マイクロソフト セキュリティ情報 MS16-049 - 重要

HTTP.sys 用のセキュリティ更新プログラム (3148795)

公開日:2016 年 4 月 13 日

バージョン: 1.0

このセキュリティ更新プログラムは、Microsoft Windows の脆弱性を解決します。この脆弱性により、攻撃者が特別に細工された HTTP パケットを標的のシステムに送信した場合、サービス拒否が起こる可能性があります。

このセキュリティ更新プログラムは、すべてのサポートされているエディションの Microsoft Windows 10 について、深刻度が「重要」と評価されています。詳細については、「影響を受けるソフトウェア」のセクションを参照してください。

この更新プログラムは、Windows HTTP プロトコル スタックが HTTP 2.0 リクエストを処理する方法を修正することにより、この脆弱性を解決します。脆弱性の詳細については、「脆弱性の情報」を参照してください。

このドキュメントの詳細については、マイクロソフト サポート技術情報 3148795 を参照してください。

次のソフトウェア バージョンまたはエディションが影響を受けます。一覧にないバージョンまたはエディションは、サポート ライフサイクルが終了しているか、この脆弱性の影響を受けません。ご使用中のソフトウェアのバージョンまたはエディションのサポート ライフサイクルを確認するには、Microsoft サポート ライフサイクルの Web サイトを参照してください。

影響を受ける各ソフトウェアの深刻度の評価は、脆弱性の影響が最も深刻な場合を想定しています。深刻度の評価およびセキュリティ上の影響に関連して、このセキュリティ情報の公開から 30 日間でこの脆弱性が悪用される可能性に関する情報については、4 月のセキュリティ情報の概要の Exploitability Index (悪用可能性指標) を参照してください。

オペレーティング システム

HTTP.sys のサービス拒否の脆弱性 - CVE-2016-0150

置き換えられる更新プログラム*

Windows 10 for 32-bit Systems [1]
(3147461)

重要
サービス拒否

3140745

Windows 10 for x64-based Systems [1]
(3147461)

重要
サービス拒否

3140745

Windows 10 Version 1511 for 32-bit Systems [1]
(3147458)

重要
サービス拒否

3140768

Windows 10 Version 1511 for x64-based Systems [1]
(3147458)

重要
サービス拒否

3140768

[1]Windows 10 の更新プログラムは累積的です。今月のセキュリティ リリースには、セキュリティ以外の更新プログラムに加えて、Windows 10 に影響する脆弱性のすべてのセキュリティ修正プログラムが含まれています。これらの更新プログラムは、Microsoft Update カタログを介して入手可能です。

* "置き換えられる更新プログラム" 列には、置き換えられる一連の更新プログラムの中で、最新の更新プログラムのみが表示されています。置き換えられる更新プログラムの完全な一覧については、Microsoft Update カタログにアクセスし、更新プログラムのサポート技術情報番号を検索してから、更新プログラムの詳細を表示します (置き換えられる更新プログラムの情報は [パッケージの詳細] タブにあります)。

注: Windows Server 2016 Technical Preview 4 および Windows Server 2016 Technical Preview 5 が影響を受けます。これらのオペレーティング システムを実行しているお客様は、Windows Update から入手できる更新プログラムを適用することをお勧めします。

HTTP.sys のサービス拒否の脆弱性 - CVE-2016-0150

HTTP.sys が特別に細工された HTTP 2.0 リクエストを不適切に解析した場合に、HTTP 2.0 プロトコル スタック (HTTP.sys) にサービス拒否の脆弱性が存在します。攻撃者がこの脆弱性を悪用した場合、サービス拒否の状態を発生させ、標的のシステムを応答不能にする可能性があります。

攻撃者は、この脆弱性の悪用を目的として、特別に細工した HTTP パケットを標的のシステムに送信し、影響を受けるシステムを応答不能にする可能性があります。この更新プログラムは、Windows HTTP プロトコル スタックが HTTP 2.0 リクエストを処理する方法を修正することにより、この脆弱性を解決します。サービス拒否の脆弱性により、攻撃者がコードを実行したり、ユーザー権限を昇格したりすることはありません。

次の表には、Common Vulnerabilities and Exposures リストの各脆弱性の標準のエントリへのリンクが含まれています。

脆弱性のタイトル

CVE 番号

一般に公開

悪用

HTTP.sys のサービス拒否の脆弱性

CVE-2016-0150

なし

なし

問題を緩和する要素

マイクロソフトは、この脆弱性の問題を緩和する要素を確認していません。

回避策

マイクロソフトは、この脆弱性の回避策を確認していません。

セキュリティ更新プログラムの展開については、「概要」のこちらで言及されているマイクロソフト サポート技術情報を参照してください。

マイクロソフトでは、協調的な脆弱性の公開によるお客様の保護に際して、セキュリティ コミュニティの方々からいただいたご助力に感謝いたします。詳細については、謝辞を参照してください。

マイクロソフト サポート技術情報に含まれている情報は、いかなる保証もない現状ベースで提供されるものです。Microsoft Corporation およびその関連会社は、市場性および特定の目的への適合性を含めて、明示的にも黙示的にも、一切の保証をいたしません。さらに、Microsoft Corporation およびその関連会社は、本文書に含まれている情報の使用および使用結果につき、正確性、真実性など、いかなる表明・保証も行いません。Microsoft Corporation、その関連会社およびこれらの権限ある代理人による口頭または書面による一切の情報提供またはアドバイスは、保証を意味するものではなく、かつ上記免責条項の範囲を狭めるものではありません。Microsoft Corporation、その関連会社およびこれらの者の供給者は、直接的、間接的、偶発的、結果的損害、逸失利益、懲罰的損害、または特別損害を含むすべての損害に対して、状況のいかんを問わず一切責任を負いません。結果的損害または偶発的損害に対する責任の免除または制限を認めていない地域においては、上記制限が適用されない場合があります。

  • V1.0 (2016/04/13):このセキュリティ情報ページを公開しました。
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