マイクロソフト セキュリティ情報 MS16-040 - 緊急

Microsoft XML Core Services 3148541 用のセキュリティ更新プログラム (3148541)

公開日:2016 年 4 月 13 日

バージョン: 1.0

このセキュリティ更新プログラムは、Microsoft Windows の脆弱性を解決します。この脆弱性により、ユーザーが特別に細工されたリンクをクリックし、そのために攻撃者が悪意のあるコードを実行してユーザーのシステムの制御を取得した場合にリモートでコードが実行される可能性があります。しかし、すべての場合において、攻撃者がユーザーに特別に細工したリンクを強制的にクリックさせる方法はありません。通常は、電子メールまたはインスタント メッセンジャーのメッセージの誘導により、ユーザーにリンクをクリックさせることが攻撃者にとっての必要条件となります。

このセキュリティ更新プログラムは、すべてのサポートされているリリースの Microsoft Windows 上の Microsoft XML コア サービス 3.0 について、深刻度が「重要」と評価されています。詳細については、「影響を受けるソフトウェア」のセクションを参照してください。

この更新プログラムは、MSXML パーサーがユーザー入力を処理する方法を変更することにより、この脆弱性を解決します。脆弱性の詳細については、「脆弱性の情報」を参照してください。

この更新プログラムの詳細については、マイクロソフト サポート技術情報 3148541 を参照してください。

次のソフトウェア バージョンまたはエディションが影響を受けます。一覧にないバージョンまたはエディションは、サポート ライフサイクルが終了しているか、この脆弱性の影響を受けません。ご使用中のソフトウェアのバージョンまたはエディションのサポート ライフサイクルを確認するには、Microsoft サポート ライフサイクルの Web サイトを参照してください。

次の深刻度の評価は、脆弱性の影響が最も深刻な場合を想定しています。深刻度の評価およびセキュリティ上の影響に関連して、このセキュリティ情報の公開から 30 日間でこの脆弱性が悪用される可能性に関する情報については、4 月のセキュリティ情報の概要の Exploitability Index (悪用可能性指標) を参照してください。

 

オペレーティング システム

コンポーネント

MSXML 3.0 のリモートでコードが実行される脆弱性 - CVE-2016-0147

置き換えられる更新プログラム

Windows Vista

Windows Vista Service Pack 2

Microsoft XML コア サービス 3.0
(3146963)

緊急
リモートでコードが実行される

MS15-039 の 3046482

Windows Vista x64 Edition Service Pack 2

Microsoft XML コア サービス 3.0
(3146963)

緊急
リモートでコードが実行される

MS15-039 の 3046482

Windows Server 2008

Windows Server 2008 for 32-bit Systems Service Pack 2

Microsoft XML コア サービス 3.0
(3146963)

緊急
リモートでコードが実行される

MS15-039 の 3046482

Windows Server 2008 for x64-based Systems Service Pack 2

Microsoft XML コア サービス 3.0
(3146963)

緊急
リモートでコードが実行される

MS15-039 の 3046482

Windows Server 2008 for Itanium-based Systems Service Pack 2

Microsoft XML コア サービス 3.0
(3146963)

緊急
リモートでコードが実行される

MS15-039 の 3046482

Windows 7

Windows 7 for 32-bit Systems Service Pack 1

Microsoft XML コア サービス 3.0
(3146963)

緊急
リモートでコードが実行される

MS15-039 の 3046482

Windows 7 for x64-based Systems Service Pack 1

Microsoft XML コア サービス 3.0
(3146963)

緊急
リモートでコードが実行される

MS15-039 の 3046482

Windows Server 2008 R2

Windows Server 2008 R2 for x64-based Systems Service Pack 1

Microsoft XML コア サービス 3.0
(3146963)

緊急
リモートでコードが実行される

MS15-039 の 3046482

Windows Server 2008 R2 for Itanium-based Systems Service Pack 1

Microsoft XML コア サービス 3.0
(3146963)

緊急
リモートでコードが実行される

MS15-039 の 3046482

Windows 8.1

Windows 8.1 for 32-bit Systems

Microsoft XML コア サービス 3.0
(3146963)

緊急
リモートでコードが実行される

MS14-067 の 2993958

Windows 8.1 for x64-based Systems

Microsoft XML コア サービス 3.0
(3146963)

緊急
リモートでコードが実行される

MS14-067 の 2993958

Windows Server 2012 および Windows Server 2012 R2

Windows Server 2012

Microsoft XML コア サービス 3.0
(3146963)

緊急
リモートでコードが実行される

MS14-067 の 2993958

Windows Server 2012 R2

Microsoft XML コア サービス 3.0
(3146963)

緊急
リモートでコードが実行される

MS14-067 の 2993958

Windows RT 8.1

Windows RT 8.1[1]

Microsoft XML コア サービス 3.0
(3146963)

緊急
リモートでコードが実行される

MS14-067 の 2993958

Windows 10

Windows 10 for 32-bit Systems [2]
(3147461)

Microsoft XML コア サービス 3.0

緊急
リモートでコードが実行される

3140745

Windows 10 for x64-based Systems [2]
(3147461)

Microsoft XML コア サービス 3.0

緊急
リモートでコードが実行される

3140745

Windows 10 Version 1511 for 32-bit Systems [2]
(3147458)

Microsoft XML コア サービス 3.0

緊急
リモートでコードが実行される

3140768

Windows 10 Version 1511 for x64-based Systems [2]
(3147458)

Microsoft XML コア サービス 3.0

緊急
リモートでコードが実行される

3140768

Server Core インストール オプション

Windows Server 2008 for 32-bit Systems Service Pack 2 (Server Core インストール)

Microsoft XML コア サービス 3.0
(3146963)

緊急
リモートでコードが実行される

MS15-039 の 3046482

Windows Server 2008 for x64-based Systems Service Pack 2 (Server Core インストール)

Microsoft XML コア サービス 3.0
(3146963)

緊急
リモートでコードが実行される

MS15-039 の 3046482

Windows Server 2008 R2 for x64-based Systems Service Pack 1 (Server Core インストール)

Microsoft XML コア サービス 3.0
(3146963)

緊急
リモートでコードが実行される

MS15-039 の 3046482

Windows Server 2012 (Server Core インストール)

Microsoft XML コア サービス 3.0
(3146963)

緊急
リモートでコードが実行される

MS14-067 の 2993958

Windows Server 2012 R2 (Server Core インストール)

Microsoft XML コア サービス 3.0
(3146963)

緊急
リモートでコードが実行される

MS14-067 の 2993958

[1]Windows RT 8.1 の更新プログラムは、Windows Update を介してのみ利用可能です。

[2]Windows 10 の更新プログラムは累積的です。今月のセキュリティ リリースには、セキュリティ以外の更新プログラムに加えて、Windows 10 に影響する脆弱性のすべてのセキュリティ修正プログラムが含まれています。これらの更新プログラムは、Microsoft Update カタログを介して入手可能です。

注: Windows Server 2016 Technical Preview 4 および Windows Server 2016 Technical Preview 5 が影響を受けます。これらのオペレーティング システムを実行しているお客様は、Windows Update から入手できる更新プログラムを適用することをお勧めします。

使用しているコンピューターにはどのバージョンの Microsoft XML コア サービスがインストールされているのですか?

一部のバージョンの Microsoft XML コア サービスは Microsoft Windows に含まれていますが、他のバージョンはマイクロソフトまたはサードパーティ プロバイダーが提供するオペレーティング システム以外のソフトウェアと共にインストールされます。個別にダウンロードできるバージョンもあります。次の表は、Microsoft Windows に含まれる Microsoft XML コア サービスのバージョン、およびその他のマイクロソフトまたはサードパーティソフトウェアと共にインストールされるバージョンを示しています。

オペレーティング システム

MSXML 3.0

Windows Vista

オペレーティング システムに同梱

Windows Server 2008

オペレーティング システムに同梱

Windows 7

オペレーティング システムに同梱

Windows Server 2008 R2

オペレーティング システムに同梱

Windows 8.1

オペレーティング システムに同梱

Windows Server 2012 および Windows Server 2012 R2

オペレーティング システムに同梱

MSXML 3.0 のリモートでコードが実行される脆弱性 - CVE-2016-0147

Microsoft XML コア サービス (MSXML) がユーザー入力を処理する方法にリモートでコードが実行される脆弱性が存在します。この脆弱性の悪用に成功した攻撃者が、リモートで悪意のあるコードを実行し、対象のシステムを制御できるようになる可能性があります。

この脆弱性の悪用を目的として、攻撃者は、Internet Explorer を介して MSXML を呼び出すように設計された特別な細工がされた Web サイトをホストする可能性があります。ただし、攻撃者はこのような Web サイトにユーザーを強制的に訪問させることはできません。その代わり、通常、ユーザーを Web サイトに訪問させる、電子メール メッセージ内またはインスタント メッセンジャーのリクエスト内のリンクをクリックするようユーザーを誘導することが、攻撃者にとっての必要条件となります。Internet Explorer が XML コンテンツを解析するときに、攻撃者が、リモートで悪意のあるコードを実行し、対象のシステムを制御できるようになる可能性があります。この更新プログラムは、MSXML パーサーがユーザー入力を処理する方法を変更することにより、この脆弱性を解決します。

次の表には、Common Vulnerabilities and Exposures リストの各脆弱性の標準のエントリへのリンクが含まれています。

脆弱性のタイトル

CVE 番号

一般に公開

悪用

MSXML のリモートでコードが実行される脆弱性

CVE-2016-0147

なし

なし

問題を緩和する要素

マイクロソフトは、この脆弱性の問題を緩和する要素を確認していません。

回避策

マイクロソフトは、この脆弱性の回避策を確認していません。

セキュリティ更新プログラムの展開については、「概要」のここで言及されているサポート技術情報を参照してください。

マイクロソフトでは、協調的な脆弱性の公開によるお客様の保護に際して、セキュリティ コミュニティの方々からいただいたご助力に感謝いたします。詳細については、謝辞を参照してください。

マイクロソフト サポート技術情報に含まれている情報は、いかなる保証もない現状ベースで提供されるものです。Microsoft Corporation およびその関連会社は、市場性および特定の目的への適合性を含めて、明示的にも黙示的にも、一切の保証をいたしません。さらに、Microsoft Corporation およびその関連会社は、本文書に含まれている情報の使用および使用結果につき、正確性、真実性など、いかなる表明・保証も行いません。Microsoft Corporation、その関連会社およびこれらの権限ある代理人による口頭または書面による一切の情報提供またはアドバイスは、保証を意味するものではなく、かつ上記免責条項の範囲を狭めるものではありません。Microsoft Corporation、その関連会社およびこれらの者の供給者は、直接的、間接的、偶発的、結果的損害、逸失利益、懲罰的損害、または特別損害を含むすべての損害に対して、状況のいかんを問わず一切責任を負いません。結果的損害または偶発的損害に対する責任の免除または制限を認めていない地域においては、上記制限が適用されない場合があります。

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