マイクロソフト セキュリティ情報 MS15-124 - 緊急

Internet Explorer 用の累積的なセキュリティ更新プログラム (3116180)

公開日:2015 年 12 月 9 日 | 最終更新日: 2015 年 12 月 17 日

バージョン: 1.1

このセキュリティ更新プログラムは、Internet Explorer の脆弱性を解決します。最も深刻な脆弱性が悪用された場合、ユーザーが特別に細工された Web ページを Internet Explorer を使用して表示すると、リモートでコードが実行される可能性があります。攻撃者によりこの脆弱性が悪用された場合、攻撃者が現在のユーザーと同じユーザー権限を取得する可能性があります。コンピューターでのユーザー権限が低い設定のアカウントを持つユーザーは、管理者ユーザー権限で実行しているユーザーよりもこの脆弱性による影響が少ないと考えられます。

このセキュリティ更新プログラムは、影響を受ける Windows クライアント上の Internet Explorer 7 (IE 7)、Internet Explorer 8 (IE 8)、Internet Explorer 9 (IE 9)、Internet Explorer 10 (IE 10)、および Internet Explorer 11 (IE 11) について深刻度が「緊急」、影響を受ける Windows サーバー上の Internet Explorer 7 (IE 7)、Internet Explorer 8 (IE 8)、Internet Explorer 9 (IE 9)、Internet Explorer 10 (IE 10)、および Internet Explorer 11 (IE 11) について深刻度が「警告」と評価されています。詳細については、「影響を受けるソフトウェア」のセクションを参照してください。

このセキュリティ更新プログラムは次の方法で脆弱性を解決します。

  • Internet Explorer、VBScript、および特定の関数でのメモリ内のオブジェクトの処理方法を変更する
  • Internet Explorer の XSS フィルターが HTML 属性を誤って無効にすることを防ぐ
  • Internet Explorer でコンテンツ タイプが正しく適用されるようにする
  • Internet Explorer でクロスドメイン ポリシーが正しく適用されるようにする

脆弱性の詳細については、「脆弱性の情報」を参照してください。

この更新プログラムの詳細については、マイクロソフト サポート技術情報 3116180 を参照してください。

次のソフトウェア バージョンまたはエディションが影響を受けます。一覧にないバージョンまたはエディションは、サポート ライフサイクルが終了しているか、この脆弱性の影響を受けません。ご使用中のソフトウェアのバージョンまたはエディションのサポート ライフ サイクルを確認するには、Microsoft サポート ライフサイクルの Web サイトを参照してください。

影響を受けるソフトウェア

オペレーティング システム

コンポーネント

最も深刻な脆弱性の影響

総合的な深刻度

置き換えられる更新プログラム*

Internet Explorer 7

Windows Vista Service Pack 2

Internet Explorer 7  [1]
(3104002)

リモートでコードが実行される

緊急

MS15-112 の 3100773

Windows Vista x64 Edition Service Pack 2

Internet Explorer 7  [1]
(3104002)

リモートでコードが実行される

緊急

MS15-112 の 3100773

Windows Server 2008 for 32-bit Systems Service Pack 2

Internet Explorer 7  [1]
(3104002)

リモートでコードが実行される

警告

MS15-112 の 3100773

Windows Server 2008 for x64-based Systems Service Pack 2

Internet Explorer 7  [1]
(3104002)

リモートでコードが実行される

警告

MS15-112 の 3100773

Windows Server 2008 for Itanium-based Systems Service Pack 2

Internet Explorer 7  [1]
(3104002)

リモートでコードが実行される

警告

MS15-112 の 3100773

Internet Explorer 8

Windows Vista Service Pack 2

Internet Explorer 8  [1]
(3104002)

リモートでコードが実行される

緊急

MS15-112 の 3100773

Windows Vista x64 Edition Service Pack 2

Internet Explorer 8  [1]
(3104002)

リモートでコードが実行される

緊急

MS15-112 の 3100773

Windows Server 2008 for 32-bit Systems Service Pack 2

Internet Explorer 8  [1]
(3104002)

リモートでコードが実行される

警告

MS15-112 の 3100773

Windows Server 2008 for x64-based Systems Service Pack 2

Internet Explorer 8  [1]
(3104002)

リモートでコードが実行される

警告

MS15-112 の 3100773

Windows 7 for 32-bit Systems Service Pack 1

Internet Explorer 8  [1]
(3104002)

リモートでコードが実行される

緊急

MS15-112 の 3100773

Windows 7 for x64-based Systems Service Pack 1

Internet Explorer 8  [1]
(3104002)

リモートでコードが実行される

緊急

MS15-112 の 3100773

Windows Server 2008 R2 for x64-based Systems Service Pack 1

Internet Explorer 8  [1]
(3104002)

リモートでコードが実行される

警告

MS15-112 の 3100773

Windows Server 2008 R2 for Itanium-based Systems Service Pack 1

Internet Explorer 8  [1]
(3104002)

リモートでコードが実行される

警告

MS15-112 の 3100773

Internet Explorer 9

Windows Vista Service Pack 2

Internet Explorer 9 
(3104002)

リモートでコードが実行される

緊急

MS15-112 の 3100773

Windows Vista x64 Edition Service Pack 2

Internet Explorer 9 
(3104002)

リモートでコードが実行される

緊急

MS15-112 の 3100773

Windows Server 2008 for 32-bit Systems Service Pack 2

Internet Explorer 9 
(3104002)

リモートでコードが実行される

警告

MS15-112 の 3100773

Windows Server 2008 for x64-based Systems Service Pack 2

Internet Explorer 9 
(3104002)

リモートでコードが実行される

警告

MS15-112 の 3100773

Windows 7 for 32-bit Systems Service Pack 1

Internet Explorer 9  [1]
(3104002)

リモートでコードが実行される

緊急

MS15-112 の 3100773

Windows 7 for x64-based Systems Service Pack 1

Internet Explorer 9  [1]
(3104002)

リモートでコードが実行される

緊急

MS15-112 の 3100773

Windows Server 2008 R2 for x64-based Systems Service Pack 1

Internet Explorer 9  [1]
(3104002)

リモートでコードが実行される

警告

MS15-112 の 3100773

Internet Explorer 10

Windows 7 for 32-bit Systems Service Pack 1

Internet Explorer 10  [1]
(3104002)

リモートでコードが実行される

緊急

MS15-112 の 3100773

Windows 7 for x64-based Systems Service Pack 1

Internet Explorer 10  [1]
(3104002)

リモートでコードが実行される

緊急

MS15-112 の 3100773

Windows Server 2008 R2 for x64-based Systems Service Pack 1

Internet Explorer 10  [1]
(3104002)

リモートでコードが実行される

警告

MS15-112 の 3100773

Windows 8 for 32-bit Systems

Internet Explorer 10  [1]
(3104002)

リモートでコードが実行される

緊急

MS15-112 の 3100773

Windows 8 for x64-based Systems

Internet Explorer 10  [1]
(3104002)

リモートでコードが実行される

緊急

MS15-112 の 3100773

Windows Server 2012

Internet Explorer 10 
(3104002)

リモートでコードが実行される

警告

MS15-112 の 3100773

Windows RT

Internet Explorer 10[1][2]
(3104002)

リモートでコードが実行される

緊急

MS15-112 の 3100773

Internet Explorer 11

Windows 7 for 32-bit Systems Service Pack 1

Internet Explorer 11
(3104002)

リモートでコードが実行される

緊急

MS15-112 の 3100773

Windows 7 for x64-based Systems Service Pack 1

Internet Explorer 11
(3104002)

リモートでコードが実行される

緊急

MS15-112 の 3100773

Windows Server 2008 R2 for x64-based Systems Service Pack 1

Internet Explorer 11
(3104002)

リモートでコードが実行される

警告

MS15-112 の 3100773

Windows 8.1 for 32-bit Systems

Internet Explorer 11
(3104002)

リモートでコードが実行される

緊急

MS15-112 の 3100773

Windows 8.1 for x64-based Systems

Internet Explorer 11
(3104002)

リモートでコードが実行される

緊急

MS15-112 の 3100773

Windows Server 2012 R2

Internet Explorer 11
(3104002)

リモートでコードが実行される

警告

MS15-112 の 3100773

Windows RT 8.1

Internet Explorer 11[1][2]
(3104002)

リモートでコードが実行される

緊急

MS15-112 の 3100773

Windows 10 for 32-bit Systems [3]
(3116869)

Internet Explorer 11

リモートでコードが実行される

緊急

MS15-112 の 3105213

Windows 10 for x64-based Systems [3]
(3116869)

Internet Explorer 11

リモートでコードが実行される

緊急

MS15-112 の 3105213

Windows 10 Version 1511 for 32-bit Systems [3]
(3116900)

Internet Explorer 11

リモートでコードが実行される

緊急

MS15-112 の 3105211

Windows 10 Version 1511 for x64-based Systems [3]
(3116900)

Internet Explorer 11

リモートでコードが実行される

緊急

MS15-112 の 3105211

[1] 2016 年 1 月 12 日以降の Internet Explorer のサポートの変更に関する情報については、マイクロソフト サポート ライフサイクルを参照してください。

[2] この更新プログラムは、Windows Update を介して入手可能です。.

[3]Windows 10 の更新プログラムは累積的です。セキュリティ以外の更新プログラムに加えて、今月のセキュリティ リリースと共に出荷されたすべての Windows 10 に影響を与える脆弱性のセキュリティ修正プログラムも含まれます。これらの更新プログラムは、Microsoft Update カタログを介して入手可能です。

注: Windows Server Technical Preview 3 および Windows Server Technical Preview 4 が影響を受けます。これらのオペレーティング システムを実行しているお客様は、Windows Update から入手できる更新プログラムを適用することをお勧めします。

* "置き換えられる更新プログラム" 列には、置き換えられる一連の更新プログラムの中で、最新の更新プログラムのみが表示されています。置き換えられる更新プログラムの完全な一覧については、Microsoft Update カタログにアクセスし、更新プログラムのサポート技術情報番号を検索してから、更新プログラムの詳細を表示します (置き換えられる更新プログラムの情報は [パッケージの詳細] タブにあります)。

次の深刻度の評価は、脆弱性の影響が最も深刻な場合を想定しています。深刻度の評価およびセキュリティ上の影響に関連して、このセキュリティ情報の公開から 30 日間でこの脆弱性が悪用される可能性に関する情報については、12 月のセキュリティ情報の概要の Exploitability Index (悪用可能性指標) を参照してください。

深刻度の評価および影響の表で、「緊急」、「重要」、および「警告」という値が明記されている場合、それらは深刻度の評価を示します。詳細については、セキュリティ情報の深刻度評価システムを参照してください。表内で使用される次のキーで示される省略形は、最も大きな影響があることを示しています。

省略形

最も大きな影響

RCE

リモートでコードが実行される

EoP

特権の昇格

ID

情報漏えい

SFB

セキュリティ機能のバイパス

 

脆弱性の深刻度の評価および影響

CVE 番号

脆弱性のタイトル

Internet Explorer 7

Internet Explorer 8

Internet Explorer 9

Internet Explorer 10

Internet Explorer 11

Internet Explorer 11
Windows 10 上

CVE-2015-6083

Internet Explorer のメモリ破損の脆弱性

対象外

Windows クライアント:
緊急/RCE

Windows サーバー:
警告/RCE

Windows クライアント:
緊急/RCE

Windows サーバー:
警告/RCE

Windows クライアント:
緊急/RCE

Windows サーバー:
警告/RCE

Windows クライアント:
緊急/RCE

Windows サーバー:
警告/RCE

Windows クライアント:
緊急/RCE

Windows サーバー:
警告/RCE

CVE-2015-6134

Internet Explorer のメモリ破損の脆弱性

対象外

対象外

Windows クライアント:
緊急/RCE

Windows サーバー:
警告/RCE

対象外

対象外

対象外

CVE-2015-6135

スクリプト エンジンの情報漏えいの脆弱性

対象外

Windows クライアント:
重要/ID

Windows サーバー:
低/ID

Windows クライアント:
重要/ID

Windows サーバー:
低/ID

Windows クライアント:
重要/ID

Windows サーバー:
低/ID

Windows クライアント:
重要/ID

Windows サーバー:
低/ID

Windows クライアント:
重要/ID

Windows サーバー:
低/ID

CVE-2015-6136

スクリプト エンジンのメモリ破損の脆弱性

対象外

Windows クライアント:
緊急/RCE

Windows サーバー:
警告/RCE

Windows クライアント:
緊急/RCE

Windows サーバー:
警告/RCE

Windows クライアント:
緊急/RCE

Windows サーバー:
警告/RCE

Windows クライアント:
緊急/RCE

Windows サーバー:
警告/RCE

Windows クライアント:
緊急/RCE

Windows サーバー:
警告/RCE

CVE-2015-6138

Internet Explorer XSS フィルターのバイパスの脆弱性

対象外

Windows クライアント:
警告/SFB

Windows サーバー:
低/SFB

Windows クライアント:
警告/SFB

Windows サーバー:
低/SFB

Windows クライアント:
警告/SFB

Windows サーバー:
低/SFB

Windows クライアント:
警告/SFB

Windows サーバー:
低/SFB

Windows クライアント:
警告/SFB

Windows サーバー:
低/SFB

CVE-2015-6139

Microsoft ブラウザーの特権の昇格の脆弱性

対象外

対象外

対象外

対象外

Windows クライアント:
重要/EoP

Windows サーバー:
低/EoP

Windows クライアント
(Windows 10 Version 1511 は影響を受けません):
重要/EoP

Windows サーバー:
低/EoP

CVE-2015-6140

Microsoft ブラウザーのメモリの破損の脆弱性

対象外

対象外

対象外

対象外

Windows クライアント:
緊急/RCE

Windows サーバー:
警告/RCE

Windows クライアント:
緊急/RCE

Windows サーバー:
警告/RCE

CVE-2015-6141

Internet Explorer のメモリ破損の脆弱性

対象外

対象外

Windows クライアント:
緊急/RCE

Windows サーバー:
警告/RCE

対象外

対象外

対象外

CVE-2015-6142

Microsoft ブラウザーのメモリの破損の脆弱性

対象外

対象外

対象外

対象外

Windows クライアント:
緊急/RCE

Windows サーバー:
警告/RCE

Windows クライアント:
緊急/RCE

Windows サーバー:
警告/RCE

CVE-2015-6143

Internet Explorer のメモリ破損の脆弱性

対象外

対象外

対象外

対象外

Windows クライアント:
緊急/RCE

Windows サーバー:
警告/RCE

対象外

CVE-2015-6144

Microsoft ブラウザーの XSS フィルター バイパスの脆弱性

対象外

Windows クライアント:
警告/SFB

Windows サーバー:
低/SFB

Windows クライアント:
警告/SFB

Windows サーバー:
低/SFB

Windows クライアント:
警告/SFB

Windows サーバー:
低/SFB

Windows クライアント:
警告/SFB

Windows サーバー:
低/SFB

Windows クライアント:
警告/SFB

Windows サーバー:
低/SFB

CVE-2015-6145

Internet Explorer のメモリ破損の脆弱性

Windows クライアント:
緊急/RCE

Windows サーバー:
警告/RCE

Windows クライアント:
緊急/RCE

Windows サーバー:
警告/RCE

対象外

対象外

対象外

対象外

CVE-2015-6146

Internet Explorer のメモリ破損の脆弱性

Windows クライアント:
緊急/RCE

Windows サーバー:
警告/RCE

Windows クライアント:
緊急/RCE

Windows サーバー:
警告/RCE

対象外

対象外

対象外

対象外

CVE-2015-6147

Internet Explorer のメモリ破損の脆弱性

対象外

Windows クライアント:
緊急/RCE

Windows サーバー:
警告/RCE

Windows クライアント:
緊急/RCE

Windows サーバー:
警告/RCE

対象外

対象外

対象外

CVE-2015-6148

Microsoft ブラウザーのメモリの破損の脆弱性

対象外

対象外

Windows クライアント:
緊急/RCE

Windows サーバー:
警告/RCE

Windows クライアント:
緊急/RCE

Windows サーバー:
警告/RCE

Windows クライアント:
緊急/RCE

Windows サーバー:
警告/RCE

Windows クライアント:
緊急/RCE

Windows サーバー:
警告/RCE

CVE-2015-6149

Internet Explorer のメモリ破損の脆弱性

対象外

Windows クライアント:
緊急/RCE

Windows サーバー:
警告/RCE

Windows クライアント:
緊急/RCE

Windows サーバー:
警告/RCE

対象外

対象外

対象外

CVE-2015-6150

Internet Explorer のメモリ破損の脆弱性

Windows クライアント:
緊急/RCE

Windows サーバー:
警告/RCE

Windows クライアント:
緊急/RCE

Windows サーバー:
警告/RCE

Windows クライアント:
緊急/RCE

Windows サーバー:
警告/RCE

Windows クライアント:
緊急/RCE

Windows サーバー:
警告/RCE

Windows クライアント:
緊急/RCE

Windows サーバー:
警告/RCE

対象外

CVE-2015-6151

Microsoft ブラウザーのメモリの破損の脆弱性

対象外

Windows クライアント:
緊急/RCE

Windows サーバー:
警告/RCE

Windows クライアント:
緊急/RCE

Windows サーバー:
警告/RCE

Windows クライアント:
緊急/RCE

Windows サーバー:
警告/RCE

Windows クライアント:
緊急/RCE

Windows サーバー:
警告/RCE

Windows クライアント:
緊急/RCE

Windows サーバー:
警告/RCE

CVE-2015-6152

Internet Explorer のメモリ破損の脆弱性

対象外

対象外

対象外

Windows クライアント:
緊急/RCE

Windows サーバー:
警告/RCE

対象外

対象外

CVE-2015-6153

Microsoft ブラウザーのメモリの破損の脆弱性

対象外

対象外

対象外

対象外

Windows クライアント:
緊急/RCE

Windows サーバー:
警告/RCE

Windows クライアント:
緊急/RCE

Windows サーバー:
警告/RCE

CVE-2015-6154

Microsoft ブラウザーのメモリの破損の脆弱性

Windows クライアント:
緊急/RCE

Windows サーバー:
警告/RCE

Windows クライアント:
緊急/RCE

Windows サーバー:
警告/RCE

Windows クライアント:
緊急/RCE

Windows サーバー:
警告/RCE

Windows クライアント:
緊急/RCE

Windows サーバー:
警告/RCE

Windows クライアント:
緊急/RCE

Windows サーバー:
警告/RCE

Windows クライアント:
緊急/RCE

Windows サーバー:
警告/RCE

CVE-2015-6155

Microsoft ブラウザーのメモリの破損の脆弱性

対象外

対象外

対象外

Windows クライアント:
緊急/RCE

Windows サーバー:
警告/RCE

Windows クライアント:
緊急/RCE

Windows サーバー:
警告/RCE

Windows クライアント:
緊急/RCE

Windows サーバー:
警告/RCE

CVE-2015-6156

Internet Explorer のメモリ破損の脆弱性

対象外

対象外

Windows クライアント:
緊急/RCE

Windows サーバー:
警告/RCE

Windows クライアント:
緊急/RCE

Windows サーバー:
警告/RCE

Windows クライアント:
緊急/RCE

Windows サーバー:
警告/RCE

Windows クライアント:
緊急/RCE

Windows サーバー:
警告/RCE

CVE-2015-6157

Internet Explorer の情報漏えいの脆弱性

対象外

対象外

対象外

対象外

Windows クライアント:
重要/ID

Windows サーバー:
低/ID

Windows クライアント:
重要/ID

Windows サーバー:
低/ID

CVE-2015-6158

Microsoft ブラウザーのメモリの破損の脆弱性

対象外

対象外

対象外

対象外

Windows クライアント:
緊急/RCE

Windows サーバー:
警告/RCE

Windows クライアント:
緊急/RCE

Windows サーバー:
警告/RCE

CVE-2015-6159

Microsoft ブラウザーのメモリの破損の脆弱性

対象外

対象外

対象外

対象外

Windows クライアント:
緊急/RCE

Windows サーバー:
警告/RCE

Windows クライアント:
緊急/RCE

Windows サーバー:
警告/RCE

CVE-2015-6160

Internet Explorer のメモリ破損の脆弱性

対象外

対象外

対象外

対象外

Windows クライアント:
緊急/RCE

Windows サーバー:
警告/RCE

Windows クライアント:
緊急/RCE

Windows サーバー:
警告/RCE

CVE-2015-6161

Internet Explorer の ASLR のバイパス

Windows クライアント:
重要/SFB

Windows サーバー:
低/SFB

Windows クライアント:
重要/SFB

Windows サーバー:
低/SFB

Windows クライアント:
重要/SFB

Windows サーバー:
低/SFB

Windows クライアント:
重要/SFB

Windows サーバー:
低/SFB

Windows クライアント:
重要/SFB

Windows サーバー:
低/SFB

Windows クライアント:
重要/SFB

Windows サーバー:
低/SFB

CVE-2015-6162

Internet Explorer のメモリ破損の脆弱性

対象外

対象外

対象外

Windows クライアント:
緊急/RCE

Windows サーバー:
警告/RCE

対象外

対象外

CVE-2015-6164

Internet Explorer XSS フィルターのバイパスの脆弱性

対象外

対象外

Windows クライアント:
重要/SFB

Windows サーバー:
低/SFB

Windows クライアント:
重要/SFB

Windows サーバー:
低/SFB

Windows クライアント:
重要/SFB

Windows サーバー:
低/SFB

対象外

このセキュリティ情報で説明されている脆弱性から保護されるために、追加で実行すべき手順はありますか?
はい。CVE-2015-6161 に関する脆弱性の情報に記載されている手順を実行しない限り、コンピューターは CVE-2015-6161 から保護されませんので、十分にご注意ください。このセキュリティ情報、MS15-124 はこの問題に対する保護策を提供するものですが、この保護策を有効にするためにはユーザー側の操作が必要になります。累積的な更新プログラムは、この保護策が既定で有効になっていません。

Windows 10 上で Internet Explorer 11 を実行しています。CVE-2015-6161 からシステムを保護するにはどうすればよいですか?
はい。システムは ASLR のバイパスによる影響を受けており、次の手順を実行しない限り保護されません:

  1. Windows 10 の累積的な更新プログラム 3116869 または Windows 10 Version 1511 の累積的な更新プログラム 3116900 のどちらかをインストールしてください。ダウンロード リンクについては、影響を受けるソフトウェアの表を確認してください。

    : これらの更新プログラムは、自動更新を有効にしているシステムには自動的にインストールされます。または、Windows Update にアクセスして手動で更新プログラムを確認してください。

  2. サポート技術情報 3125869 の Microsoft Easy fix を実行し、User32 Exception Handler Hardening Feature を有効にしてください。Easy fix に代わってこの機能を手動で有効にするには、CVE-2015-6161 に関する脆弱性の情報で説明されている手順を行ってください。

Windows 10 以前にリリースされた Windows のバージョン上で Internet Explorer のバージョンを実行しています。CVE-2015-6161 からシステムを保護するにはどうすればよいですか?
システムは ASLR のバイパスによる影響を受けており、次の手順を実行しない限り保護されません:

  1. Internet Explorer の累積的な更新プログラム 3104002 をインストールしてください。ダウンロードリンクについては、影響を受けるソフトウェアの表を確認してください。
  2. MS15-135 のセキュリティ更新プログラム 3109094 をインストールしてください。

    : これらの更新プログラムは、自動更新を有効にしているシステムには自動的にインストールされます。または、Windows Update にアクセスして手動で更新プログラムを確認してください。これらの更新プログラムを特定の順番でインストールする必要はありません。

  3. サポート技術情報 3125869 の Microsoft Easy fix を実行し、User32 Exception Handler Hardening Feature を有効にしてください。Easy fix に代わってこの機能を手動で有効にするには、CVE-2015-6161 に関する脆弱性の情報で説明されている手順を行ってください。

CVE-2015-6135、および CVE-2015-6136 で説明されている特定のシステムおよび Internet Explorer の構成の脆弱性を解決するのはどの更新プログラムですか? 
CVE-2015-6135、および CVE-2015-6136 は VBScript エンジンの脆弱性です。攻撃の経路は Internet Explorer によるものですが、これらの脆弱性は、Internet Explorer 8、Internet Explorer 9、Internet Explorer 10、および Internet Explorer 11 を実行しているシステムでのみこの更新プログラム (3104002) によって解決されます。Internet Explorer 7 以前および Internet Explorer がインストールされていないシステムの場合、この脆弱性は、MS15-126 で説明されている更新プログラムによって解決されます。

CVE-2015-6135、および CVE-2015-6136 を解決するこの更新プログラムは、お使いのシステムにインストールされている VBScript スクリプト エンジンのバージョンによって異なります。更新プログラムの情報については、次の表を参照してください。

バージョン

MS15-124

MS15-126

JScript 5.7 および VBScript 5.7
(Internet Explorer 7)

対象外

JScript 5.7 および VBScript 5.7
(3105579)

JScript 5.7 および VBScript 5.8
(Internet Explorer 8)

Internet Explorer 8
(3104002)

JScript 5.7 および VBScript 5.8
(3105578)
(Windows Server 2008 R2 での Windows Server コア インストールのみ)

JScript 5.7 および VBScript 5.8
(Internet Explorer 9)

Internet Explorer 9
(3104002)

対象外

JScript 5.7 および VBScript 5.8
(Internet Explorer 10)

Internet Explorer 10
(3104002)

対象外

JScript 5.7 および VBScript 5.8
(Internet Explorer 11)

Internet Explorer 11
(3104002)

対象外

JScript 5.7 および VBScript 5.8
(Windows 10 上の Internet Explorer 11)

Internet Explorer 11
(3116869)

対象外

JScript 5.7 および VBScript 5.8
(Windows 10 Version 1511 上の Internet Explorer 11)

Internet Explorer 11
(3116900)

対象外


複数の Internet Explorer のメモリ破損の脆弱性

Internet Explorer がメモリ内のオブジェクトに不適切にアクセスする場合に、リモートでコードが実行される脆弱性が複数存在します。これらの脆弱性では、攻撃者が現在のユーザーのコンテキストで任意のコードを実行するような方法で、メモリを破損する可能性があります。

攻撃者は Internet Explorer を介してこれらの脆弱性を悪用することを目的として特別に細工した Web サイトをホストし、その Web サイトを表示するようにユーザーを誘導する可能性があります。また、攻撃者は、脆弱性を悪用する可能性のある特別な細工がされたコンテンツを追加することによって、侵害された Web サイトとユーザーが提供したコンテンツや広告を受け入れるまたはホストする Web サイトを悪用する可能性もあります。しかし、すべての場合において、強制的にユーザーに攻撃者が制御するコンテンツを表示させることはできません。その代わり、通常は電子メールまたはインスタント メッセンジャーのメッセージの誘導により、または電子メールで送信された添付ファイルを開かせることにより、ユーザーに操作を実行させることが攻撃者にとっての必要条件となります。

この脆弱性が悪用された場合、攻撃者により現在のユーザーと同じ権限が取得される可能性があります。現在のユーザーが管理者ユーザー権限でログオンしているときに、攻撃者によりこれらの脆弱性が悪用された場合、影響を受けるコンピューターが制御される可能性があります。攻撃者は、その後、プログラムのインストール、データの表示、変更、削除などを行ったり、完全なユーザー権限を持つ新たなアカウントを作成したりする可能性があります。

この更新プログラムは、Internet Explorer がメモリ内のオブジェクトを処理する方法を変更することにより、これらの脆弱性を排除します。

次の表には、Common Vulnerabilities and Exposures リストの各脆弱性の標準のエントリへのリンクが含まれています。

脆弱性のタイトル

CVE 番号

一般に公開

悪用

Internet Explorer のメモリ破損の脆弱性

CVE-2015-6083

なし

なし

Internet Explorer のメモリ破損の脆弱性

CVE-2015-6134

なし

なし

Microsoft ブラウザーのメモリの破損の脆弱性

CVE-2015-6140

なし

なし

Internet Explorer のメモリ破損の脆弱性

CVE-2015-6141

なし

なし

Microsoft ブラウザーのメモリの破損の脆弱性

CVE-2015-6142

なし

なし

Internet Explorer のメモリ破損の脆弱性

CVE-2015-6143

なし

なし

Internet Explorer のメモリ破損の脆弱性

CVE-2015-6145

なし

なし

Internet Explorer のメモリ破損の脆弱性

CVE-2015-6146

なし

なし

Internet Explorer のメモリ破損の脆弱性

CVE-2015-6147

なし

なし

Microsoft ブラウザーのメモリの破損の脆弱性

CVE-2015-6148

なし

なし

Internet Explorer のメモリ破損の脆弱性

CVE-2015-6149

なし

なし

Internet Explorer のメモリ破損の脆弱性

CVE-2015-6150

なし

なし

Microsoft ブラウザーのメモリの破損の脆弱性

CVE-2015-6151

なし

なし

Internet Explorer のメモリ破損の脆弱性

CVE-2015-6152

なし

なし

Microsoft ブラウザーのメモリの破損の脆弱性

CVE-2015-6153

なし

なし

Microsoft ブラウザーのメモリの破損の脆弱性

CVE-2015-6154

なし

なし

Microsoft ブラウザーのメモリの破損の脆弱性

CVE-2015-6155

なし

なし

Internet Explorer のメモリ破損の脆弱性

CVE-2015-6156

なし

なし

Microsoft ブラウザーのメモリの破損の脆弱性

CVE-2015-6158

なし

なし

Microsoft ブラウザーのメモリの破損の脆弱性

CVE-2015-6159

なし

なし

Internet Explorer のメモリ破損の脆弱性

CVE-2015-6160

なし

なし

Internet Explorer のメモリ破損の脆弱性

CVE-2015-6162

なし

なし

問題を緩和する要素

マイクロソフトは、これらの脆弱性の問題を緩和する要素を確認していません。

回避策

マイクロソフトは、これらの脆弱性の回避策を確認していません。

よく寄せられる質問

Windows Server 2008、Windows Server 2008 R2、Windows Server 2012、または Windows Server 2012 R2 上で Internet Explorer を使用していますが、これにより、これらの脆弱性の影響は緩和されますか? 
はい。既定で、Windows Server 2008、Windows Server 2008 R2、Windows Server 2012、および Windows Server 2012 R2 上の Internet Explorer は、「セキュリティ強化の構成」と呼ばれる制限されたモードで実行されます。セキュリティ強化の構成は、Internet Explorer で事前に設定され、ユーザーまたは管理者が特別に細工された Web コンテンツをサーバーにダウンロードし、実行する危険性を低減します。これは、Internet Explorer の信頼済みサイト ゾーンに追加していない Web サイトに対する「緩和する要素」に該当します。

EMET はこれらの脆弱性を悪用しようとする攻撃の緩和に役立ちますか?
はい。Enhanced Mitigation Experience Toolkit (EMET) により、セキュリティの緩和策を管理すれば、攻撃者は特定のソフトウェアにおけるメモリ破損の脆弱性を悪用することが困難になります。EMET は、Internet Explorer と動作するように EMET のインストールと設定がされているシステム上の Internet Explorer における、これらの脆弱性を悪用しようとする攻撃を緩和できます。

EMET の詳細については、Enhanced Mitigation Experience Toolkit を参照してください。

複数の Microsoft ブラウザーの XSS フィルター バイパスの脆弱性

Internet Explorer が、通常は適切にフィルター処理されるはずの HTTP 応答データ内の HTML 属性を無効にする方法に複数の XSS フィルター バイパスの脆弱性が存在します。この脆弱性により、最初に無効にされたスクリプトが誤ったセキュリティ コンテキストで実行され、情報漏えいが起こる可能性があります。

攻撃者が、この脆弱性を悪用するように設計された特別に細工されたコンテンツを Web サイトに投稿する可能性があります。攻撃者は、影響を受ける Web サイトのコンテンツを表示するようにユーザーを誘導する必要があります。その後で、ユーザーがこの Web サイトを参照すると、XSS フィルターが特別に細工されたコンテンツの HTML 属性を無効にし、悪意を持ったスクリプトが誤ったセキュリティ コンテキストで実行されて、その結果情報漏えいが起こる状況になります。

攻撃者がこの脆弱性を悪用した場合、ユーザーのシステム上でサードパーティ Web サイトになりすましてスクリプトを実行する可能性があります。そのようなスクリプトは、サードパーティの Web サイトにアクセスしたときにブラウザーの内部で実行され、サードパーティの Web サイトが許可する任意の操作をユーザーのシステム上で実行する可能性があります。この脆弱性が悪用されるのは、ユーザーが HTML メール内のハイパーテキスト リンクをクリックした場合か、ユーザーが攻撃者の Web サイトまたは攻撃者が管理しているコンテンツが含まれる Web サイトにアクセスした場合のみです。

この更新プログラムは、Internet Explorer の XSS フィルターが HTML 属性を誤って無効にするのを防ぐことによってこの脆弱性を解決します。

次の表には、Common Vulnerabilities and Exposures リストの各脆弱性の標準のエントリへのリンクが含まれています。

脆弱性のタイトル

CVE 番号

一般に公開

悪用

Internet Explorer XSS フィルターのバイパスの脆弱性

CVE-2015-6138

なし

なし

Microsoft ブラウザーの XSS フィルター バイパスの脆弱性

CVE-2015-6144

なし

なし


問題を緩和する要素

マイクロソフトは、これらの脆弱性の問題を緩和する要素を確認していません。

回避策

マイクロソフトは、これらの脆弱性の回避策を確認していません。

スクリプト エンジンの情報漏えいの脆弱性 - CVE-2015-6135

VBScript に情報漏えいの脆弱性が存在します。この脆弱性により、JScript または VBScript がメモリの内容を不適切に開示し、それによりユーザーのコンピューターまたはデータをさらに侵害する情報を攻撃者に提供する可能性があります。

攻撃者がこの脆弱性を悪用するには、オブジェクトが作成された場所のメモリ アドレスに関する情報が必要です。この更新プログラムは、特定の機能がメモリ内でオブジェクトを処理する方法を変更することにより、この脆弱性を解決します。

マイクロソフトは、協調的な脆弱性の公開を通じてこの脆弱性に関する情報を得ました。このセキュリティ情報が最初に公開された時点では、マイクロソフトはこの脆弱性を悪用しようとする攻撃を確認していません。

問題を緩和する要素

マイクロソフトは、この脆弱性の問題を緩和する要素を確認していません。

回避策

お客様の状況で、次の回避策が役立つ場合があります。

  • VBScript.dll へのアクセスの制限
    • 32 ビット コンピューターについては、管理コマンド プロンプトから次のコマンドを入力します。
      takeown /f %windir%\system32\vbscript.dll 
      cacls %windir%\system32\vbscript.dll /E /P everyone:N
                                                      
      
    • 64 ビット コンピューターについては、管理コマンド プロンプトから次のコマンドを入力します。
      takeown /f %windir%\syswow64\vbscript.dll 
      cacls %windir%\syswow64\vbscript.dll /E /P everyone:N
                                                      
      

    回避策の影響。 VBScript を使用する Web サイトが正常に機能しない場合があります。

    回避策の解除方法:

    • 32 ビット コンピューターについては、管理コマンド プロンプトから次のコマンドを入力します。
      cacls %windir%\system32\vbscript.dll /E /R everyone
      
    • 64 ビット コンピューターについては、管理コマンド プロンプトから次のコマンドを入力します。
      cacls %windir%\syswow64\vbscript.dll /E /R everyone
      

スクリプト エンジンのメモリ破損の脆弱性 – CVE-2015-6136

Internet Explorer でメモリ内のオブジェクトを処理するときに VBScript エンジンがレンダリングする方法に、リモートでコードが実行される脆弱性が存在します。これらの脆弱性では、攻撃者が現在のユーザーのコンテキストで任意のコードを実行するような方法で、メモリを破損する可能性があります。

Web ベースの攻撃シナリオでは、攻撃者は Internet Explorer を介してこれらの脆弱性を悪用することを目的として特別に細工した Web サイトをホストし、その Web サイトを表示するようにユーザーを誘導する可能性があります。攻撃者は「初期化しても安全」と判断された ActiveX コントロールを、IE レンダリング エンジンをホストするアプリケーションや Microsoft Office ドキュメントに埋め込む可能性もあります。また、攻撃者は侵害された Web サイトおよびユーザーが提供したコンテンツや広告を受け入れる、またはホストする Web サイトを利用する可能性があります。これらの Web サイトには、これらの脆弱性を悪用する可能性のある特別に細工されたコンテンツが含まれている場合があります。

攻撃者によりこの脆弱性が悪用された場合、攻撃者が現在のユーザーと同じユーザー権限を取得する可能性があります。現在のユーザーが管理者ユーザー権限でログオンしているときに、攻撃者によりこれらの脆弱性が悪用された場合、影響を受けるコンピューターが制御される可能性があります。攻撃者は、その後、プログラムのインストール、データの表示、変更、削除などを行ったり、完全なユーザー権限を持つ新たなアカウントを作成したりする可能性があります。

この更新プログラムは、VBScript スクリプト エンジンがメモリのオブジェクトを処理する方法を変更することにより、この脆弱性を排除します。


マイクロソフトは、協調的な脆弱性の公開を通じてこの脆弱性に関する情報を得ました。このセキュリティ情報が最初に公開された時点では、マイクロソフトはこの脆弱性を悪用しようとする攻撃を確認していません。

問題を緩和する要素

マイクロソフトは、これらの脆弱性の問題を緩和する要素を確認していません。

回避策

お客様の状況で、次の回避策が役立つ場合があります。

  • VBScript.dll へのアクセスの制限
    • 32 ビット コンピューターについては、管理コマンド プロンプトから次のコマンドを入力します。
      takeown /f %windir%\system32\vbscript.dll 
      cacls %windir%\system32\vbscript.dll /E /P everyone:N
                                                      
      
    • 64 ビット コンピューターについては、管理コマンド プロンプトから次のコマンドを入力します。
      takeown /f %windir%\syswow64\vbscript.dll 
      cacls %windir%\syswow64\vbscript.dll /E /P everyone:N
                                                      
      

    回避策の影響。 VBScript を使用する Web サイトが正常に機能しない場合があります。

    回避策の解除方法:

    • 32 ビット コンピューターについては、管理コマンド プロンプトから次のコマンドを入力します。
      cacls %windir%\system32\vbscript.dll /E /R everyone
      
    • 64 ビット コンピューターについては、管理コマンド プロンプトから次のコマンドを入力します。
      cacls %windir%\syswow64\vbscript.dll /E /R everyone
      

Microsoft ブラウザーの特権の昇格の脆弱性 - CVE-2015-6139

Internet Explorer がコンテンツ タイプを正しく適用しない場合に特権の昇格の脆弱性が存在します。この脆弱性が悪用された場合、攻撃者により昇格された特権で任意のスクリプトが実行される可能性があります。

Web ベースの攻撃のシナリオで、攻撃者はこの脆弱性の悪用を意図した Web サイトをホストする可能性があります。さらに、侵害された Web サイトやユーザー提供のコンテンツを受け入れたりホストしたりする Web サイトに、特別に細工したコンテンツが含まれていて、この脆弱性が悪用される可能性があります。しかし、すべての場合において、強制的にユーザーに攻撃者が制御するコンテンツを表示させることはできません。その代わり、攻撃者はユーザーにアクションを起こさせる必要があります。たとえば、攻撃者はユーザーを騙してリンクをクリックさせ、攻撃者のサイトへ誘導する可能性があります。この脆弱性を悪用することに成功した攻撃者は、Internet Explorer の影響を受けるバージョンで特権を昇格することができます。

この更新プログラムは、Internet Explorer にコンテンツ タイプを正しく適用させることにより、この脆弱性を解決します。マイクロソフトは、協調的な脆弱性の公開を通じてこの脆弱性に関する情報を得ました。このセキュリティ情報が最初に公開された時点では、マイクロソフトはこの脆弱性を悪用しようとする攻撃を確認していません。

問題を緩和する要素

マイクロソフトは、この脆弱性の問題を緩和する要素を確認していません。

回避策

マイクロソフトは、この脆弱性の回避策を確認していません。


Internet Explorer の情報漏えいの脆弱性 - CVE-2015-6157

Internet Explorer がメモリの内容を不適切に開示するときに情報漏洩の脆弱性が存在します。攻撃者がこの脆弱性を悪用した場合、ユーザーのコンピューターをさらに侵害する情報を攻撃者に提供する可能性があります。

Web ベースの攻撃のシナリオで、攻撃者はこの脆弱性の悪用を意図した Web サイトをホストする可能性があります。さらに、侵害された Web サイトやユーザー提供のコンテンツを受け入れたりホストしたりする Web サイトに、特別に細工したコンテンツが含まれていて、この脆弱性が悪用される可能性があります。しかし、すべての場合において、強制的にユーザーに攻撃者が制御するコンテンツを表示させることはできません。その代わり、攻撃者はユーザーにアクションを起こさせる必要があります。たとえば、攻撃者はユーザーを騙してリンクをクリックさせ、攻撃者のサイトへ誘導する可能性があります。

この更新プログラムは、特定の機能がメモリ内でオブジェクトを処理する方法を変更することにより、この脆弱性を解決します。マイクロソフトは、協調的な脆弱性の公開を通じてこの脆弱性に関する情報を得ました。このセキュリティ情報が最初に公開された時点では、マイクロソフトはこの脆弱性を悪用しようとする攻撃を確認していません。

問題を緩和する要素

マイクロソフトは、この脆弱性の問題を緩和する要素を確認していません。

回避策

マイクロソフトは、この脆弱性の回避策を確認していません。

Internet Explorer の ASLR のバイパス – CVE-2015-6161

特定の Window メッセージを送信する際に例外の方法で処理された結果、Internet Explorer のセキュリティ機能のバイパスが存在します。これにより、攻撃者がアドレス スペースのレイアウトを探り、Address Space Layout Randomization (ASLR) のバイパスを可能にします。ASLR のバイパスが任意のコードを自動的に実行することはできません。ただし、攻撃者はこの ASLR のバイパスをリモートでコード実行といったような他の脆弱性と組み合わせて使用することで、標的となるコンピューター上で任意のコードを実行する可能性があります。ASLR のバイパスの悪用には、ユーザーがログオンし、影響を受けるバージョンの Internet Explorer を実行することが必要条件となります。その後、ユーザーが悪意のあるサイトを閲覧する必要があります。

次の表には、Common Vulnerabilities and Exposures リストの各脆弱性の標準のエントリへのリンクが含まれています:

脆弱性のタイトル

CVE 番号

一般に公開

悪用

Internet Explorer の ASLR のバイパス

CVE-2015-6161

なし

なし


重要: この適用可能な更新プログラムをインストールし、User32 Exception Handler Hardening Feature を有効にしない限り、システムは ASLR のバイパスから保護されません:

  • Internet Explorer 7 から Internet Explorer 10 または Windows 7、8、あるいは 8.1 上で Internet Explorer 11 を実行しているお客様:
    1. Internet Explorer の累積的な更新プログラム 3104002 をインストールしてください。ダウンロードリンクについては、影響を受けるソフトウェアの表を確認してください。
    2. MS15-135 のセキュリティ更新プログラム 3109094 をインストールしてください。
    3. サポート技術情報 3125869 の Microsoft Easy fix を実行し、User32 Exception Handler Hardening Feature を有効にしてください。Easy fix に代わってこの機能を手動で有効にするには、CVE-2015-6161 に関する脆弱性の情報で説明されている手順を行ってください。
  • Windows 10 上で Internet Explorer 11 を実行しているお客様:
    1. Windows 10 の累積的な更新プログラム 3116869 をインストールしてください。
    2. サポート技術情報 3125869 の Microsoft Easy fix を実行し、User32 Exception Handler Hardening Feature を有効にしてください。Easy fix に代わってこの機能を手動で有効にするには、CVE-2015-6161 に関する脆弱性の情報で説明されている手順を行ってください。
  • Windows 10 Version 1511上で Internet Explorer 11 を実行しているお客様:
    1. Windows 10 Version 1511 の累積的な更新プログラム 3116900 をインストールしてください。
    2. サポート技術情報 3125869 の Microsoft Easy fix を実行し、User32 Exception Handler Hardening Feature を有効にしてください。Easy fix に代わってこの機能を手動で有効にするには、CVE-2015-6161 に関する脆弱性の情報で説明されている手順を行ってください。

User32 Exception Handler Hardening Feature の有効化

レジストリ エディターで User32 Exception Handler Hardening Feature 機能の手動による有効化を望まない場合は、Microsoft Easy fix をご利用いただけます。Easy fix に関しては、サポート技術情報 3125869 を参照してください。

        

警告: レジストリ エディターを正しく使用しないと、深刻な問題が生じ、オペレーティング システムの再インストールが必要になる場合があります。マイクロソフトは、レジストリ エディターを正しく使用しない場合に起こる問題の解決について、保証はできません。レジストリ エディターは、お客様各自の責任において使用してください。

32 ビット版オペレーティング システム:

  1. [スタート] ボタンをクリックし、[ファイル名を指定して実行] をクリックします。[名前] ボックスに「Regedit」と入力し、[OK] をクリックします。
  2. 次のレジストリの場所へ移動します。
    HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Internet Explorer\Main\FeatureControl\
    
  3. FEATURE_ALLOW_USER32_EXCEPTION_HANDLER_HARDENING という名前の新しいキーを作成します。
  4. 新しいキーの下に、新しい DWORD エントリ "iexplore.exe" を追加します。
  5. DWORD 値を 1 に設定します。

x64-based オペレーティング システムの場合:

  1. [スタート] ボタンをクリックし、[ファイル名を指定して実行] をクリックします。[名前] ボックスに「Regedit」と入力し、[OK] をクリックします。
  2. 次のレジストリの場所へ移動します。
    HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Internet Explorer\Main\FeatureControl\
    
  3. FEATURE_ALLOW_USER32_EXCEPTION_HANDLER_HARDENING という名前の新しいキーを作成します。
  4. 新しいキーの下に、新しい DWORD エントリ "iexplore.exe" を追加します。
  5. DWORD 値を 1 に設定します。
  6. 次のレジストリの場所へ移動します。
    HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Wow6432Node\Microsoft\Internet Explorer\Main\FeatureControl\
    
  7. FEATURE_ALLOW_USER32_EXCEPTION_HANDLER_HARDENING という名前の新しいキーを作成します。
  8. 新しいキーの下に、新しい DWORD エントリ "iexplore.exe" を追加します。
  9. DWORD 値を 1 に設定します。

更新プログラム 3109094 のダウンロード リンクについては、マイクロソフト セキュリティ情報 MS15-135 を参照してください。

詳細および Microsoft Easy fix については、サポート技術情報 3125869 を参照してください。

問題を緩和する要素

マイクロソフトは、この脆弱性の問題を緩和する要素を確認していません。

回避策

マイクロソフトは、この脆弱性の回避策を確認していません。

Internet Explorer の XSS フィルター バイパスの脆弱性 – CVE-2015-6164

Internet Explorer がクロスドメイン ポリシーを正しく適用しない場合にセキュリティ機能のバイパスの脆弱性が存在します。この脆弱性により、攻撃者が 1 つのドメインの情報にアクセスして別のドメインにその情報を注入できる可能性があります。

Web ベースの攻撃のシナリオで、攻撃者はこの脆弱性の悪用を意図した Web サイトをホストする可能性があります。さらに、侵害された Web サイトやユーザー提供のコンテンツを受け入れたりホストしたりする Web サイトに、特別に細工したコンテンツが含まれていて、この脆弱性が悪用される可能性があります。しかし、すべての場合において、強制的にユーザーに攻撃者が制御するコンテンツを表示させることはできません。その代わり、攻撃者はユーザーにアクションを起こさせる必要があります。たとえば、攻撃者はユーザーを騙してリンクをクリックさせ、攻撃者のサイトへ誘導する可能性があります。この脆弱性を悪用することに成功した攻撃者は、Internet Explorer の影響を受けるバージョンで特権を昇格することができます。

この脆弱性自体を利用して、任意のコードを自動的に実行することはできません。ただし、この脆弱性は、任意のコードを実行するときに昇格された特権を利用する可能性がある他の脆弱性 (リモートでコードが実行される脆弱性など) と組み合わせて悪用される可能性があります。たとえば、攻撃者が別の脆弱性を悪用して Internet Explorer を通じて任意のコードを実行する可能性がありますが、Internet Explorer によってプロセスが起動されるコンテキストにより、コードは低い整合性レベル (非常に限られたアクセス許可) での実行に制限される場合があります。しかし、攻撃者がこの脆弱性を悪用して、任意コードを整合性レベル「中」 (現在のユーザーのアクセス許可) で実行する可能性があります。

この更新プログラムは、Internet Explorer でクロスドメイン ポリシーが適切に適用されるようにすることでこの脆弱性を解決します。この脆弱性は公表されていました。これは Common Vulnerability and Exposure の CVE-2015-6164 にアサインされています。このセキュリティ情報が最初に公開された時点では、マイクロソフトはこの脆弱性を悪用しようとする攻撃を確認していません。

問題を緩和する要素

マイクロソフトは、この脆弱性の問題を緩和する要素を確認していません。

回避策

マイクロソフトは、この脆弱性の回避策を確認していません。

セキュリティ更新プログラムの展開の詳細については、ここで参照されているマイクロソフト サポート技術情報の「概要」を参照してください。

マイクロソフトでは、協調的な脆弱性の公開によるお客様の保護に際して、セキュリティ コミュニティの方々からいただいたご助力に感謝いたします。詳細については、謝辞を参照してください。

マイクロソフト サポート技術情報に含まれている情報は、いかなる保証もない現状ベースで提供されるものです。Microsoft Corporation およびその関連会社は、市場性および特定の目的への適合性を含めて、明示的にも黙示的にも、一切の保証をいたしません。さらに、Microsoft Corporation およびその関連会社は、本文書に含まれている情報の使用および使用結果につき、正確性、真実性など、いかなる表明・保証も行いません。Microsoft Corporation、その関連会社およびこれらの権限ある代理人による口頭または書面による一切の情報提供またはアドバイスは、保証を意味するものではなく、かつ上記免責条項の範囲を狭めるものではありません。Microsoft Corporation、その関連会社およびこれらの者の供給者は、直接的、間接的、偶発的、結果的損害、逸失利益、懲罰的損害、または特別損害を含むすべての損害に対して、状況のいかんを問わず一切責任を負いません。結果的損害または偶発的損害に対する責任の免除または制限を認めていない地域においては、上記制限が適用されない場合があります。

  • V1.0 (2015/12/09): このセキュリティ情報ページを公開しました。
  • V1.1 (2015/12/17): このセキュリティ情報ページを更新し、CVE-2015-6161 で説明されている脆弱性から保護されるためにユーザー側の操作が必要な手順をより明確にしました。このセキュリティ情報、MS15-124 はこの問題に対する保護策を提供するものですが、この保護策を有効にするためにはユーザー側の操作が必要になります。Internet Explorer の累積的な更新プログラムは、この保護策が既定で有効になっていません。マイクロソフトは、この保護策を適用する前に、お客様の環境およびシステムの設定に適したテストの実施をお勧めします。
Page generated 2015-12-17 16:21-08:00.
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