対話型サービス ハブのスクリプトの記述とデバッグ

公開日: 2017年1月

対象: Dynamics 365 (online)、Dynamics 365 (on-premises)、Dynamics CRM 2016、Dynamics CRM Online

対話型サービス ハブが提供するインターフェイスでは重要な情報が一か所に統合され、注意を要する事柄に焦点を当てることができます。 対話型サービス ハブで使用するメイン フォーム - 対話型エクスペリエンス タイプのフォームは、ユーザーのクリック回数を減少させ、関連レコードで作業するコンテキストを維持するのに役立つ、新しいユーザー エクスペリエンスを提供します。詳細:TechNet: メイン - 対話型エクスペリエンス フォームとそのコンポーネントの使用

このトピックの内容

対話型サービス ハブではサポートされないフォーム スクリプト イベントおよびメソッド

対話型サービス ハブのスクリプトのデバッグ

対話型サービス ハブではサポートされないフォーム スクリプト イベントおよびメソッド

次の項目以外の、Dynamics 365 Web クライアントでサポートされるすべての他のフォーム スクリプトのイベントやメソッドは、対話型サービス ハブでサポートされます。

• IFRAME OnReadyStateComplete イベント

• getCurrentTheme コンテキスト オブジェクトのメソッド (Xrm.Page.context)

• Dynamics 365 コントロールの showAutoComplete、hideAutoComplete、getData、および setData メソッド

• formSelector メソッド (formSelector.getCurrentItem) およびコレクション (formSelector.items)。 この場合、フォーム アイテムおよびメソッド (Xrm.Page.ui.formSelector アイテム (クライアント側の参照)) が対話型サービス ハブではサポートされていないことを意味します。

• タブの getDisplayState、よび setDisplayState メソッド

対話型サービス ハブのスクリプトのデバッグ

対話型サービス ハブのスクリプトのデバッグは、Dynamics 365 Web クライアントのデバッグとは異なります。 これは、カスタムの JavaScript のファイルまたはライブラリを対話型サービス ハブと一緒に使用すると、Dynamics 365 Web クライアントのように Web ページとともにカスタムの JavaScript ライブラリをロードするのではなく、Dynamics 365 がカスタムの JavaScript のライブラリをアプリケーションの動的ライブラリに動的に挿入するためです。 ページが再度読み込みされるたびにカスタムの JavaScript が動的ライブラリの 1 つに挿入され、該当するブレークポイントにヒットするのが防止されるため、ユーザー定義コードにはブレークポイントを設定できません。 この場合、以下のブログ投稿に示す方法を使用して、JavaScript コードをデバッグできます: ブログ: ブラウザの開発者ツールを使用して CRM でカスタム JavaScript コードをデバッグする

また、対話型サービス ハブは、Dynamics 365 モバイル クライアントが対応するクライアント側のイベントとメソッドをサポートするため、Dynamics 365 モバイル クライアントのためのスクリプトのデバッグ技術のほとんどが、対話型サービス ハブにも適用されます。詳細:電話用およびタブレット PC 用 Dynamics 365 のデバッグ

関連項目

Microsoft Dynamics 365 フォームのコードを記述する
ヘルプとトレーニング: 新しい対話型サービス ハブのユーザー ガイド

Microsoft Dynamics 365

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