マイクロソフト セキュリティ情報 MS14-015 - 重要

Windows カーネルモード ドライバーの脆弱性により、特権が昇格される (2930275)

公開日: 2014年3月12日

バージョン: 1.0

概説

概要

このセキュリティ更新プログラムは Microsoft Windows に存在する 1 件の一般に公開された脆弱性および 1 件の非公開で報告された脆弱性を解決します。深刻な方の脆弱性により、攻撃者がコンピューターにログオンし、特別に細工したアプリケーションを実行した場合、特権が昇格される可能性があります。これらの脆弱性が悪用されるには、有効なログオン資格情報を所持し、ローカルでログオンできることが攻撃者にとっての必要条件となります。

このセキュリティ更新プログラムは、すべてのサポートされているリリースの Microsoft Windows について、深刻度を「重要」と評価しています。詳細情報については、このセクションの「影響を受けるソフトウェアおよび影響を受けないソフトウェア」のサブセクションを参照してください。

このセキュリティ更新プログラムは、Windows カーネルモード ドライバーがメモリ内のオブジェクトを処理する方法を修正することによりこの脆弱性を解決します。これらの脆弱性の詳細については、次の「脆弱性の情報」のセクションの特定の脆弱性に関するサブセクション「よく寄せられる質問 (FAQ)」を参照してください。

推奨する対応策: ほとんどのお客様は自動更新を有効にしていて、このセキュリティ更新プログラムが自動的にダウンロードおよびインストールされるため、特別な措置を講じる必要はありません。自動更新を有効にしていない場合、この更新プログラムを手動で確認し、インストールする必要があります。自動更新の具体的な構成オプションの詳細については、サポート技術情報 294871 を参照してください。

管理者およびエンタープライズのインストール、またはこのセキュリティ更新プログラムを手動でインストールしたいエンドユーザーは、更新プログラムの管理ソフトウェアまたは Microsoft Update サービスで更新プログラムを確認して、この更新プログラムをできる限り早期に適用することを推奨します。

このセキュリティ情報の後半の「検出および展開ツールとガイダンス」を参照してください。

サポート技術情報

サポート技術情報 2930275
ファイルに関する情報あり
SHA1/SHA2 ハッシュあり
既知の問題なし

影響を受けるソフトウェアおよび影響を受けないソフトウェア

ここに記載されているソフトウェアをテストし、影響を受けるバージョンまたはエディションを確認しました。その他のバージョンまたはエディションはサポート ライフサイクルが終了したか、または影響を受けません。ご使用中のソフトウェアのバージョンまたはエディションのサポート ライフサイクルを確認するには、マイクロソフト サポート ライフサイクルの Web サイトを参照してください。

影響を受けるソフトウェア

オペレーティング システム最も深刻な脆弱性の影響総合的な深刻度置き換えられる更新プログラム
Windows XP
Windows XP Service Pack 3
(2930275)
特権の昇格重要 MS13-101 の 2893984
Windows XP Professional x64 Edition Service Pack 2
(2930275)
特権の昇格重要 MS13-101 の 2893984
Windows Server 2003
Windows Server 2003 Service Pack 2
(2930275)
特権の昇格重要 MS13-101 の 2893984
Windows Server 2003 x64 Edition Service Pack 2
(2930275)
特権の昇格重要 MS13-101 の 2893984
Windows Server 2003 with SP2 for Itanium-based Systems
(2930275)
特権の昇格重要 MS13-101 の 2893984
Windows Vista
Windows Vista Service Pack 2
(2930275)
特権の昇格重要 MS13-101 の 2893984
Windows Vista x64 Edition Service Pack 2
(2930275)
特権の昇格重要 MS13-101 の 2893984
Windows Server 2008
Windows Server 2008 for 32-bit Systems Service Pack 2
(2930275)
特権の昇格重要 MS13-101 の 2893984
Windows Server 2008 for x64-based Systems Service Pack 2
(2930275)
特権の昇格重要 MS13-101 の 2893984
Windows Server 2008 for Itanium-based Systems Service Pack 2
(2930275)
特権の昇格重要 MS13-101 の 2893984
Windows 7
Windows 7 for 32-bit Systems Service Pack 1
(2930275)
特権の昇格重要 MS14-003 の 2913602
Windows 7 for x64-based Systems Service Pack 1
(2930275)
特権の昇格重要 MS14-003 の 2913602
Windows Server 2008 R2
Windows Server 2008 R2 for x64-based Systems Service Pack 1
(2930275)
特権の昇格重要 MS14-003 の 2913602
Windows Server 2008 R2 for Itanium-based Systems Service Pack 1
(2930275)
特権の昇格重要 MS14-003 の 2913602
Windows 8 と Windows 8.1
Windows 8 for 32-bit Systems
(2930275)
特権の昇格重要 MS13-101 の 2893984
Windows 8 for x64-based Systems
(2930275)
特権の昇格重要 MS13-101 の 2893984
Windows 8.1 for 32-bit Systems
(2930275)
特権の昇格重要 MS13-101 の 2893984
Windows 8.1 for x64-based Systems
(2930275)
特権の昇格重要 MS13-101 の 2893984
Windows Server 2012 および Windows Server 2012 R2
Windows Server 2012
(2930275)
特権の昇格重要 MS13-101 の 2893984
Windows Server 2012 R2
(2930275)
特権の昇格重要 MS13-101 の 2893984
Windows RT および Windows RT 8.1
Windows RT[1]
(2930275)
特権の昇格重要 MS13-101 の 2893984
Windows RT 8.1[1]
(2930275)
特権の昇格重要 MS13-101 の 2893984
Server Core インストール オプション
Windows Server 2008 for 32-bit Systems Service Pack 2 (Server Core インストール)
(2930275)
特権の昇格重要 MS13-101 の 2893984
Windows Server 2008 for x64-based Systems Service Pack 2 (Server Core インストール)
(2930275)
特権の昇格重要 MS13-101 の 2893984
Windows Server 2008 R2 for x64-based Systems Service Pack 1 (Server Core インストール)
(2930275)
特権の昇格重要 MS14-003 の 2913602
Windows Server 2012 (Server Core インストール)
(2930275)
特権の昇格重要 MS13-101 の 2893984
Windows Server 2012 R2 (Server Core インストール)
(2930275)
特権の昇格重要 MS13-101 の 2893984

[1] この更新プログラムは、Windows Update を介して入手可能です。

  

なぜこの更新プログラムはいくつかの報告されたセキュリティ上の脆弱性を解決するのですか? 
これらの問題を解決するために必要な変更が関連するファイルに存在するため、この更新プログラムはいくつかの脆弱性を解決します。

このセキュリティ情報で説明しているソフトウェアの旧バージョンを使用しています。どうすればよいですか? 
このセキュリティ情報の一覧の影響を受けるソフトウェアのテストを行い、影響を受けるリリースを確認しました。その他のリリースは、サポート ライフサイクルが終了しました。製品のライフサイクルに関する詳細については、マイクロソフト サポート ライフサイクルの Web サイトを参照してください。

今後、脆弱性の影響を受けないようにするため、旧リリースのソフトウェアを使用しているお客様は、サポート対象のリリースに移行することを強く推奨します。使用するソフトウェアのサポート ライフサイクルを確認するには、サービスパック ライフサイクル ポリシーを参照してください。これらのソフトウェアのリリースのサービス パックの詳細については、サービスパック ライフサイクル ポリシーを参照してください。

以前のソフトウェアに関するカスタム サポートが必要なお客様は、担当営業、またはマイクロソフト アカウント チームの担当者、担当テクニカル アカウント マネージャー (TAM)、またはカスタム サポート オプションのマイクロソフト パートナー担当者までご連絡ください。プレミア契約をお持ちでないお客様は、マイクロソフト サポート契約センター (営業時間 9:30-12:00 13:00-19:00 土日祝祭日を除く TEL:0120-17-0196 FAX:03-5388-8253) までお問い合わせください。連絡先の情報は、Microsoft Worldwide Information Web サイトの Contact Information のプルダウン リストから国を選択し、[Go] ボタンをクリックすると、連絡先の電話番号が表示されます。お問い合わせの際、お住まいの地域のプレミア サポート営業担当にご連絡ください。詳細については、マイクロソフト サポート ライフサイクル ポリシー FAQ を参照してください。

脆弱性の情報

次の深刻度の評価は、脆弱性の影響が最も深刻な場合を想定しています。深刻度の評価およびセキュリティ上の影響に関連して、このセキュリティ情報の公開から 30 日以内にこの脆弱性が悪用される可能性に関する情報については、3 月のセキュリティ情報の概要の Exploitability Index (悪用可能性指標) を参照してください。詳細については、Microsoft Exploitability Index (悪用可能性指標) を参照してください。

影響を受けるソフトウェアごとの脆弱性の深刻度および最大のセキュリティ上の影響
影響を受けるソフトウェアWin32k の特権の昇格の脆弱性 - CVE-2014-0300Win32k の情報漏えいの脆弱性 - CVE-2014-0323 総合的な深刻度
Windows XP
Windows XP Service Pack 3重要 
特権の昇格
重要 
情報漏えい
重要
Windows XP Professional x64 Edition Service Pack 2 重要 
特権の昇格
重要 
情報漏えい
重要
Windows Server 2003
Windows Server 2003 Service Pack 2 重要 
特権の昇格
重要 
情報漏えい
重要
Windows Server 2003 x64 Edition Service Pack 2 重要 
特権の昇格
重要 
情報漏えい
重要
Windows Server 2003 with SP2 for Itanium-based Systems 重要 
特権の昇格
重要 
情報漏えい
重要
Windows Vista
Windows Vista Service Pack 2 重要 
特権の昇格
重要 
情報漏えい
重要
Windows Vista x64 Edition Service Pack 2 重要 
特権の昇格
重要 
情報漏えい
重要
Windows Server 2008
Windows Server 2008 for 32-bit Systems Service Pack 2 重要 
特権の昇格
重要 
情報漏えい
重要
Windows Server 2008 for x64-based Systems Service Pack 2 重要 
特権の昇格
重要 
情報漏えい
重要
Windows Server 2008 for Itanium-based Systems Service Pack 2 重要 
特権の昇格
重要 
情報漏えい
重要
Windows 7
Windows 7 for 32-bit Systems Service Pack 1 重要 
特権の昇格
重要 
情報漏えい
重要
Windows 7 for x64-based Systems Service Pack 1 重要 
特権の昇格
重要 
情報漏えい
重要
Windows Server 2008 R2
Windows Server 2008 R2 for x64-based Systems Service Pack 1 重要 
特権の昇格
重要 
情報漏えい
重要
Windows Server 2008 R2 for Itanium-based Systems Service Pack 1 重要 
特権の昇格
重要 
情報漏えい
重要
Windows 8 と Windows 8.1
Windows 8 for 32-bit Systems 重要 
特権の昇格
警告 
サービス拒否
重要
Windows 8 for x64-based Systems 重要 
特権の昇格
警告 
サービス拒否
重要
Windows 8.1 for 32-bit Systems 重要 
特権の昇格
警告 
サービス拒否
重要
Windows 8.1 for x64-based Systems 重要 
特権の昇格
警告 
サービス拒否
重要
Windows Server 2012 および Windows Server 2012 R2
Windows Server 2012 重要 
特権の昇格
警告 
サービス拒否
重要
Windows Server 2012 R2 重要 
特権の昇格
警告 
サービス拒否
重要
Windows RT および Windows RT 8.1
Windows RT重要 
特権の昇格
警告 
サービス拒否
重要
Windows RT 8.1重要 
特権の昇格
警告 
サービス拒否
重要
Server Core インストール オプション
Windows Server 2008 for 32-bit Systems Service Pack 2 (Server Core インストール)重要 
特権の昇格
重要 
情報漏えい
重要
Windows Server 2008 for x64-based Systems Service Pack 2 (Server Core インストール) 重要 
特権の昇格
重要 
情報漏えい
重要
Windows Server 2008 R2 for x64-based Systems Service Pack 1 (Server Core インストール) 重要 
特権の昇格
重要 
情報漏えい
重要
Windows Server 2012 (Server Core インストール) 重要 
特権の昇格
警告 
サービス拒否
重要
Windows Server 2012 R2 (Server Core インストール) 重要 
特権の昇格
警告 
サービス拒否
重要

Windows カーネルモード ドライバーがメモリ内のオブジェクトを正しく処理しない場合に、特権の昇格の脆弱性が存在します。この脆弱性を攻撃者が悪用した場合、攻撃者の特権が昇格され、任意の量のカーネル メモリが読み取られる可能性があります。

Common Vulnerabilities and Exposures のリストの標準のエントリとしてこの脆弱性を確認するには、CVE-2014-0300 を参照してください。

問題を緩和する要素

緩和する要素は、既定の状態における設定、一般的な構成または最善策を示し、脆弱性悪用の深刻度が下がる場合があります。お客様の状況で、次の「緩和する要素」が役立つ場合があります。

  • この脆弱性が悪用されるには、有効な資格情報を所有し、ローカルでログオンできることが攻撃者にとっての必要条件となります。

回避策

マイクロソフトは、この脆弱性の回避策を確認していません。

よく寄せられる質問

この脆弱性により、どのようなことが起こる可能性がありますか? 
これは、特権の昇格の脆弱性です。

何が原因で起こりますか? 
この脆弱性は、Windows カーネルモード ドライバーがメモリ内のオブジェクトを正しく処理しない場合に起こります。

Windows カーネル モード ドライバー (win32k.sys) とは何ですか? 
Win32k.sys とは、カーネルモード デバイス ドライバーで、Windows サブシステムのカーネル部分です。これにはウィンドウの表示を制御し、画面の出力を管理し、キーボードやマウス、その他のデバイスからの入力を収集し、ユーザーのメッセージをアプリケーションに渡すウィンドウ マネージャーが含まれています。またグラフィックスの出力デバイスの機能のライブラリであるグラフィック デバイス インターフェイス (GDI) も含まれています。また、別のドライバー (dxgkrnl.sys) に実装されている DirectX サポートのラッパーとしても機能します。

Windows カーネルとは何ですか? 
Windows カーネルとはオペレーティング システムの中心となる部分です。デバイスやメモリの管理、処理時の時間の割り当て、およびエラー処理の管理など、システムレベルのサービスを提供します。

攻撃者は、この脆弱性を悪用して何を行う可能性がありますか? 
攻撃者によりこの脆弱性が悪用された場合、カーネルモード内の任意のコードが実行される可能性があります。その後、攻撃者はプログラムのインストール、データの表示、変更、削除、または完全な管理者権限を持つ新たなアカウントを作成する可能性があります。

攻撃者はこの 脆弱性をどのように悪用する可能性がありますか? 
この脆弱性の悪用には、攻撃者はまずシステムにログオンする必要があります。そして、特権を昇格させるために作られた特別な細工がされたアプリケーションを実行する可能性があります。

主にどのようなコンピューターがこの脆弱性による危険にさらされますか? 
主に、ワークステーションおよびターミナル サーバーが、この脆弱性による危険にさらされます。管理者がユーザーにサーバーへのログオンおよびプログラムの実行を許可している場合、サーバーが影響を受ける可能性が高くなります。しかし、最善策では、これを許可しないことを強く推奨しています。

この更新プログラムはどのように問題を修正しますか? 
この更新プログラムは、Windows カーネルモード ドライバーがメモリ内のオブジェクトを処理する方法を修正することによりこの脆弱性を解決します。

このセキュリティ情報のリリース時に、この脆弱性は一般に公開されていたのですか? 
いいえ。マイクロソフトは協調的な脆弱性の公開を通して、この脆弱性に関する情報を受けました。

このセキュリティ情報のリリース時に、マイクロソフトはこの脆弱性が悪用されたという報告を受けていましたか? 
いいえ。マイクロソフトは、このセキュリティ情報が最初に公開された際に、この脆弱性が一般で悪用され、お客様が攻撃されていたことを示す情報を受けていませんでした。

Windows カーネルモード ドライバーがメモリ内のオブジェクトを正しく処理しない場合に、情報漏えいの脆弱性が存在します。

Common Vulnerabilities and Exposures のリストの標準のエントリとしてこの脆弱性を確認するには、CVE-2014-0323 を参照してください。

問題を緩和する要素

緩和する要素は、既定の状態における設定、一般的な構成または最善策を示し、脆弱性悪用の深刻度が下がる場合があります。お客様の状況で、次の「緩和する要素」が役立つ場合があります。
  • この脆弱性が悪用されるには、有効な資格情報を所有し、ローカルでログオンできることが攻撃者にとっての必要条件となります。

回避策

マイクロソフトは、この脆弱性の回避策を確認していません。

よく寄せられる質問

この脆弱性により、どのようなことが起こる可能性がありますか? 
これは情報漏えいの脆弱性です。

何が原因で起こりますか? 
この脆弱性は、Windows カーネルモード ドライバーがメモリ内のオブジェクトを正しく処理しない場合に起こります。

Windows カーネルモード ドライバー (win32k.sys) とは何ですか? 
Win32k.sys とは、カーネルモード デバイス ドライバーで、Windows サブシステムのカーネル部分です。これにはウィンドウの表示を制御し、画面の出力を管理し、キーボードやマウス、その他のデバイスからの入力を収集し、ユーザーのメッセージをアプリケーションに渡すウィンドウ マネージャーが含まれています。またグラフィックスの出力デバイスの機能のライブラリであるグラフィック デバイス インターフェイス (GDI) も含まれています。また、別のドライバー (dxgkrnl.sys) に実装されている DirectX サポートのラッパーとしても機能します。

Windows カーネルとは何ですか? 
Windows カーネルとはオペレーティング システムの中心となる部分です。デバイスやメモリの管理、処理時の時間の割り当て、およびエラー処理の管理など、システムレベルのサービスを提供します。

攻撃者は、この脆弱性を悪用して何を行う可能性がありますか? 
Windows XP、Windows Server 2003、Windows Vista、Windows Server 2008、Windows 7、および Windows Server 2008 R2 で、攻撃者によってこの脆弱性が悪用された場合、ローカル システム上のカーネル メモリから情報漏えいを起こす可能性があります。この脆弱性により、攻撃者は直接コードを実行したり、ユーザーの権限を昇格させたりできませんが、攻撃者はこの脆弱性を悪用し、攻撃に使用する情報を作成し、影響を受けるコンピューターをさらに侵害しようとする可能性があります。

Windows 8、Windows 8.1、Windows Server 2012、Windows Server 2012 R2、Windows RT、および Windows RT 8.1 で、攻撃者によりこの脆弱性が悪用された場合、標的となるシステムが応答しなくなる可能性があります。

攻撃者はこの脆弱性をどのように悪用する可能性がありますか? 
この脆弱性の悪用には、攻撃者はまずシステムにログオンする必要があります。そして、情報を漏えいさせるように作られた特別な細工がされたアプリケーションを実行する可能性があります。

主にどのようなコンピューターがこの脆弱性による危険にさらされますか? 
主に、ワークステーションおよびターミナル サーバーが、この脆弱性による危険にさらされます。管理者がユーザーにサーバーへのログオンおよびプログラムの実行を許可している場合、サーバーが影響を受ける可能性が高くなります。しかし、最善策では、これを許可しないことを強く推奨しています。

この更新プログラムはどのように問題を修正しますか? 
この更新プログラムは、Windows カーネルモード ドライバーがメモリ内のオブジェクトを処理する方法を修正することによりこの脆弱性を解決します。

このセキュリティ情報のリリース時に、この脆弱性は一般に公開されていたのですか? 
はい。この脆弱性は一般で公開されていました。この脆弱性には Common Vulnerability and Exposure の番号 CVE-2014-0323 が割り当てられています。

このセキュリティ情報のリリース時に、マイクロソフトはこの脆弱性が悪用されたという報告を受けていましたか? 
いいえ。マイクロソフトは、このセキュリティ情報が最初に公開された際に、この脆弱性が一般で悪用され、お客様が攻撃されていたことを示す情報を受けていませんでした。

更新プログラムに関する情報

管理者がセキュリティ更新プログラムを展開するときに役立つリソースがいくつかあります。 

  • Microsoft Baseline Security Analyzer (MBSA) を使用して、管理者はローカル システムとリモート システムの不足しているセキュリティ更新プログラムと一般的な誤ったセキュリティ構成をスキャンできます。 
  • Windows Server Update Services (WSUS)、Systems Management Server (SMS)、および System Center Configuration Manager は、管理者がセキュリティ更新プログラムを配布するときに役に立ちます。 
  • Application Compatibility Toolkit に含まれている Update Compatibility Evaluator コンポーネントは、インストールされているアプリケーションに対する Windows の更新プログラムのテストおよび確認を効率化する手助けをします。 

利用可能なこれらのツールおよび他のツールの詳細については、「セキュリティ ツール」を参照してください。

影響を受けるソフトウェア

影響を受けるソフトウェア用の特定のセキュリティ更新プログラムについては、該当リンクの情報を参照してください。

Windows XP (すべてのエディション)

参照表

次の表では、このソフトウェア用のセキュリティ更新プログラムの情報を記載しています。

セキュリティ更新プログラムのファイル名すべてのサポートされている 32 ビット版の Windows XP:
WindowsXP-KB2930275-x86-JPN.exe
すべてのサポートされている x64-based エディションの Windows XP Professional
WindowsServer2003.WindowsXP-KB2930275-x64-jpn.exe
インストール スイッチ サポート技術情報 262841 を参照してください。
更新ログ ファイルKB2930275.log
再起動の必要性はい。セキュリティ更新プログラムを適用してから、コンピューターを再起動する必要があります。
削除に関する 情報[コントロール パネル] の [プログラムの追加と削除]または %Windir%\$NTUninstallKB2930275$\Spuninst フォルダーの Spuninst.exe ユーティリティを使用します。
ファイルに関する 情報 サポート技術情報 2930275 を参照してください。
レジストリ キーの 確認すべてのサポートされている 32 ビット版の Windows XP:
HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Updates\Windows XP\SP4\KB2930275\Filelist
すべてのサポートされている x64-based エディションの Windows XP:
HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Updates\Windows XP Version 2003\SP3\KB2930275\Filelist

注 Windows XP Professional x64 Edition のサポートされるバージョンの更新プログラムは、Windows Server 2003 x64 Edition のサポートされるバージョンにも適用されます。

Windows Server 2003 (すべてのエディション)

参照表

次の表では、このソフトウェア用のセキュリティ更新プログラムの情報を記載しています。

セキュリティ更新プログラムのファイル名すべてのサポートされている 32 ビット版の Windows Server 2003:
WindowsServer2003-KB2930275-x86-JPN.exe
すべてのサポートされている x64-based エディションの Windows Server 2003:
WindowsServer2003.WindowsXP-KB2930275-x64-jpn.exe
すべてのサポートされている Itanium-based エディションの Windows Server 2003:
WindowsServer2003-KB2930275-ia64-JPN.exe
インストール スイッチ サポート技術情報 262841 を参照してください。
更新ログ ファイルKB2930275.log
再起動の必要性はい。セキュリティ更新プログラムを適用してから、コンピューターを再起動する必要があります。
削除に関する 情報[コントロール パネル] の [プログラムの追加と削除]または %Windir%\$NTUninstallKB2930275$\Spuninst フォルダーの Spuninst.exe ユーティリティを使用します。
ファイルに関する情報 サポート技術情報 2930275 を参照してください。
レジストリ キーの 確認HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Updates\Windows Server 2003\SP3\KB2930275\Filelist

注: Windows Server 2003 x64 Edition のサポートされるバージョンの更新プログラムは、Windows XP Professional x64 Edition のサポートされるバージョンにも適用されます。

Windows Vista (すべてのエディション)

参照表

次の表では、このソフトウェア用のセキュリティ更新プログラムの情報を記載しています。

セキュリティ更新プログラムのファイル名すべてのサポートされている 32 ビット版の Windows Vista:
Windows6.0-KB2930275-x86.msu
すべてのサポートされている x64-based エディションの Windows Vista:
Windows6.0-KB2930275-x64.msu
インストール スイッチ サポート技術情報 934307 を参照してください。
再起動の必要性はい。セキュリティ更新プログラムを適用してから、コンピューターを再起動する必要があります。
削除に関する 情報WUSA.exe は更新プログラムのアンインストールをサポートしていません。WUSA.exe によりインストールされた更新プログラムをアンインストールするには、[コントロール パネル] をクリックし、次に [セキュリティ センター] をクリックします。[Windows Update] の下の [インストールされた更新プログラム] をクリックして、更新プログラムの一覧から選択します。
ファイルに関する情報 サポート技術情報 2930275 を参照してください。
レジストリ キーの 確認注: この更新プログラムが存在しているかどうかを検証するためのレジストリ キーはありません。

Windows Server 2008 (すべてのエディション)

参照表

次の表では、このソフトウェア用のセキュリティ更新プログラムの情報を記載しています。

セキュリティ更新プログラムのファイル名すべてのサポートされている 32 ビット版の Windows Server 2008:
Windows6.0-KB2930275-x86.msu
すべてのサポートされている x64-based エディションの Windows Server 2008:
Windows6.0-KB2930275-x64.msu
すべてのサポートされている Itanium-based エディションの Windows Server 2008:
Windows6.0-KB2930275-ia64.msu
インストール スイッチ サポート技術情報 934307 を参照してください。
再起動の必要性はい。セキュリティ更新プログラムを適用してから、コンピューターを再起動する必要があります。
削除に関する 情報WUSA.exe は更新プログラムのアンインストールをサポートしていません。WUSA.exe によりインストールされた更新プログラムをアンインストールするには、[コントロール パネル] をクリックし、次に [セキュリティ センター] をクリックします。[Windows Update] の下の [インストールされた更新プログラム] をクリックして、更新プログラムの一覧から選択します。
ファイルに関する情報 サポート技術情報 2930275 を参照してください。
レジストリ キーの 確認注: この更新プログラムが存在しているかどうかを検証するためのレジストリ キーはありません。

Windows 7 (すべてのエディション)

参照表

次の表では、このソフトウェア用のセキュリティ更新プログラムの情報を記載しています。

セキュリティ更新プログラムのファイル名すべてのサポートされている 32 ビット版の Windows 7:
Windows6.1-KB2930275-x86.msu
すべてのサポートされている x64-based エディションの Windows 7:
Windows6.1-KB2930275-x64.msu
インストール スイッチ サポート技術情報 934307 を参照してください。
再起動の 必要性はい。セキュリティ更新プログラムを適用してから、コンピューターを再起動する必要があります。
削除に関する 情報WUSA によりインストールされた更新プログラムをアンインストールするためには、/Uninstall セットアップ スイッチを使用するあるいは、[コントロール パネル] をクリックし、[システムとセキュリティ] をクリックし、[Windows Update] の下の [インストールされた更新プログラムを表示] をクリックし、更新プログラムの一覧から選択します。
ファイルに関する情報 サポート技術情報 2930275 を参照してください。
レジストリ キーの 確認注: この更新プログラムが存在しているかどうかを検証するためのレジストリ キーはありません。

Windows Server 2008 R2 (すべてのエディション)

参照表

次の表では、このソフトウェア用のセキュリティ更新プログラムの情報を記載しています。

セキュリティ更新プログラムのファイル名すべてのサポートされている x64-based エディションの Windows Server 2008 R2:
Windows6.1-KB2930275-x64.msu
すべてのサポートされている Itanium-based エディションの Windows Server 2008 R2:
Windows6.1-KB2930275-ia64.msu
インストール スイッチ サポート技術情報 934307 を参照してください。
再起動の 必要性はい。セキュリティ更新プログラムを適用してから、コンピューターを再起動する必要があります。
削除に関する 情報WUSA によりインストールされた更新プログラムをアンインストールするためには、/Uninstall セットアップ スイッチを使用するあるいは、[コントロール パネル] をクリックし、[システムとセキュリティ] をクリックし、[Windows Update] の下の [インストールされた更新プログラムを表示] をクリックし、更新プログラムの一覧から選択します。
ファイルに関する情報 サポート技術情報 2930275 を参照してください。
レジストリ キーの 確認注: この更新プログラムが存在しているかどうかを検証するためのレジストリ キーはありません。

Windows 8 および Windows 8.1 (すべてのエディション)

参照表

次の表では、このソフトウェア用のセキュリティ更新プログラムの情報を記載しています。

セキュリティ更新プログラムのファイル名すべてのサポートされている 32 ビット版の Windows 8:
Windows8-RT-KB2930275-x86.msu
すべてのサポートされている x64-based エディションの Windows 8:
Windows8-RT-KB2930275-x64.msu
すべてのサポートされている 32 ビット版の Windows 8.1:
Windows8.1-KB2930275-x86.msu
すべてのサポートされている x64-based エディションの Windows 8.1:
Windows8.1-KB2930275-x64.msu
インストール スイッチ サポート技術情報 934307 を参照してください。
再起動の必要性はい。セキュリティ更新プログラムを適用してから、コンピューターを再起動する必要があります。
削除に関する 情報WUSA によってインストールされた更新プログラムをアンインストールするためには、/Uninstall セットアップ スイッチを使用するか、[コントロールパネル]、[システムとセキュリティ]、[WindowsUpdate]、[インストールされた更新プログラム]の順にクリックし、更新プログラムの一覧から選択します。
ファイルに関する情報 サポート技術情報 2930275 を参照してください。
レジストリ キーの確認注: この更新プログラムが存在しているかどうかを検証するためのレジストリ キーはありません。

Windows Server 2012 および Windows Server 2012 R2 (すべてのエディション)

参照表

次の表では、このソフトウェア用のセキュリティ更新プログラムの情報を記載しています。

セキュリティ更新プログラムのファイル名すべてのサポートされているエディションの Windows Server 2012:
Windows8-RT-KB2930275-x64.msu
すべてのサポートされている Windows Server 2012 R2:
Windows8.1-KB2930275-x64.msu
インストール スイッチ サポート技術情報 934307 を参照してください。
再起動の 必要性はい。セキュリティ更新プログラムを適用してから、コンピューターを再起動する必要があります。
削除に関する 情報WUSA によってインストールされた更新プログラムをアンインストールするためには、/Uninstall セットアップ スイッチを使用するか、[コントロールパネル]、[システムとセキュリティ]、[WindowsUpdate]、[インストールされた更新プログラム]の順にクリックし、更新プログラムの一覧から選択します。
ファイルに関する情報 サポート技術情報 2930275 を参照してください。
レジストリ キーの確認注: この更新プログラムが存在しているかどうかを検証するためのレジストリ キーはありません。

Windows RT および Windows RT 8.1 (すべてのエディション)

次の表では、このソフトウェア用のセキュリティ更新プログラムの情報を記載しています。

適用なお、これらの更新プログラムは、Windows Update からのみの提供となります。
再起動の必要性はい。セキュリティ更新プログラムを適用してから、コンピューターを再起動する必要があります。
削除に関する情報[コントロールパネル]、[システムとセキュリティ]、[WindowsUpdate]、[インストールされた更新プログラム]の順にクリックし、更新プログラムの一覧から選択します。
ファイルに関する情報 サポート技術情報 2930275 を参照してください。

関連情報

謝辞

この問題を連絡し、顧客の保護に協力してくださった下記の方に対し、マイクロソフトは深い謝意を表します。

  • Win32k の情報の漏えいの脆弱性 (CVE-2014-0323) についてマイクロソフトに協力してくださった Alexander Chizhov 氏

Microsoft Active Protections Program (MAPP)

お客様のセキュリティ保護をより向上させるために、マイクロソフトは、月例のセキュリティ更新プログラムの公開に先立ち、脆弱性情報を主要なセキュリティ ソフトウェア プロバイダーに提供しています。セキュリティ ソフトウェア プロバイダーは、この脆弱性の情報を使用し、ウイルス対策、ネットワーク ベースの侵入検出システムまたはホスト ベースの侵入防止システムを介して、お客様に最新の保護環境を提供します。このような保護環境を提供するセキュリティ ソフトウェア ベンダーの情報については、Microsoft Active Protections Program (MAPP) パートナーに記載されている各社の Web サイトを参照してください。

サポート

このセキュリティ更新プログラムに関するヘルプとサポートを受ける方法

免責

この文書に含まれている情報は、いかなる保証もない現状ベースで提供されるものです。Microsoft Corporation 及びその関連会社は、市場性および特定の目的への適合性を含めて、明示的にも黙示的にも、一切の保証をいたしません。さらに、Microsoft Corporation 及びその関連会社は、本文書に含まれている情報の使用及び使用結果につき、正確性、真実性等、いかなる表明・保証も行いません。Microsoft Corporation、その関連会社及びこれらの権限ある代理人による口頭または書面による一切の情報提供またはアドバイスは、保証を意味するものではなく、かつ上記免責条項の範囲を狭めるものではありません。Microsoft Corporation、その関連会社及びこれらの者の供給者は、直接的、間接的、偶発的、結果的損害、逸失利益、懲罰的損害、または特別損害を含む全ての損害に対して、状況のいかんを問わず一切責任を負いません。結果的損害または偶発的損害に対する責任の免除または制限を認めていない地域においては、上記制限が適用されない場合があります。

更新履歴

  • V1.0 (2014/03/12):このセキュリティ情報ページを公開しました。

Built at 2014-04-18T01:50:00Z-07:00

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