マイクロソフトセキュリティ情報 MS14-073 - 重要

Microsoft SharePoint Foundation の脆弱性により、特権が昇格される (3000431)

公開日: 2014 年 11 月 12 日

バージョン: 1.0

概要

このセキュリティ更新プログラムは、非公開で報告されている Microsoft SharePoint Server の脆弱性を解決します。この脆弱性の悪用に成功した認証済みの攻撃者は、現在の SharePoint サイト上のユーザーのコンテキストで任意のスクリプトを実行する可能性があります。Web ベースの攻撃のシナリオでは、攻撃者はこの脆弱性の悪用を意図して特別に細工した Web サイトをホストし、その Web サイトを表示するようにユーザーを誘導する可能性があります。また、攻撃者は侵害された Web サイトおよびユーザーが提供したコンテンツや広告を受け入れるまたはホストする Web サイトを利用する可能性があります。これらの Web サイトには、これらの脆弱性を悪用する可能性のある特別に細工されたコンテンツが含まれている場合があります。しかし、すべての場合において、強制的にユーザーに攻撃者が制御するコンテンツを表示させることはできません。その代わり、ユーザーに操作を行わせることが攻撃者にとっての必要条件となります。一般的には、ユーザーに電子メール メッセージまたはインスタント メッセンジャーのメッセージのリンクをクリックさせ、攻撃者の Web サイトへユーザーを誘導します。または、電子メールで送信した添付ファイルを開かせようとします。

このセキュリティ更新プログラムは、サポートされているエディションの Microsoft SharePoint Server 2010 で深刻度「重要」と評価されています。詳細については、セクション「影響を受けるソフトウェアと影響を受けないソフトウェア」を参照してください。

このセキュリティ更新プログラムは、SharePoint Server が、SharePoint モバイル ブラウザ ビューの修正一覧サニタイズする方法を修正することで、この脆弱性を解決します。この脆弱性の詳細については、このセキュリティ情報の後半にある「脆弱性の情報」のセクションの特定の脆弱性に関するサブセクション「よく寄せられる質問 (FAQ)」を参照してください。

この更新プログラムの詳細については、マイクロソフト サポート技術情報 3000431を参照してください。

 

ここに記載されているソフトウェアをテストし、影響を受けるバージョンまたはエディションを確認しました。その他のバージョンまたはエディションはサポート ライフサイクルが終了したか、または影響を受けません。ご使用中のソフトウェアのバージョンまたはエディションのサポート ライフサイクルを確認するには、マイクロソフト サポート ライフサイクルの Web サイトを参照してください。

Microsoft サーバー ソフトウェア 

ソフトウェア

コンポーネント

最も深刻な脆弱性の影響

総合的な深刻度

置き換えられる更新プログラム

Microsoft SharePoint Foundation 2010

Microsoft SharePoint Server 2010 Service Pack 2

Microsoft SharePoint Foundation 2010 Service Pack 2
(2889838)

特権の昇格

重要

MS13-084 の 2589365

 

次の深刻度の評価は、脆弱性の影響が最も深刻な場合を想定しています。深刻度の評価およびセキュリティ上の影響に関連して、このセキュリティ情報の公開から 30 日間でこの脆弱性が悪用される可能性に関する情報については、11 月のセキュリティ情報の概要の Exploitability Index を参照してください。

影響を受けるソフトウェアごとの脆弱性の深刻度および最大のセキュリティ上の影響

影響を受けるソフトウェア

SharePoint 特権の昇格の脆弱性 - CVE-2014-4116

総合的な深刻度

Microsoft SharePoint Server 2010

Microsoft SharePoint Foundation 2010 Service Pack 2

重要 
特権の昇格

重要

 

特権の昇格の脆弱性は、攻撃者がこの脆弱性の悪用に成功し、ログオン ユーザーのセキュリティ コンテキストで任意でコードを実行する可能性があります。マイクロソフトは協調的な脆弱性の公開を通して、この脆弱性に関する情報を受け取りました。このセキュリティ情報が発行されたときに、マイクロソフトはこの脆弱性はお客様が攻撃を一般に使用されていたと示す情報を受け取っていません。このセキュリティ更新プログラムは、SharePoint Server が、SharePoint モバイル ブラウザ ビューの修正一覧サニタイズする方法を修正することで、この脆弱性を解決します。

問題を緩和する要素

次の緩和する要素がお客様の状況で役に立つ場合があります:

  • Web ベースの攻撃のシナリオでは、攻撃者はこの脆弱性の悪用を意図して特別に細工した Web サイトをホストし、その Web サイトを表示するようにユーザーを誘導する可能性があります。また、攻撃者は侵害された Web サイトおよびユーザーが提供したコンテンツや広告を受け入れるまたはホストする Web サイトを利用する可能性があります。これらの Web サイトには、これらの脆弱性を悪用する可能性のある特別に細工されたコンテンツが含まれている場合があります。しかし、すべての場合において、強制的にユーザーに攻撃者が制御するコンテンツを表示させることはできません。その代わり、ユーザーに操作を行わせることが攻撃者にとっての必要条件となります。一般的には、ユーザーに電子メール メッセージまたはインスタント メッセンジャーのメッセージのリンクをクリックさせ、攻撃者の Web サイトへユーザーを誘導します。または、電子メールで送信した添付ファイルを開かせようとします。

回避策

マイクロソフトはこの脆弱性の回避策を確認していません。

FAQ

攻撃者は、この脆弱性を悪用して何を行う可能性がありますか? 
この脆弱性の悪用に成功した攻撃者は、ログオン ユーザーのセキュリティ コンテキストで任意でスクリプトを実行する可能性があります。スクリプトはその後、例えば、ログオン ユーザーと同じ権限で、ログオン ユーザーの代わりに影響を受けている SharePoint サイトの操作を行います。

攻撃者はこの脆弱性をどのように悪用する可能性がありますか? 
攻撃者は、この脆弱性を悪用するために SharePoint 内の特定のリストを修正し、その後、修正された一覧をユーザーが閲覧するよう誘導する可能性があります。

主にどのようなコンピューターがこの脆弱性による危険にさらされますか? 
影響を受けるバージョンで、モバイル ブラウザ ビューもサポートしている SharePoint サーバーを稼働しているシステムが主に危険にさらされます。

セキュリティ更新プログラムの展開については、概説のこちらに記載しているマイクロソフト サポート技術情報を参照してください。

この問題を連絡し、顧客の保護に協力してくださった方に対し、マイクロソフトは深い謝意を表します。詳細については、謝辞を参照してください。

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