word 2003 と互換性のある Word Open XML ファイルを編集するためには、互換機能パックをインストールしておく必要があります。

完全機能モード を選んだ場合、Word 2007 および Word 2010 のユーザーには影響がありません。これらのユーザーは、Word 2013 および Word 2016 ドキュメントを開いて編集できます。唯一の違いは、Word 2013 および Word 2016 の新しい機能は Word 2007 または Word 2010 で使用できないことです。

Office の管理用テンプレートは Microsoft ダウンロード センター からダウンロードできます。 [ファイル作成時の既定の互換モードを設定する] ポリシー設定は、Microsoft Word バージョン \Word のオプション\保存というパスにあります。 バージョン は、既定の互換モードを設定する対象の Word のバージョンです。以下に例を示します。

Microsoft Word 2016\Word のオプション\保存

 
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