サーバーの構成完了時の選択

概要: SharePoint Server でサーバー構成を完了する方法について説明します。

セットアップの正常終了

セットアップ ウィザードでは、次の手順が完了します。

  • ソフトウェアの前提条件の検証。

  • 必要なファイルのインストール。

  • すべてのコンポーネントとサービスのインストール。

次に必要な手順は、SharePoint 製品構成ウィザードを実行することです。 構成ウィザードでは、1 回だけ実行するタイプのすべてのアクティビティが構成され、サービスが構成されます。 構成ウィザードが終了した後は、以下の SharePoint の構成を開始できます。

  • サーバーの役割の構成。

  • サービスの有効化と無効化。

  • 特定のコンピューターの役割の詳細情報の収集。

  • その他の必要な構成の実行。

セットアップ ウィザードの完了時に構成ウィザードを実行できます。さらに構成情報を収集する必要がある場合は、後で構成ウィザードを実行することもできます。

セットアップ ウィザード完了時に SharePoint 製品構成ウィザードを実行する

  • [ SharePoint 製品構成ウィザードを今すぐ実行する] を選択し、[ 閉じる] を選択します。 構成ウィザードが自動的に開始されます。

構成ウィザードを後で実行するには、[ SharePoint 製品構成ウィザードを今すぐ実行 する] チェック ボックスをオフにして、[ 閉じる] を選択します。 構成ウィザードを実行する準備ができたら、「 方法: SharePoint 製品構成ウィザードを開始する」の手順を完了します。

セットアップの失敗

エラーが発生した場合、セットアップ プロセスは完了せず、セットアップ ログ ファイルにエラーが記録されます。 セットアップ ログ ファイルは、セットアップを実行しているユーザー アカウント (%USERTEMP% または %WINDIR%\Users\user account\AppData\Local\Temp) の一時ディレクトリに格納されます。 セットアップ ログ ファイルの名前は"SharePoint Server Setup (YYYMMDDHHMMSSrandomnumber).log"です。 YYYYMMDD は日付、HHMMSS は時間 (24 時間のクロック形式、分、秒、ミリ秒) であり、乱数はセットアップ プログラムを同時に実行する可能性のある試行を区別するために使用されます。 ログ ファイルでエラー メッセージを確認できます。 エラーが発生した理由を理解したら、問題に対処してから、セットアップをもう一度実行できます。

注:

削除処理中に処理が失敗した場合の情報については、「Configuration failure during removal」を参照してください。