Organization Insights ソリューションを使用し、インスタンスに関するメトリックを表示する

Dynamics CRM 2016
 

公開日: 2017年2月

対象: Dynamics 365 (online)、Dynamics CRM Online

Dynamics 365 (オンライン) 用組織インサイトは、Dynamics 365 組織にとって重要な新機能と指標、およびパフォーマンスとサポート案件の一歩先を歩み続けるために役立つツールを提供します。

System_CAPS_important重要

Organization Insights ソリューションのバージョンを確認します。Dynamics 365 (オンライン) で、[設定] > [ソリューション] の順に移動し、OrganizationInsightsSolution のバージョンを決定します。

Organization Insights ソリューションの 1.1.0.0 以降のバージョンをインストールした場合は、これは公式にサポートされているバージョンです。

バージョン 1.0.0.0 をインストールした場合は、これは Microsoft Dynamics 365 用 2016 年 12 月の更新プログラム (オンライン) のプレビュー機能です。AppSource から最新バージョンをダウンロードできます。 プレビュー機能は完全ではない機能ですが、顧客が早くアクセスし、フィードバックを送信できるように、正式リリースの前に利用できるようにしています。 プレビュー機能は、運用環境での使用を想定しておらず、機能が制限される可能性があります。

この機能にフィードバックを提供するためには、[フィードバック] ボタンを使用して下さい。Organizations Insights Feedback button

Microsoft はこのプレビュー機能のサポートを提供しません。 Microsoft Dynamics 365 テクニカル サポートでは、問題や質問への対応ができません。 プレビュー機能は運用環境での使用を想定しておらず、別個の追加使用条件が適用されます。

主な注目点

  • ソリューションとして利用可能: AppSource の優先ソリューションとして利用可能であり、Microsoft Dynamics 365 用 2016 年 12 月の更新プログラム (オンライン) (8.2) 以降と互換性があります。

  • カスタマイズ可能なダッシュボード: 充実したユーザー エクスペリエンスを実現し、組織の最重要なデータへのスナップショットを提供するために、組織のダッシュボードを設定します。

  • 採用の監視と使用: 採用を決定するまでの期間中における、最も活動的なユーザー、彼らが実行している操作の数と種類、ページ要求数、最も使用されているエンティティ、ワークフロー、プラグインおよびその他を識別します。

  • 記憶域およびパフォーマンスの管理: パフォーマンスを最適化するために、ストレージ クォータ、ストレージの使用、およびサイズ別上位テーブルを監視します。

  • 効果的なトラブルシューティング: 障害の多いワークフローおよび API の呼び出しの詳細をドリルダウンし、すばやく診断し、エラーをトラブルシューティングします。

  • OData サポート: 独立したソフトウェア ベンダーによる拡張のために、OData を介して組織のインサイト エンティティを公開します。

  • 元の組織インサイト ダッシュボード: Microsoft Dynamics CRM Online 2016 更新プログラム 1 と共にリリースされた組織のインサイト ダッシュボードを使用しても指標を表示できます。 「プレビュー機能: インスタンスに関する指標の表示に組織インサイト ダッシュボードを使用する」を参照してください。 このダッシュボードには、ソリューション バージョンで利用できるすべての指標はありません。

新しい組織のインサイトは、Dynamics Marketplace からインストール可能な優先ソリューションです。

System_CAPS_noteメモ

Dynamics 365 (オンライン) の試用版を使用している場合、新しい組織のインサイトを AppSource からインストールできます。

  1. Dynamics 365 のメイン メニューから [設定] > [Dynamics Marketplace] の順にクリックします。

  2. 検索ボックスに、"organization insights (組織のインサイト)" と入力します。

  3. [組織のインサイト] アプリが表示されたら、[試用する] をクリックし、次に [続行] をクリックします。

  4. [アプリケーションを Dynamics 365 に追加] ダイアログ ボックスで組織を選択します。

  5. サービスの条件に進み、[同意する] をクリックします。

  6. ソリューションがインストールされていることを確認するには、[設定] > [ソリューション] に進みます。 ソリューションの一覧で、組織のインサイトが表示されます。

    System_CAPS_noteメモ

    ソリューションのインストール中、ソリューションの状態が [インストールが保留になっています] に変わります。 インストールが終わり使用可能になれば、状態が [インストール済み] に変わります。

  7. 新しい組織のインサイト ダッシュボードを表示するためには、[設定] > [組織のインサイト] に移動します。

組織のインサイト ホーム セクション

これはアクティブな Dynamics 365 のユーザー数、記憶域の使用量、最もアクティブなワークフロー、およびその他についての情報を提供する既定のダッシュボードです。

グラフ要素

説明

アクティブ ユーザー合計

これら SDK 呼び出しの 1 つが発生した操作を実行したアクティブ ユーザー (一意のユーザー) の総数 : RetrieveRetrieve MultipleDeleteCreate、および Update

API 呼び出し合計

Dynamics 365 インスタンスによって指定された期間内になされた API 呼出しの総数。

API 成功率

このグラフは指定された時間に Dynamics 365 インスタンス内でなされた API 呼び出し総数の合計率をパーセントで示しています。

プラグイン実行

このグラフは指定された時間に Dynamics 365 インスタンス内で実行されたプラグイン数を示します。

Operations の合計

このグラフは、指定期間にわたる Dynamics 365 インスタンスで発生した操作 (作成、更新、削除、読み取り) の数を示します。

最もアクティブなユーザー (変更)

指定された期間に Dynamics 365 インスタンス内の CreateUpdate、または Delete SDK 呼び出しを発生させた操作を実行した最もアクティブなユーザーのリスト。

失敗別上位プラグイン

このグラフは指定された時間に Dynamics 365 インスタンス内で最も失敗した上位 10 件のプラグインを示します。

組織のインサイト アクティブな使用状況セクション

このダッシュボードを使用して、Dynamics 365 のユーザー数、使用されているライセンス数、最も頻繁に使用されているカスタム エンティティについて、およびその他について確認できます。

グラフ要素

説明

アクティブ ユーザー合計

これら SDK 呼び出しの 1 つが発生した操作を実行したアクティブ ユーザー (一意のユーザー) の総数 : RetrieveRetrieve MultipleDeleteCreate、および Update

API 呼び出し合計

Dynamics 365 インスタンスによって指定された期間内になされた API 呼出しの総数。

最も使用されたエンティティ

RetrieveRetrieve MultipleDeleteCreate、および Update SDK Calls が最も多い 10 のエンティティ。

最もアクティブなユーザー (読み取り)

指定された時間に Dynamics 365 インスタンス内で読み取り ([Retrieve] および [RetrieveMultiple] SDK 呼び出し) を実行した最もアクティブなユーザーのリスト。

ページ要求の合計

フォーム、ダッシュボード、レポートのページ読み込み要求数。 これは、Dynamics 365 サーバーで受信した要求数です。 参照しながらキャッシュされたページはカウントされません。

最もアクティブなユーザー (変更)

このグラフのリストは、Dynamics 365 におけるインスタンスで、最も操作 (作成、更新、削除) を変更して実行した上位 10 件のユーザーです。

Operations の合計

このグラフは、指定された期間にわたる Dynamics 365 インスタンスで発生した操作 (作成、更新、削除、読み取り) の数を示します。

特定の Operations を実行中のアクティブ ユーザー

これら SDK 呼び出しの 1 つが発生した操作を実行したアクティブ ユーザー (一意のユーザー) の総数: RetrieveRetrieve MultipleDeleteCreate、および Update

アクティブ ユーザー

これら SDK 呼び出しの 1 つが発生した操作を実行した、インスタンス内でのアクティブ ユーザー (一意のユーザー) の数: RetrieveRetrieve MultipleDeleteCreate、および過去の Update

System_CAPS_noteメモ

[Retrieve] および [RetrieveMultiple] SDK 呼び出しは [Reads] として報告されます。

組織のインサイト システム ジョブ セクション

ワークフローを監視し、トラブルシューティングするためにこのダッシュボードを使用します。

グラフ要素

説明

ワークフローの実行

このグラフは指定された時間に Dynamics 365 インスタンス内で実行されたワークフロー数を示します。

システム ジョブ成功率

このグラフはシステム ジョブの成功率を、指定された時間に実行された Dynamics 365 インスタンスのシステム ジョブのパーセントとして示します。

システム ジョブのスループット/分

このグラフは、指定された時間に実行された時間ごとの Dynamics 365 インスタンスのシステム ジョブの平均を示します。

実行とバックログ

このグラフは、指定された時間に実行された Dynamics 365 インスタンスの実行数とバックログ数を示します。

最もアクティブなワークフロー

このグラフは指定された時間に Dynamics 365 インスタンス内で最も実行された上位 10 件のワークフローを示します。

失敗別上位ワークフロー

このグラフは指定された時間に Dynamics 365 インスタンス内で最も失敗した上位 10 件のワークフローを示します。 ワークフローをクリックして失敗および出現回数を表示します。

組織のインサイト プラグイン セクション

プラグインを監視し、トラブルシューティングするためにこのダッシュボードを使用します。

グラフ要素

説明

プラグイン成功率

このグラフはプラグインの成功率を、指定された時間に実行された Dynamics 365 インスタンスのプラグイン実行総数のパーセントとして示します。

プラグイン実行

このグラフは指定された時間に Dynamics 365 インスタンス内で実行されたプラグイン数を示します。

平均プラグイン実行時間

このグラフは指定された時間に Dynamics 365 インスタンス内でプラグインを正常に実行した平均時間を示します。

最もアクティブなプラグイン

このグラフは指定された時間に Dynamics 365 インスタンス内で最も実行された上位 10 件のプラグインを示します。

失敗別上位プラグイン

このグラフは指定された時間に Dynamics 365 インスタンス内で最も失敗した上位 10 件のプラグインを示します。

組織のインサイト ストレージ セクション

このダッシュボードは テナントおよびインスタンス で使用されている記憶域を表示します。

グラフ要素

説明

Dynamics 365 テナント記憶域使用率

このグラフは、テナントに割り当てられている記憶域合計から、テナントのすべての Dynamics 365 インスタンスで使用される記憶域を示します。

Dynamics 365 インスタンスによる記憶域 (MB)

このグラフはテナントの Dynamics 365 インスタンスにより使用される記憶域の内訳を示します。

サイズ別上位テーブル - 現在の Dynamics 365 インスタンス

このグラフは Dynamics 365 インスタンスのデータベースでカウントされる、サイズおよび行別上位 10 件の最大テーブルを示します。

サイズ別共通テーブル - 現在の Dynamics 365 インスタンス

このグラフは Dynamics 365 インスタンス データベース内の一般的なテーブルの共通タスクのサイズおよび行数を示します。

組織のインサイト API 呼び出しの統計情報セクション

API の呼び出しを監視し、トラブルシューティングするためにこのダッシュボードを使用します。

グラフ要素

説明

API 成功率

このグラフは指定された時間に Dynamics 365 インスタンス内でなされた API 呼び出し総数の合計率をパーセントで示しています。

API 呼び出し合計

このグラフは指定された時間に Dynamics 365 インスタンス内で実行された API の呼び出しの合計数を示します。

最も使用された API

このグラフは Dynamics 365 インスタンスのデータベースで実行された 上位 10 件の API 呼出しを示します。

API 呼び出し

このグラフは指定された時間に Dynamics 365 インスタンス内で実行された API の呼び出しの時間の経過に伴う数を示します。

情報要件を満たすために組織インサイト ダッシュボードを簡単にカスタマイズできます。Dynamics 365 画面の右上隅にある、これらのボタンを確認します。

[コントロール]

説明

編集

Organizations Insights Edit button

ダッシュボードを編集するためにクリックします。 編集モードに入ると、ホーム ダッシュボードにグラフの追加、削除、サイズ変更、および位置の変更ができます。

他のダッシュボードでは、グラフの位置の変更、およびサイズ調整ができます。 グラフの追加または削除はできません。

保存

Organizations Insights Save button

[保存] をクリックして、ダッシュボードのすべての変更を保存します。

[追加]

Organizations Insights Add button

ダッシュボードに追加するグラフの一覧をクリックします。 ホーム ダッシュボードには、同じグラフの複数のコピーを追加することはできません。

グラフ メニュー

Add an Organization Insights chart

ダッシュボードにグラフを追加できます。

[閉じる]

Organizations Insights Close button

クリックして [グラフ] メニューを閉じます。

フィードバック

Organizations Insights Feedback button

お客様からのフィードバックをお待ちしております。 [フィードバック] をクリックして、ご感想をお伝えください。

その他のオプション

Organizations Insights More button

[その他のオプション] > [既定のダッシュボードにリセット ] をクリックして、すべてのダッシュボードの変更を戻します。 これはすべてのダッシュボードに実施した変更を規定値にリセットします。

削除およびサイズ変更

組織インサイト カスタム コントロール

[編集] をクリックして、ホーム ダッシュボード内でグラフの削除、サイズ変更、および移動を行います。 他のダッシュボードでは、グラフのサイズ変更および移動はできますが、削除はできません。

エクスポート

Organization Insights Export Data to Excel

クリックして Excel にグラフ データをエクスポートします。 すべてのグラフをエクスポートできません。

既定では、システム管理者およびシステム カスタマイザー セキュリティ ロールがダッシュボードを利用できます。 アクセスは [読み取り] 権限を [保存された組織のインサイト構成] に付与することにより、他のセキュリティ ロールに付与できます。

  1. [設定] > [セキュリティ] > [セキュリティ ロール] の順にクリックします。

  2. セキュリティ ロールを選択し、[コア レコード] タブをクリックします。

  3. [保存された組織のインサイト構成] まで下方向へスクロールし、[読み取り] 特権をクリックします。

  4. [保存して閉じる] をクリックします。

Grant Read privilege to Salesperson security role

他のユーザーがダッシュボード レイアウトを変更できるようにするには、[作成]、[読み取り]、[書き込み]、および [削除] 権限を [OrgInsights ユーザー ダッシュボード定義] カスタム エンティティに付与します。

  1. [設定] > [セキュリティ] > [セキュリティ ロール] の順にクリックします。

  2. セキュリティ ロールを選択し、[ユーザー定義エンティティ] タブをクリックします。

  3. [OrgInsights ユーザー ダッシュボード定義] で、[作成]、[読み取り]、[書き込み]、および [削除] 特権をクリックします。

  4. [保存して閉じる] をクリックします。

Organization Insights Custom entity

ダッシュボードのグラフで表示されるデータの時間範囲を調整できます。 開始と終了の範囲を選択した後に、[再生] ボタン (Organization Insights Calendar Play button) をクリックしてデータを更新します。

Select the date range for your data

組織のインサイト カレンダーについては、次を考慮して下さい:

  • カレンダー コントロールはストレージ ダッシュボードには利用できません。またすべての記憶域に対して適用対象外です。それらのグラフには最新の情報のみが表示されるからです。

  • 既定の時刻の範囲は、過去 48 時間です。

  • データは適用された時間範囲だけを表示します。

  • データは AppSource のソリューションのリリース時から利用でき、90 日間保持されます。

  • データは 1 時間毎の集計間隔の時系列で表示されます。

  • 1 時間毎の集計間隔で示されているデータは全時間を表します。 例えば、2:00 PM の活動的なユーザーの数が 5 の場合、1:00 と 2:00 PM の間に 5 人のアクティブなユーザーがいました。

    Organization Insights active users chart

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コミュニティの追加

追加
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