マイクロソフト セキュリティ情報 MS13-098 - 緊急
Windows の脆弱性により、リモートでコードが実行される (2893294)
公開日:2013 年 12 月 11 日 | 最終更新日:2014 年 7 月 30 日
バージョン: 1.6
概説
概要
このセキュリティ更新プログラムは非公開で報告された Microsoft Windows に存在する 1 件の脆弱性を解決します。ユーザーまたはアプリケーションが特別な細工がされた署名付きのポータブルの実行可能 (PE) ファイルを影響を受けるシステム上で実行またはインストールした場合、この脆弱性によりリモートでコードが実行される可能性があります。
このセキュリティ更新プログラムは、すべてのサポートされているリリースの Windows について、深刻度「緊急」と評価されています。詳細情報は、「影響を受けるソフトウェアおよび影響を受けないソフトウェア」セクションを参照してください。
このセキュリティ更新プログラムは、WinVerifyTrust 機能がポータブルの実行可能ファイルに対する Windows Authenticode Signature Verification を処理する方法を修正することにより、この脆弱性を解決します。この脆弱性の詳細については、このセキュリティ情報の後半にある脆弱性に関するサブセクション「よく寄せられる質問 (FAQ)」を参照してください。
推奨する対応策: ほとんどのお客様は自動更新を有効にしていて、このセキュリティ更新プログラムが自動的にダウンロードおよびインストールされるため、特別な措置を講じる必要はありません。自動更新を有効にしていない場合、この更新プログラムを手動で確認し、インストールする必要があります。自動更新の具体的な構成オプションの詳細については、サポート技術情報 294871 を参照してください。
管理者およびエンタープライズ インストール、またはこのセキュリティ更新プログラムを手動でインストールしたいエンド ユーザーについては、マイクロソフトは更新プログラム管理ソフトウェアまたは Microsoft Update サービスを使用して更新プログラムを確認してこの累積的な更新プログラムを直ちに適用することを推奨します。
このセキュリティ情報の後半の「検出および展開ツールとガイダンス」を参照してください。
サポート技術情報
- サポート技術情報:2893294
- ファイルに関する情報:あり
- SHA1/SHA2 ハッシュ:あり
- 既知の問題:あり
ここに記載されているソフトウェアをテストし、影響を受けるバージョンまたはエディションを確認しました。その他のバージョンまたはエディションはサポート ライフサイクルが終了したか、または影響を受けません。ご使用中のソフトウェアのバージョンまたはエディションのサポート ライフサイクルを確認するには、マイクロソフト サポート ライフサイクルの Web サイトを参照してください。
影響を受けるソフトウェア
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オペレーティング システム |
最も深刻な脆弱性の影響 |
総合的な深刻度 |
置き換えられる更新プログラム |
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Windows XP | |||
|
Windows XP Service Pack 3 |
リモートでコードが実行される |
緊急 |
なし |
|
Windows XP Professional x64 Edition Service Pack 2 |
リモートでコードが実行される |
緊急 |
なし |
|
Windows Server 2003 | |||
|
Windows Server 2003 Service Pack 2 |
リモートでコードが実行される |
緊急 |
なし |
|
リモートでコードが実行される |
緊急 |
なし | |
|
Windows Server 2003 with SP2 for Itanium-based Systems |
リモートでコードが実行される |
緊急 |
なし |
|
Windows Vista | |||
|
Windows Vista Service Pack 2 |
リモートでコードが実行される |
緊急 |
なし |
|
Windows Vista x64 Edition Service Pack 2 |
リモートでコードが実行される |
緊急 |
なし |
|
Windows Server 2008 | |||
|
Windows Server 2008 for 32-bit Systems Service Pack 2 |
リモートでコードが実行される |
緊急 |
なし |
|
Windows Server 2008 for x64-based Systems Service Pack 2 |
リモートでコードが実行される |
緊急 |
なし |
|
Windows Server 2008 for Itanium-based Systems Service Pack 2 |
リモートでコードが実行される |
緊急 |
なし |
|
Windows 7 | |||
|
リモートでコードが実行される |
緊急 |
なし | |
|
リモートでコードが実行される |
緊急 |
なし | |
|
Windows Server 2008 R2 | |||
|
Windows Server 2008 R2 for x64-based Systems Service Pack 1 |
リモートでコードが実行される |
緊急 |
なし |
|
Windows Server 2008 R2 for Itanium-based Systems Service Pack 1 |
リモートでコードが実行される |
緊急 |
なし |
|
Windows 8 および Windows 8.1 | |||
|
Windows 8 for 32-bit Systems |
リモートでコードが実行される |
緊急 |
なし |
|
Windows 8 for x64-based Systems |
リモートでコードが実行される |
緊急 |
なし |
|
Windows 8.1 for 32-bit Systems |
リモートでコードが実行される |
緊急 |
なし |
|
Windows 8.1 for x64-based Systems |
リモートでコードが実行される |
緊急 |
なし |
|
Windows Server 2012 および Windows Server 2012 R2 | |||
|
Windows Server 2012 |
リモートでコードが実行される |
緊急 |
なし |
|
Windows Server 2012 R2 |
リモートでコードが実行される |
緊急 |
なし |
|
Windows RT および Windows RT 8.1 | |||
|
Windows RT[1] |
リモートでコードが実行される |
緊急 |
なし |
|
Windows RT 8.1[1] |
リモートでコードが実行される |
緊急 |
なし |
|
Server Core インストール オプション | |||
|
Windows Server 2008 for 32-bit Systems Service Pack 2 (Server Core インストール) |
リモートでコードが実行される |
緊急 |
なし |
|
Windows Server 2008 for x64-based Systems Service Pack 2 (Server Core インストール) |
リモートでコードが実行される |
緊急 |
なし |
|
Windows Server 2008 R2 for x64-based Systems Service Pack 1 (Server Core インストール) |
リモートでコードが実行される |
緊急 |
なし |
|
Windows Server 2012 (Server Core インストール) |
リモートでコードが実行される |
緊急 |
なし |
|
Windows Server 2012 R2 (Server Core インストール) |
リモートでコードが実行される |
緊急 |
なし |
[1] この更新プログラムは、Windows Update からの提供となります。
なぜこのセキュリティ情報は 2014 年 7 月 30 日に更新されたのですか?
このセキュリティ情報では以前、マイクロソフト セキュリティ アドバイザリ 2915720 で説明されているより厳格な Authenticode 署名検証動作を、マイクロソフトが既定の機能としてリリースする予定であると伝えていました。しかし、マイクロソフトは顧客と共同でこの変更への適合を進めた結果、既存のソフトウェアへの影響が大きいと判断しました。したがってマイクロソフトは、より厳格な検証動作を既定の要件として適用する計画を中止しました。より厳格な検証の基礎的機能は実装されたままであり、お客様の選択に基づいて有効にすることができます。詳細については、マイクロソフト セキュリティ アドバイザリ 2915720 を参照してください。
この更新プログラムによって、機能にセキュリティ関連の変更が起こりますか?
はい。このセキュリティ情報の「脆弱性の情報」の欄に記載されている変更の他、この更新プログラムには Windows Authenticode 署名検証の動作の変更が含まれています。この変更は、お客様の選択に基づいてのみ有効になります。この更新プログラムをインストールしても、この変更は既定では有効になりません。詳細および変更を有効にする方法については、マイクロソフト セキュリティ アドバイザリ 2915720 を参照してください。
Windows 8.1 Preview および Windows Server 2012 R2 Preview は、このセキュリティ情報で説明されている脆弱性の影響を受けますか?
はい。更新プログラム 2893294 は、Windows 8.1 Preview および Windows Server 2012 R2 Preview で使用できます。これらのオペレーティング システムを実行しているお客様は、この更新プログラムをご使用のコンピューターに適用することをお勧めします。この更新プログラムは、Windows Update で利用可能です。
この更新プログラムを適用していますが、使用しているソフトウェアのデジタル署名は現在無効です。どうすればよいですか?
この更新プログラムにより WinVerifyTrust 機能が PE ファイルに対し厳格な Windows Authenticode Signature Verification を実行するようになります。更新プログラムを適用した後、Windows によりファイル内で Authenticode の仕様に準拠していないコンテンツが特定された場合、PE ファイルは「署名なし」とみなされます。これは、一部のインストーラーに影響を与える可能性があります。影響を受けるインストーラーを使用している場合、単一のファイルの検証済み部分のコンテンツのみを展開するインストーラーを使用することを推奨します。
このセキュリティ情報で説明しているソフトウェアの旧バージョンを使用しています。どうすればよいですか?
このセキュリティ情報の一覧の影響を受けるソフトウェアのテストを行い、影響を受けるリリースを確認しました。その他のリリースは、サポート ライフサイクルが終了しました。製品のライフサイクルに関する詳細については、マイクロソフト サポート ライフサイクルの Web サイトを参照してください。
今後、脆弱性の影響を受けないようにするため、旧リリースのソフトウェアを使用しているお客様は、サポート対象のリリースに移行することを強く推奨します。使用するソフトウェアのサポート ライフサイクルを確認するには、サービスパック ライフサイクル ポリシーを参照してください。これらのソフトウェアのリリースのサービス パックの詳細については、サービスパック ライフサイクル ポリシーを参照してください。
以前のソフトウェアに関するカスタム サポートが必要なお客様は、担当営業、またはマイクロソフト アカウント チームの担当者、担当テクニカル アカウント マネージャー (TAM)、またはカスタム サポート オプションのマイクロソフト パートナー担当者までご連絡ください。プレミア契約をお持ちでないお客様は、マイクロソフト サポート契約センター (営業時間 9:30-12:00 13:00-19:00 土日祝祭日を除く TEL:0120-17-0196 FAX:03-5388-8253) までお問い合わせください。連絡先の情報は、Microsoft Worldwide Information Web サイトの Contact Information のプルダウン リストから国を選択し、[Go] ボタンをクリックすると、連絡先の電話番号が表示されます。お問い合わせの際、お住まいの地域のプレミア サポート営業担当にご連絡ください。詳細については、マイクロソフト サポート ライフサイクル ポリシー FAQ を参照してください。
次の深刻度の評価は、脆弱性の影響が最も深刻な場合を想定しています。深刻度の評価およびセキュリティ上の影響に関連して、このセキュリティ情報の公開から 30 日以内にこの脆弱性が悪用される可能性に関する情報については、5 月のセキュリティ情報の概要の Exploitability Index (悪用可能性指標) を参照してください。詳細については、Microsoft Exploitability Index (悪用可能性指標) を参照してください。
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影響を受けるソフトウェアごとの脆弱性の深刻度および最大のセキュリティ上の影響 | ||
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影響を受けるソフトウェア |
WinVerifyTrust Signature Validation の脆弱性 - CVE-2013-3900 |
総合的な深刻度 |
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Windows XP | ||
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Windows XP Service Pack 3 |
緊急 |
緊急 |
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Windows XP Professional x64 Edition Service Pack 2 |
緊急 |
緊急 |
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Windows Server 2003 | ||
|
Windows Server 2003 Service Pack 2 |
緊急 |
緊急 |
|
Windows Server 2003 x64 Edition Service Pack 2 |
緊急 |
緊急 |
|
Windows Server 2003 with SP2 for Itanium-based Systems |
緊急 |
緊急 |
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Windows Vista | ||
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Windows Vista Service Pack 2 |
緊急 |
緊急 |
|
Windows Vista x64 Edition Service Pack 2 |
緊急 |
緊急 |
|
Windows Server 2008 | ||
|
Windows Server 2008 for 32-bit Systems Service Pack 2 |
緊急 |
緊急 |
|
Windows Server 2008 for x64-based Systems Service Pack 2 |
緊急 |
緊急 |
|
Windows Server 2008 for Itanium-based Systems Service Pack 2 |
緊急 |
緊急 |
|
Windows 7 | ||
|
Windows 7 for 32-bit Systems Service Pack 1 |
緊急 |
緊急 |
|
Windows 7 for x64-based Systems Service Pack 1 |
緊急 |
緊急 |
|
Windows Server 2008 R2 | ||
|
Windows Server 2008 R2 for x64-based Systems Service Pack 1 |
緊急 |
緊急 |
|
Windows Server 2008 R2 for Itanium-based Systems Service Pack 1 |
緊急 |
緊急 |
|
Windows 8 および Windows 8.1 | ||
|
Windows 8 for 32-bit Systems |
緊急 |
緊急 |
|
Windows 8 for x64-based Systems |
緊急 |
緊急 |
|
Windows 8.1 for 32-bit Systems |
緊急 |
緊急 |
|
Windows 8.1 for x64-based Systems |
緊急 |
緊急 |
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Windows Server 2012 および Windows Server 2012 R2 | ||
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Windows Server 2012 |
緊急 |
緊急 |
|
Windows Server 2012 R2 |
緊急 |
緊急 |
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Windows RT および Windows RT 8.1 | ||
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Windows RT[1] |
緊急 |
緊急 |
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Windows RT 8.1[1] |
緊急 |
緊急 |
|
Server Core インストール オプション | ||
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Windows Server 2008 for 32-bit Systems Service Pack 2 (Server Core インストール) |
緊急 |
緊急 |
|
Windows Server 2008 for x64-based Systems Service Pack 2 (Server Core インストール) |
緊急 |
緊急 |
|
Windows Server 2008 R2 for x64-based Systems Service Pack 1 (Server Core インストール) |
緊急 |
緊急 |
|
Windows Server 2012 (Server Core インストール) |
緊急 |
緊急 |
|
Windows Server 2012 R2 (Server Core インストール) |
緊急 |
緊急 |
WinVerifyTrust 機能がポータブルの実行可能 (PE) ファイルに対する Windows Authenticode Signature Verification を処理する方法に、リモートでコードが実行される脆弱性が存在します。匿名の攻撃者が、既存の署名済みの実行可能ファイルを変更して、署名を無効にせずにファイルに悪意のあるコードを追加するような方法で、ファイルの未検証の部分を利用して、この脆弱性を悪用する可能性があります。攻撃者がこの脆弱性の悪用に成功した場合、影響を受けるシステムを完全に制御する可能性があります。攻撃者は、その後、プログラムのインストール、データの表示、変更、削除などを行ったり、完全なユーザー権限を持つ新たなアカウントを作成したりする可能性があります。
Common Vulnerabilities and Exposures のリストの標準のエントリとしてこの脆弱性を確認するには、CVE-2013-3900 を参照してください。
問題を緩和する要素
マイクロソフトは、この脆弱性の問題を緩和する要素を確認していません。
回避策
マイクロソフトは、この脆弱性の回避策を確認していません。
よく寄せられる質問
この脆弱性により、どのようなことが起こる可能性がありますか?
これはリモートでコードが実行される脆弱性です。
何が原因で起こりますか?
この脆弱性は、Windows Authenticode の署名を検証する際に WinVerifyTrust 機能が特別な細工がされた PE ファイルのファイル ダイジェストを適切に検証しない場合に生じます。
Windows Authenticode 署名検証とは何ですか?
Windows Authenticode 署名検証では、主に 指定されたオブジェクトに対する署名の確認と信頼性の検証を行います。これらの操作は WinVerifyTrust 機能によって行われます。WinVerifyTrust 機能は、署名のチェックを実行し、アクション識別子をサポートする信頼できるプロバイダーに問い合わせがあれば渡します。WinVerifyTrust 機能の技術的な詳細については、「WinVerifyTrust function」(英語情報) を参照してください。
Authenticode の概要については、「Introduction to Code Signing」(英語情報) を参照してください。
Windows Authenticode Portable Executable Signature Format とは何ですか?
Authenticode はデジタル署名形式で、ソフトウェア バイナリの原点および整合性の確認のために使用します。Authenticode は、Public-Key Cryptography Standards (PKCS) #7 の署名データおよび X.509 証明書を使用して、Authenticode の署名済みバイナリをソフトウェア発行者の ID にバインドします。"Authenticode" 署名という用語は、デジタル証明形式を示し、Authenticode Signature Verification 機能を使用して作成および検証されます。この形式の詳細については、「Windows Authenticode Portable Executable Signature Format」(英語情報) を参照してください。
攻撃者は、この脆弱性を悪用して何を行う可能性がありますか?
ユーザーが管理者特権でログオンしている場合、攻撃者がこの脆弱性を悪用し、影響を受けるコンピューターを完全に制御する可能性があります。攻撃者は、その後、プログラムのインストール、データの表示、変更、削除などを行ったり、完全なユーザー権限を持つ新たなアカウントを作成したりする可能性があります。コンピューターでのユーザー権限が低い設定のアカウントを持つユーザーは、管理者特権で実行しているユーザーよりもこの脆弱性による影響が少ないと考えられます。
攻撃者はこの脆弱性をどのように悪用する可能性がありますか?
この脆弱性が悪用されるには、ユーザーまたはアプリケーションが特別に細工され、署名された PE ファイルを実行するか、インストールすることが攻撃者にとっての必要条件となります。攻撃者は、署名を検証せずに悪質なコードを含むように既存の署名ファイルを改ざんする可能性があります。このコードは、署名付きの PE ファイルが起動された際に特権のコンテキストで実行される可能性があります。
電子メールの攻撃シナリオでは、攻撃者は特別に細工された PE ファイルを添付した電子メール メッセージをユーザーに送信し、ユーザーにその PE ファイルを開くよう誘導することにより、この脆弱性を悪用する可能性があります。
Web ベースの攻撃のシナリオでは、特別に細工された PE ファイルを含む Web サイトをホストすることが、攻撃者にとっての必要条件となります。さらに、侵害された Web サイトやユーザー提供のコンテンツを受け入れたりホストしたりする Web サイトに、この脆弱性の悪用に使用できる特別に細工されたコンテンツが含まれている可能性があります。攻撃者にとって、ユーザーを特別な細工がされた PE ファイルをホストする Web サイトを強制的に訪問させる方法はないと考えられます。そのかわり、通常、ユーザーに電子メール メッセージまたはインスタント メッセンジャーのメッセージ内のリンクをクリックさせて攻撃者の Web サイトに誘導することにより、ユーザーを攻撃者の Web サイトに訪問させることが攻撃者にとっての必要条件となります。
主にどのようなコンピューターがこの脆弱性による危険にさらされますか?
主に、ワークステーションおよびターミナル サーバーが、この脆弱性による危険にさらされます。
この更新プログラムは何を修正しますか?
この更新プログラムは、WinVerifyTrust 機能がポータブルの実行可能ファイルに対する Windows Authenticode Signature Verification を処理する方法を修正することにより、この脆弱性を解決します。
注: この更新プログラムにより WinVerifyTrust 機能が PE ファイルに対し厳格な Windows Authenticode Signature Verification を実行するようになります。更新プログラムを適用した後、Windows によりファイル内で Authenticode の仕様に準拠していないコンテンツが特定された場合、PE ファイルは「署名なし」とみなされます。これは、一部のインストーラーに影響を与える可能性があります。影響を受けるインストーラーを使用している場合、単一のファイルの検証済み部分のコンテンツのみを展開するインストーラーを使用することを推奨します。
このセキュリティ情報のリリース時に、この脆弱性は一般に公開されていたのですか?
いいえ。マイクロソフトは、協調的な脆弱性の公開を通じてこの脆弱性に関する情報を得ました。
このセキュリティ情報のリリース時に、マイクロソフトはこの脆弱性が悪用されたという報告を受けていましたか?
はい。マイクロソフトはこの脆弱性を悪用しようとする標的型攻撃を確認しました。
管理者がセキュリティ更新プログラムを展開するときに役立つリソースがいくつかあります。
- Microsoft Baseline Security Analyzer (MBSA) を使用して、管理者はローカル システムとリモート システムの不足しているセキュリティ更新プログラムと一般的な誤ったセキュリティ構成をスキャンできます。
- Windows Server Update Services (WSUS)、Systems Management Server (SMS)、および System Center Configuration Manager は、管理者がセキュリティ更新プログラムを配布するときに役に立ちます。
- Application Compatibility Toolkit に含まれている Update Compatibility Evaluator コンポーネントは、インストールされているアプリケーションに対する Windows の更新プログラムのテストおよび確認を効率化する手助けをします。
利用可能なこれらのツールおよび他のツールの詳細については、「セキュリティ ツール」を参照してください。
Windows XP (すべてのエディション)
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セキュリティ更新プログラムのファイル名 |
Windows XP Service Pack 3: |
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Windows XP Professional x64 Edition Service Pack 2: |
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インストール スイッチ |
サポート技術情報 262841 を参照してください。 |
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更新ログ ファイル |
KB2893294.log |
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再起動の必要性 |
はい。セキュリティ更新プログラムを適用してから、コンピューターを再起動する必要があります。 |
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削除に関する情報 |
[コントロール パネル] の [プログラムの追加と削除] または %Windir%\$NTUninstallKB2893294$\Spuninst フォルダーの Spuninst.exe ユーティリティを使用します。 |
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ファイルに関する情報 |
サポート技術情報 2893294 を参照してください。 |
|
レジストリ キーの確認 |
すべてのサポートされている 32 ビット版の Windows XP: |
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すべてのサポートされている x64-based エディションの Windows XP: |
Windows Server 2003 (すべてのエディション)
参照表
次の表では、このソフトウェア用のセキュリティ更新プログラムの情報を記載しています。
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セキュリティ更新プログラムのファイル名 |
すべてのサポートされている 32 ビット版の Windows Server 2003: |
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すべてのサポートされている x64-based エディションの Windows Server 2003: |
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すべてのサポートされている Itanium-based エディションの Windows Server 2003: |
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インストール スイッチ |
サポート技術情報 262841 を参照してください。 |
|
更新ログ ファイル |
KB2893294.log |
|
再起動の必要性 |
はい。セキュリティ更新プログラムを適用してから、コンピューターを再起動する必要があります。 |
|
削除に関する情報 |
[コントロール パネル] の [プログラムの追加と削除] または %Windir%\$NTUninstallKB2893294$\Spuninst フォルダーの Spuninst.exe ユーティリティを使用します。 |
|
ファイルに関する情報 |
サポート技術情報 2893294 を参照してください。 |
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レジストリ キーの確認 |
HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Updates\Windows Server 2003\SP3\KB2893294\Filelist |
Windows Vista (すべてのエディション)
参照表
次の表では、このソフトウェア用のセキュリティ更新プログラムの情報を記載しています。
|
セキュリティ更新プログラムのファイル名 |
すべてのサポートされている 32 ビット版の Windows Vista: |
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|
すべてのサポートされている x64-based エディションの Windows Vista: |
|
インストール スイッチ |
サポート技術情報 934307 を参照してください。 |
|
再起動の必要性 |
はい。セキュリティ更新プログラムを適用してから、コンピューターを再起動する必要があります。 |
|
削除に関する情報 |
WUSA.exe は更新プログラムのアンインストールをサポートしていません。WUSA.exe によりインストールされた更新プログラムをアンインストールするには、[コントロール パネル] をクリックし、次に [セキュリティ センター] をクリックします。[Windows Update] の下の [インストールされた更新プログラム] をクリックして、更新プログラムの一覧から選択します。 |
|
ファイルに関する情報 |
サポート技術情報 2893294 を参照してください。 |
|
レジストリ キーの確認 |
注: この更新プログラムが存在しているかどうかを検証するためのレジストリ キーはありません。 |
Windows Server 2008 (すべてのエディション)
参照表
次の表では、このソフトウェア用のセキュリティ更新プログラムの情報を記載しています。
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セキュリティ更新プログラムのファイル名 |
すべてのサポートされている 32 ビット版の Windows Server 2008: |
|
|
すべてのサポートされている x64-based エディションの Windows Server 2008: |
|
|
すべてのサポートされている Itanium-based エディションの Windows Server 2008: |
|
インストール スイッチ |
サポート技術情報 934307 を参照してください。 |
|
再起動の必要性 |
はい。セキュリティ更新プログラムを適用してから、コンピューターを再起動する必要があります。 |
|
削除に関する情報 |
WUSA.exe は更新プログラムのアンインストールをサポートしていません。WUSA.exe によりインストールされた更新プログラムをアンインストールするには、[コントロール パネル] をクリックし、次に [セキュリティ センター] をクリックします。[Windows Update] の下の [インストールされた更新プログラム] をクリックして、更新プログラムの一覧から選択します。 |
|
ファイルに関する情報 |
サポート技術情報 2893294 を参照してください。 |
|
レジストリ キーの確認 |
注: この更新プログラムが存在しているかどうかを検証するためのレジストリ キーはありません。 |
Windows 7 (すべてのエディション)
参照表
次の表では、このソフトウェア用のセキュリティ更新プログラムの情報を記載しています。
|
セキュリティ更新プログラムのファイル名 |
すべてのサポートされている 32 ビット版の Windows 7: |
|
|
すべてのサポートされている x64-based エディションの Windows 7: |
|
インストール スイッチ |
サポート技術情報 934307 を参照してください。 |
|
再起動の必要性 |
はい。セキュリティ更新プログラムを適用してから、コンピューターを再起動する必要があります。 |
|
削除に関する情報 |
WUSA によりインストールされた更新プログラムをアンインストールするためには、/Uninstall セットアップ スイッチを使用するあるいは、[コントロール パネル] をクリックし、[システムとセキュリティ] をクリックし、[Windows Update] の下の [インストールされた更新プログラムを表示] をクリックし、更新プログラムの一覧から選択します。 |
|
ファイルに関する情報 |
サポート技術情報 2893294 を参照してください。 |
|
レジストリ キーの確認 |
注: この更新プログラムが存在しているかどうかを検証するためのレジストリ キーはありません。 |
Windows Server 2008 R2 (すべてのエディション)
参照表
次の表では、このソフトウェア用のセキュリティ更新プログラムの情報を記載しています。
|
セキュリティ更新プログラムのファイル名 |
すべてのサポートされている x64-based エディションの Windows Server 2008 R2: |
|
|
すべてのサポートされている Itanium-based エディションの Windows Server 2008 R2: |
|
インストール スイッチ |
サポート技術情報 934307 を参照してください。 |
|
再起動の必要性 |
はい。セキュリティ更新プログラムを適用してから、コンピューターを再起動する必要があります。 |
|
削除に関する情報 |
WUSA によりインストールされた更新プログラムをアンインストールするためには、/Uninstall セットアップ スイッチを使用するあるいは、[コントロール パネル] をクリックし、[システムとセキュリティ] をクリックし、[Windows Update] の下の [インストールされた更新プログラムを表示] をクリックし、更新プログラムの一覧から選択します。 |
|
ファイルに関する情報 |
サポート技術情報 2893294 を参照してください。 |
|
レジストリ キーの確認 |
注: この更新プログラムが存在しているかどうかを検証するためのレジストリ キーはありません。 |
Windows 8 および Windows 8.1 (すべてのエディション)
参照表
次の表では、このソフトウェア用のセキュリティ更新プログラムの情報を記載しています。
|
セキュリティ更新プログラムのファイル名 |
すべてのサポートされている 32 ビット版の Windows 8: |
|
|
すべてのサポートされている x64-based エディションの Windows 8: |
|
|
すべてのサポートされている 32 ビット版の Windows 8.1: |
|
|
すべてのサポートされている x64-based エディションの Windows 8.1: |
|
インストール スイッチ |
サポート技術情報 934307 を参照してください。 |
|
再起動の必要性 |
はい。セキュリティ更新プログラムを適用してから、コンピューターを再起動する必要があります。 |
|
削除に関する情報 |
WUSA によってインストールされた更新プログラムをアンインストールするためには、/Uninstall セットアップ スイッチを使用するか、[コントロール パネル]、[システムとセキュリティ]、[Windows Update]、[インストールされた更新プログラム] の順にクリックし、更新プログラムの一覧から選択します。 |
|
ファイルに関する情報 |
サポート技術情報 2893294 を参照してください。 |
|
レジストリ キーの確認 |
注: この更新プログラムが存在しているかどうかを検証するためのレジストリ キーはありません。 |
Windows Server 2012 および Windows Server 2012 R2 (すべてのエディション)
参照表
次の表では、このソフトウェア用のセキュリティ更新プログラムの情報を記載しています。
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セキュリティ更新プログラムのファイル名 |
すべてのサポートされているエディションの Windows Server 2012: |
|
|
すべてのサポートされている Windows Server 2012 R2: |
|
インストール スイッチ |
サポート技術情報 934307 を参照してください。 |
|
再起動の必要性 |
はい。セキュリティ更新プログラムを適用してから、コンピューターを再起動する必要があります。 |
|
削除に関する情報 |
WUSA によってインストールされた更新プログラムをアンインストールするためには、/Uninstall セットアップ スイッチを使用するか、[コントロール パネル]、[システムとセキュリティ]、[Windows Update]、[インストールされた更新プログラム] の順にクリックし、更新プログラムの一覧から選択します。 |
|
ファイルに関する情報 |
サポート技術情報 2893294 を参照してください。 |
|
レジストリ キーの確認 |
注: この更新プログラムが存在しているかどうかを検証するためのレジストリ キーはありません。 |
Windows RT および Windows RT 8.1 (すべてのエディション)
参照表
次の表では、このソフトウェア用のセキュリティ更新プログラムの情報を記載しています。
|
適用 |
この更新プログラムは、Windows Update を介してのみ入手可能です。 |
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再起動の必要性 |
はい。セキュリティ更新プログラムを適用してから、コンピューターを再起動する必要があります。 |
|
削除に関する情報 |
[コントロール パネル]、[システムとセキュリティ]、[Windows Update]、[インストールされた更新プログラム] の順にクリックし、更新プログラムの一覧から選択します。 |
|
ファイルに関する情報 |
サポート技術情報 2893294 を参照してください。 |
この問題を連絡し、顧客の保護に協力してくださった下記の方に対し、マイクロソフトは深い謝意を表します。
- WinVerifyTrust Signature Validation の脆弱性 (CVE-2013-3900) を報告してくださった Kingsoft Internet Security Software Co. Ltd の Kingsoft インターネット セキュリティ センター
Microsoft Active Protections Program (MAPP)
お客様のセキュリティ保護をより向上させるために、マイクロソフトは、月例のセキュリティ更新プログラムの公開に先立ち、脆弱性情報を主要なセキュリティ ソフトウェア プロバイダーに提供しています。セキュリティ ソフトウェア プロバイダーは、この脆弱性の情報を使用し、ウイルス対策、ネットワーク ベースの侵入検出システムまたはホスト ベースの侵入防止システムを介して、お客様に最新の保護環境を提供します。このような保護環境を提供するセキュリティ ソフトウェア ベンダーの情報については、Microsoft Active Protections Program (MAPP) パートナーに記載されている各社の Web サイトを参照してください。
サポート
このセキュリティ更新プログラムに関するヘルプとサポートを受ける方法
- 更新プログラムのインストールのヘルプ:Microsoft Update のサポート
- IT プロフェッショナル向けのセキュリティ ソリューション:TechNet セキュリティに関するトラブルシューティングとサポート
- Windows を実行しているコンピューターのウイルスおよびマルウェアからの保護のヘルプ:ウイルスとセキュリティ サポート ページ
- 国ごとのローカルサポート:Microsoft サポート
免責
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更新履歴
- V1.0 (2013/12/11):このセキュリティ情報ページを公開しました。
- V1.1 (2013/12/19):サポート技術情報の欄に記載されている既知の問題の項目を「なし」から「あり」に変更しました。
- V1.2 (2013/12/24):サポート技術情報の欄に記載されている既知の問題の項目を「あり」から「なし」に変更しました。また、CVE-2013-3900 の脆弱性に関してよく寄せられる質問で、「この更新プログラムはどのように問題を修正しますか?」に情報を追加しました。これらは、いずれも情報のみの変更です。
- V1.3 (2014/03/03):このセキュリティ情報ページを更新し、Windows 8.1 for 32-bit Systems、Windows 8.1 for x64-based Systems、Windows RT 8.1、および Windows Server 2012 R2 用の更新プログラム 2893294 の検出を変更したことをお知らせしました。これは、検出のみの変更です。更新プログラムのファイルへの変更はありません。システムを正常に更新済みのお客様は、措置を講じる必要はありません。
- V1.4 (2014/05/22):このセキュリティ情報ページを更新し、非準拠のバイナリが署名済みとして認識されなくなる時期について、新しい期日 2014 年 8 月 12 日を反映しました。
- V1.5 (2014/06/05):サポート技術情報の欄に記載されている既知の問題の項目を「なし」から「あり」に変更しました。
- V1.6 (2014/07/30):このセキュリティ情報ページを更新し、マイクロソフトが、サポートされているリリースの Microsoft Windows で、より厳格な検証動作を既定の機能として適用する計画を中止したことをお知らせしました。この機能は引き続き、お客様が使用するかどうかを選択する機能として提供されます。