トラステッド プラットフォーム モジュールの新機能
IT 担当者向けのこのトピックでは、Windows 10 のトラステッド プラットフォーム モジュール (TPM) の新機能について説明します。
Windows 10 バージョン 1511 の新機能
- キー記憶域プロバイダー (KSP) と srvcrypt は、楕円曲線暗号 (ECC) をサポートします。
Windows 10 の新機能
以下のセクションでは、Windows 10 の TPM の新機能や変更された機能について説明します。
- デバイスの正常性の認証
- Microsoft Passport のサポート
- Device Guard のサポート
- Credential Guard のサポート
デバイスの正常性の認証
デバイスの正常性の認証によって、企業は管理対象デバイスのハードウェアおよびソフトウェア コンポーネントに基づいて信頼を確立できます。デバイスの正常性の認証を使って、管理対象のデバイスにセキュリティで保護されたリソースへのアクセスを許可または拒否する正常性の認証サービスに照会するよう MDM サーバーを構成できます。
デバイスについて次のようなことを確認できます。
- データ実行防止がサポートされており、有効になっているか。
- BitLocker ドライブ暗号化がサポートされており、有効になっているか。
- セキュア ブートがサポートされており、有効になっているか。
注 デバイスは、Windows 10 を実行している必要があり、TPM 2.0 以上をサポートしている必要があります。