マイクロソフト セキュリティ情報 MS16-055 - 緊急

Microsoft Graphics コンポーネント用のセキュリティ更新プログラム (3156754)

公開日:2016 年 5 月 11 日

バージョン: 1.0

このセキュリティ更新プログラムは、Microsoft Windows の脆弱性を解決します。最も深刻な脆弱性が悪用された場合、ユーザーが特別に細工されたドキュメントを開くか、特別に細工された Web サイトにアクセスすると、リモートでコードが実行される可能性があります。コンピューターでのユーザー権限が低い設定のアカウントを持つユーザーは、管理者特権で実行しているユーザーよりもこの脆弱性による影響が少ないと考えられます。

このセキュリティ更新プログラムは、すべてのサポートされているリリースの Microsoft Windows について、深刻度が「緊急」と評価されています。詳細については、「影響を受けるソフトウェア」のセクションを参照してください。

このセキュリティ更新プログラムは、Windows GDI コンポーネントと Windows Imaging Component がメモリ内のオブジェクトを処理する方法を修正することにより、この脆弱性を解決します。

脆弱性の詳細については、「脆弱性の情報」を参照してください。

この更新プログラムの詳細については、マイクロソフト サポート技術情報 3156754 を参照してください。

次のソフトウェア バージョンまたはエディションが影響を受けます。一覧にないバージョンまたはエディションは、サポート ライフサイクルが終了しているか、この脆弱性の影響を受けません。ご使用中のソフトウェアのバージョンまたはエディションのサポート ライフサイクルを確認するには、Microsoft サポート ライフサイクルの Web サイトを参照してください。

影響を受ける各ソフトウェアの深刻度の評価は、脆弱性の影響が最も深刻な場合を想定しています。深刻度の評価およびセキュリティ上の影響に関連して、このセキュリティ情報の公開から 30 日以内にこの脆弱性が悪用される可能性に関する情報については、5 月のセキュリティ情報の概要の Exploitability Index (悪用可能性指標) を参照してください。

Microsoft Windows

オペレーティング システム

Windows Graphics コンポーネントの情報漏えいの脆弱性 - CVE-2016-0168

Windows Graphics コンポーネントの情報漏えいの脆弱性 - CVE-2016-0169

Windows Graphics コンポーネントの RCE の脆弱性 - CVE-2016-0170

Direct3D の解放後使用の脆弱性 – CVE-2016-0184

Windows Imaging Component のメモリ破損の脆弱性 - CVE-2016-0195

置き換えられる更新プログラム*

Windows Vista

Windows Vista Service Pack 2
(3156013)

重要 
情報漏えい

重要 
情報漏えい

緊急 
リモートでコードが実行される

対象外

対象外

MS16-005 の 3124001

Windows Vista Service Pack 2
(3156016)

対象外

対象外

対象外

緊急 
リモートでコードが実行される

対象外

なし

Windows Vista Service Pack 2
(3156019)

対象外

対象外

対象外

対象外

緊急 
リモートでコードが実行される

なし

Windows Vista x64 Edition Service Pack 2
(3156013)

重要 
情報漏えい

重要 
情報漏えい

緊急 
リモートでコードが実行される

対象外

対象外

MS16-005 の 3124001

Windows Vista x64 Edition Service Pack 2
(3156016)

対象外

対象外

対象外

緊急 
リモートでコードが実行される

対象外

なし

Windows Vista x64 Edition Service Pack 2
(3156019)

対象外

対象外

対象外

対象外

緊急 
リモートでコードが実行される

なし

Windows Server 2008

Windows Server 2008 for 32-bit Systems Service Pack 2
(3156013)

重要 
情報漏えい

重要 
情報漏えい

緊急 
リモートでコードが実行される

対象外

対象外

MS16-005 の 3124001

Windows Server 2008 for 32-bit Systems Service Pack 2
(3156016)

対象外

対象外

対象外

緊急 
リモートでコードが実行される

対象外

なし

Windows Server 2008 for 32-bit Systems Service Pack 2
(3156019)

対象外

対象外

対象外

対象外

緊急 
リモートでコードが実行される

なし

Windows Server 2008 for x64-based Systems Service Pack 2
(3156013)

重要 
情報漏えい

重要 
情報漏えい

緊急 
リモートでコードが実行される

対象外

対象外

MS16-005 の 3124001

Windows Server 2008 for x64-based Systems Service Pack 2
(3156016)

対象外

対象外

対象外

緊急 
リモートでコードが実行される

対象外

なし

Windows Server 2008 for x64-based Systems Service Pack 2
(3156019)

対象外

対象外

対象外

対象外

緊急 
リモートでコードが実行される

なし

Windows Server 2008 for Itanium-based Systems Service Pack 2
(3156013)

重要 
情報漏えい

重要 
情報漏えい

緊急 
リモートでコードが実行される

対象外

対象外

MS16-005 の 3124001

Windows Server 2008 for Itanium-based Systems Service Pack 2
(3156019)

対象外

対象外

対象外

対象外

緊急 
リモートでコードが実行される

なし

Windows 7

Windows 7 for 32-bit Systems Service Pack 1
(3156013)

重要 
情報漏えい

重要 
情報漏えい

緊急 
リモートでコードが実行される

対象外

対象外

MS16-005 の 3124001

Windows 7 for 32-bit Systems Service Pack 1
(3156016)

対象外

対象外

対象外

緊急 
リモートでコードが実行される

対象外

なし

Windows 7 for 32-bit Systems Service Pack 1
(3156019)

対象外

対象外

対象外

対象外

緊急 
リモートでコードが実行される

なし

Windows 7 for x64-based Systems Service Pack 1
(3156013)

重要 
情報漏えい

重要 
情報漏えい

緊急 
リモートでコードが実行される

対象外

対象外

MS16-005 の 3124001

Windows 7 for x64-based Systems Service Pack 1
(3156016)

対象外

対象外

対象外

緊急 
リモートでコードが実行される

対象外

なし

Windows 7 for x64-based Systems Service Pack 1
(3156019)

対象外

対象外

対象外

対象外

緊急 
リモートでコードが実行される

なし

Windows Server 2008 R2

Windows Server 2008 R2 for x64-based Systems Service Pack 1
(3156013)

重要 
情報漏えい

重要 
情報漏えい

緊急 
リモートでコードが実行される

対象外

対象外

MS16-005 の 3124001

Windows Server 2008 R2 for x64-based Systems Service Pack 1
(3156016)

対象外

対象外

対象外

緊急 
リモートでコードが実行される

対象外

なし

Windows Server 2008 R2 for x64-based Systems Service Pack 1
(3156019)

対象外

対象外

対象外

対象外

緊急 
リモートでコードが実行される

なし

Windows Server 2008 R2 for Itanium-based Systems Service Pack 1
(3156013)

重要 
情報漏えい

重要 
情報漏えい

緊急 
リモートでコードが実行される

対象外

対象外

MS16-005 の 3124001

Windows Server 2008 R2 for Itanium-based Systems Service Pack 1
(3156016)

対象外

対象外

対象外

緊急 
リモートでコードが実行される

対象外

なし

Windows Server 2008 R2 for Itanium-based Systems Service Pack 1
(3156019)

対象外

対象外

対象外

対象外

緊急 
リモートでコードが実行される

なし

Windows 8.1

Windows 8.1 for 32-bit Systems
(3156013)

重要 
情報漏えい

重要 
情報漏えい

緊急 
リモートでコードが実行される

対象外

対象外

MS16-005 の 3124001

Windows 8.1 for 32-bit Systems
(3156016)

対象外

対象外

対象外

緊急 
リモートでコードが実行される

対象外

なし

Windows 8.1 for 32-bit Systems
(3156019)

対象外

対象外

対象外

対象外

緊急 
リモートでコードが実行される

MS15-024 の 3035132

Windows 8.1 for x64-based Systems
(3156013)

重要 
情報漏えい

重要 
情報漏えい

緊急 
リモートでコードが実行される

対象外

対象外

MS16-005 の 3124001

Windows 8.1 for x64-based Systems
(3156016)

対象外

対象外

対象外

緊急 
リモートでコードが実行される

対象外

なし

Windows 8.1 for x64-based Systems
(3156019)

対象外

対象外

対象外

対象外

緊急 
リモートでコードが実行される

MS15-024 の 3035132

Windows Server 2012 および Windows Server 2012 R2

Windows Server 2012
(3156013)

重要 
情報漏えい

重要 
情報漏えい

緊急 
リモートでコードが実行される

対象外

対象外

MS16-005 の 3124001

Windows Server 2012
(3156016)

対象外

対象外

対象外

緊急 
リモートでコードが実行される

対象外

なし

Windows Server 2012
(3156019)

対象外

対象外

対象外

対象外

緊急 
リモートでコードが実行される

MS15-024 の 3035132

Windows Server 2012 R2
(3156013)

重要 
情報漏えい

重要 
情報漏えい

緊急 
リモートでコードが実行される

対象外

対象外

MS16-005 の 3124001

Windows Server 2012 R2
(3156016)

対象外

対象外

対象外

緊急 
リモートでコードが実行される

対象外

なし

Windows Server 2012 R2
(3156019)

対象外

対象外

対象外

対象外

緊急 
リモートでコードが実行される

MS15-024 の 3035132

Windows RT 8.1

Windows RT 8.1[1]
(3156013)

重要 
情報漏えい

重要 
情報漏えい

緊急 
リモートでコードが実行される

対象外

対象外

MS16-005 の 3124001

Windows RT 8.1[1]
(3156016)

対象外

対象外

対象外

緊急 
リモートでコードが実行される

対象外

なし

Windows RT 8.1[1]
(3156019)

対象外

対象外

対象外

対象外

緊急 
リモートでコードが実行される

MS15-024 の 3035132

Windows 10

Windows 10 for 32-bit Systems [2]
(3156387)

重要 
情報漏えい

重要 
情報漏えい

緊急 
リモートでコードが実行される

緊急 
リモートでコードが実行される

緊急 
リモートでコードが実行される

3147461

Windows 10 for x64-based Systems [2]
(3156387)

重要 
情報漏えい

重要 
情報漏えい

緊急 
リモートでコードが実行される

緊急 
リモートでコードが実行される

緊急 
リモートでコードが実行される

3147461

Windows 10 Version 1511 for 32-bit Systems [2]
(3156421)

重要 
情報漏えい

重要 
情報漏えい

緊急 
リモートでコードが実行される

緊急 
リモートでコードが実行される

緊急 
リモートでコードが実行される

3147458

Windows 10 Version 1511 for x64-based Systems [2]
(3156421)

重要 
情報漏えい

重要 
情報漏えい

緊急 
リモートでコードが実行される

緊急 
リモートでコードが実行される

緊急 
リモートでコードが実行される

3147458

Server Core インストール オプション

Windows Server 2008 for 32-bit Systems Service Pack 2 (Server Core インストール)
(3156013)

重要 
情報漏えい

重要 
情報漏えい

緊急 
リモートでコードが実行される

対象外

対象外

MS16-005 の 3124001

Windows Server 2008 for 32-bit Systems Service Pack 2 (Server Core インストール)
(3156016)

対象外

対象外

対象外

緊急 
リモートでコードが実行される

対象外

なし

Windows Server 2008 for 32-bit Systems Service Pack 2 (Server Core インストール)
(3156019)

対象外

対象外

対象外

対象外

緊急 
リモートでコードが実行される

なし

Windows Server 2008 for x64-based Systems Service Pack 2 (Server Core インストール)
(3156013)

重要 
情報漏えい

重要 
情報漏えい

緊急 
リモートでコードが実行される

対象外

対象外

MS16-005 の 3124001

Windows Server 2008 for x64-based Systems Service Pack 2 (Server Core インストール)
(3156016)

対象外

対象外

対象外

緊急 
リモートでコードが実行される

対象外

なし

Windows Server 2008 for x64-based Systems Service Pack 2 (Server Core インストール)
(3156019)

対象外

対象外

対象外

対象外

緊急 
リモートでコードが実行される

なし

Windows Server 2008 R2 for x64-based Systems Service Pack 1 (Server Core インストール)
(3156013)

重要 
情報漏えい

重要 
情報漏えい

緊急 
リモートでコードが実行される

対象外

対象外

MS16-005 の 3124001

Windows Server 2008 R2 for x64-based Systems Service Pack 1 (Server Core インストール)
(3156016)

対象外

対象外

対象外

緊急 
リモートでコードが実行される

対象外

なし

Windows Server 2008 R2 for x64-based Systems Service Pack 1 (Server Core インストール)
(3156019)

対象外

対象外

対象外

対象外

緊急 
リモートでコードが実行される

なし

Windows Server 2012 (Server Core インストール)
(3156013)

重要 
情報漏えい

重要 
情報漏えい

緊急 
リモートでコードが実行される

対象外

対象外

MS16-005 の 3124001

Windows Server 2012 (Server Core インストール)
(3156016)

対象外

対象外

対象外

緊急 
リモートでコードが実行される

対象外

なし

Windows Server 2012 (Server Core インストール)
(3156019)

対象外

対象外

対象外

対象外

緊急 
リモートでコードが実行される

MS15-024 の 3035132

Windows Server 2012 R2 (Server Core インストール)
(3156013)

重要 
情報漏えい

重要 
情報漏えい

緊急 
リモートでコードが実行される

対象外

対象外

MS16-005 の 3124001

Windows Server 2012 R2 (Server Core インストール)
(3156016)

対象外

対象外

対象外

緊急 
リモートでコードが実行される

対象外

なし

Windows Server 2012 R2 (Server Core インストール)
(3156019)

対象外

対象外

対象外

対象外

緊急 
リモートでコードが実行される

MS15-024 の 3035132

[1] この更新プログラムは、Windows Update を介してのみ入手可能です。

[2]Windows 10 の更新プログラムは累積的です。今月のセキュリティ リリースには、セキュリティ以外の更新プログラムに加えて、Windows 10 に影響する脆弱性のすべてのセキュリティ修正プログラムが含まれています。これらの更新プログラムは、Microsoft Update カタログを介して入手できます。

注: Windows Server 2016 Technical Preview 5 が影響を受けます。このオペレーティング システムを実行しているお客様は、Windows Update から入手できる更新プログラムを適用することをお勧めします。

* "置き換えられる更新プログラム" 列には、置き換えられる一連の更新プログラムの中で、最新の更新プログラムのみが表示されています。置き換えられる更新プログラムの完全な一覧については、Microsoft Update カタログにアクセスし、更新プログラムのサポート技術情報番号を検索してから、更新プログラムの詳細を表示します (置き換えられる更新プログラムの情報は [パッケージの詳細] タブにあります)。

Windows Graphics コンポーネントの複数の情報漏えいの脆弱性

Windows GDI コンポーネントがメモリの内容を不適切に開示するときに情報漏えいの脆弱性が存在します。攻撃者がこの脆弱性を悪用した場合、ユーザーのコンピューターをさらに侵害する情報を取得する可能性があります。

攻撃者がこの脆弱性を悪用する可能性のある手段は複数あります。たとえば、攻撃者が特別に細工したドキュメントを開くようにユーザーを誘導するか、信頼されていない Web サイトにアクセスするようにユーザーを誘導することがあります。この更新プログラムは、Windows GDI コンポーネントがメモリ内のオブジェクトを処理する方法を修正することにより、この脆弱性を解決します。

次の表には、Common Vulnerabilities and Exposures リストの各脆弱性の標準のエントリへのリンクが含まれています。

脆弱性のタイトル

CVE 番号

一般に公開

悪用

Windows Graphics コンポーネントの情報漏えいの脆弱性

CVE-2016-0168

なし

なし

Windows Graphics コンポーネントの情報漏えいの脆弱性

CVE-2016-0169

なし

なし

問題を緩和する要素

マイクロソフトは、これらの脆弱性の問題を緩和する要素を確認していません。

回避策

お客様の状況で、次の回避策が役立つ場合があります。

  • メタファイルの処理を無効にする

    MS07-017 を適用のお客様または Windows Vista または Windows Server 2008 をご使用のお客様はレジストリを変更してメタファイルの処理を無効にすることができます。この設定により、影響を受けるコンピューターを脆弱性の悪用から守る手助けとなります。

    レジストリ エディターを使用してこのキーを変更するには、次の手順を実行します。

    : レジストリ エディターを正しく使用しなかった場合、オペレーティング システムの再インストールが必要となる深刻な問題が起こる可能性があります。マイクロソフトはレジストリ エディターを正しく使用しなかったことが原因となる問題について保証することはできません。レジストリ エディターは、お客様各自の責任において使用してください。レジストリの編集方法に関する情報は、レジストリ エディター (Regedit.exe) の "キーおよび値を変更する" ヘルプ トピックを参照してください。または Regedt32.exe の "レジストリ情報の追加と削除" および "レジストリ情報の編集" ヘルプ トピックを参照してください。

    1. [スタート] ボタンをクリックし、[ファイル名を指定して実行] をクリックします。[名前] ボックスに「regedit」と入力し、[OK] をクリックします。
    2. 以下のレジストリ サブキーを検索し、クリックします。
      HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows NT\CurrentVersion\GRE_Initialize 
      
    3. [編集] メニューの [新規] をポイントし、[DWORD 値] をクリックします。
    4. DisableMetaFiles」と入力し、Enter キーを押します。
    5. DisableMetaFiles のレジストリ エントリを変更するために、[編集] メニューで、[変更] をクリックします。
    6. [値のデータ] ボックスに「1」と入力し、[OK] をクリックします。
    7. レジストリ エディターを終了します。
    8. コンピューターを再起動します。

     

    回避策の影響:メタファイルのプロセスを無効にすることにより、ソフトウェアまたはシステムのコンポーネントの表示品質が低下する可能性があります。また、メタファイルの処理を無効にすることにより、ソフトウェアまたはコンピューターのコンポーネントが異常終了する可能性もあります。機能に大きな影響を与える可能性が確認されているため、慎重に評価およびテストして適用の可否を決定する必要があります。

    たとえば、以下のような例があります。

    • コンピューターで印刷ができなくなります。
    • コンピューターのアプリケーションでクリップアートを表示できない場合があります。
    • 一部のシナリオでは OLE のレンダリングが壊れる場合があります。

     

    管理された適用スクリプトを使用してキーを変更するには:

    1. 次を .REG の拡張子 (例: Disable_MetaFiles.reg) でファイルに保存します:
      Windows Registry Editor Version 5.00
      
      [HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows NT\CurrentVersion\GRE_Initialize]
      "DisableMetaFiles"=dword:00000001
      
    2. 管理者 (Vista の場合はシステム特権を持つ管理者) のコマンド プロンプトから次のコマンドで、対象となるコンピューターで上記のレジストリ スクリプトを実行します:
      Regedit.exe /s Disable_MetaFiles.reg
      
    3. コンピューターを再起動する

     

    回避策の解除方法

    1. [スタート] ボタンをクリックし、[ファイル名を指定して実行] をクリックします。[名前] ボックスに「regedit」と入力し、[OK] をクリックします。
    2. 以下のレジストリ サブキーを検索し、クリックします。
      HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows NT\CurrentVersion\GRE_Initialize 
      
    3. DisableMetaFiles のレジストリ エントリを変更するために、[編集] メニューで、[変更] をクリックします。
    4. [値のデータ] ボックスに「0」と入力し、[OK] をクリックします。
    5. レジストリ エディターを終了します。
    6. コンピューターを再起動します。

Windows Graphics コンポーネントの RCE の脆弱性 - CVE-2016-0170

Windows GDI コンポーネントがメモリ内のオブジェクトを適切に処理しない場合に、リモートでコードが実行される脆弱性が存在します。この脆弱性の悪用に成功した攻撃者が、対象のシステムを制御できるようになる可能性があります。攻撃者は、その後、プログラムのインストール、データの表示、変更、削除などを行ったり、完全なユーザー権限を持つ新たなアカウントを作成したりする可能性があります。コンピューターでのユーザー権限が低い設定のアカウントを持つユーザーは、管理者特権で実行しているユーザーよりもこの脆弱性による影響が少ないと考えられます。

攻撃者がこの脆弱性を悪用する方法は複数考えられます。

  • Web ベースの攻撃シナリオでは、攻撃者はこの脆弱性を悪用することを目的として特別に細工した Web サイトをホストし、その Web サイトを表示するようにユーザーを誘導する可能性があります。攻撃者は、制御するコンテンツを強制的にユーザーに表示させることはできません。その代わり、ユーザーに操作を行わせることが攻撃者にとっての必要条件となります。一般的には、ユーザーに電子メールまたは Instant Messenger のリンクをクリックさせ、攻撃者の Web サイトへユーザーを誘導します。または、電子メールで送信した添付ファイルを開かせようとします。
  • ファイル共有の攻撃シナリオでは、攻撃者はこの脆弱性を悪用するため特別に細工した文書ファイルを作成し、ユーザーが文書ファイルを開くように仕向けます。このセキュリティ更新プログラムは、Windows GDI コンポーネントがメモリ内のオブジェクトを処理する方法を修正することにより、この脆弱性を解決します。

次の表には、Common Vulnerabilities and Exposures リストの各脆弱性の標準のエントリへのリンクが含まれています。

脆弱性のタイトル

CVE 番号

一般に公開

悪用

Windows Graphics コンポーネントの RCE の脆弱性

CVE-2016-0170

なし

なし

問題を緩和する要素

マイクロソフトは、これらの脆弱性の問題を緩和する要素を確認していません。

回避策

  • メタファイルの処理を無効にする

    MS07-017 を適用のお客様または Windows Vista または Windows Server 2008 をご使用のお客様はレジストリを変更してメタファイルの処理を無効にすることができます。この設定により、影響を受けるコンピューターを脆弱性の悪用から守る手助けとなります。

    レジストリ エディターを使用してこのキーを変更するには、次の手順を実行します。

    : レジストリ エディターを正しく使用しなかった場合、オペレーティング システムの再インストールが必要となる深刻な問題が起こる可能性があります。マイクロソフトはレジストリ エディターを正しく使用しなかったことが原因となる問題について保証することはできません。レジストリ エディターは、お客様各自の責任において使用してください。レジストリの編集方法に関する情報は、レジストリ エディター (Regedit.exe) の "キーおよび値を変更する" ヘルプ トピックを参照してください。または Regedt32.exe の "レジストリ情報の追加と削除" および "レジストリ情報の編集" ヘルプ トピックを参照してください。

    1. [スタート] ボタンをクリックし、[ファイル名を指定して実行] をクリックします。[名前] ボックスに「regedit」と入力し、[OK] をクリックします。
    2. 以下のレジストリ サブキーを検索し、クリックします。
      HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows NT\CurrentVersion\GRE_Initialize 
      
    3. [編集] メニューの [新規] をポイントし、[DWORD 値] をクリックします。
    4. DisableMetaFiles」と入力し、Enter キーを押します。
    5. DisableMetaFiles のレジストリ エントリを変更するために、[編集] メニューで、[変更] をクリックします。
    6. [値のデータ] ボックスに「1」と入力し、[OK] をクリックします。
    7. レジストリ エディターを終了します。
    8. コンピューターを再起動します。

     

    回避策の影響:メタファイルのプロセスを無効にすることにより、ソフトウェアまたはシステムのコンポーネントの表示品質が低下する可能性があります。また、メタファイルの処理を無効にすることにより、ソフトウェアまたはコンピューターのコンポーネントが異常終了する可能性もあります。機能に大きな影響を与える可能性が確認されているため、慎重に評価およびテストして適用の可否を決定する必要があります。

    たとえば、以下のような例があります。

    • コンピューターで印刷ができなくなります。
    • コンピューターのアプリケーションでクリップアートを表示できない場合があります。
    • 一部のシナリオでは OLE のレンダリングが壊れる場合があります。

     

    管理された適用スクリプトを使用してキーを変更するには:

    1. 次を .REG の拡張子 (例: Disable_MetaFiles.reg) でファイルに保存します:
      Windows Registry Editor Version 5.00
      
      [HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows NT\CurrentVersion\GRE_Initialize]
      "DisableMetaFiles"=dword:00000001
      
    2. 管理者 (Vista の場合はシステム特権を持つ管理者) のコマンド プロンプトから次のコマンドで、対象となるコンピューターで上記のレジストリ スクリプトを実行します:
    3. Regedit.exe /s Disable_MetaFiles.reg
    4. コンピューターを再起動します。

     

    回避策の解除方法

    1. [スタート] ボタンをクリックし、[ファイル名を指定して実行] をクリックします。[名前] ボックスに「regedit」と入力し、[OK] をクリックします。
    2. 以下のレジストリ サブキーを検索し、クリックします。
      HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows NT\CurrentVersion\GRE_Initialize 
      
    3. DisableMetaFiles のレジストリ エントリを変更するために、[編集] メニューで、[変更] をクリックします。
    4. [値のデータ] ボックスに「0」と入力し、[OK] をクリックします。
    5. レジストリ エディターを終了します。
    6. コンピューターを再起動します。

Direct3D の解放後使用の脆弱性 – CVE-2016-0184

Windows GDI コンポーネントがメモリ内のオブジェクトを適切に処理しない場合に、リモートでコードが実行される脆弱性が存在します。この脆弱性の悪用に成功した攻撃者が、対象のシステムを制御できるようになる可能性があります。攻撃者は、その後、プログラムのインストール、データの表示、変更、削除などを行ったり、完全なユーザー権限を持つ新たなアカウントを作成したりする可能性があります。コンピューターでのユーザー権限が低い設定のアカウントを持つユーザーは、管理者特権で実行しているユーザーよりもこの脆弱性による影響が少ないと考えられます。

攻撃者がこの脆弱性を悪用する方法は複数考えられます。

  • Web ベースの攻撃シナリオでは、攻撃者はこの脆弱性を悪用することを目的として特別に細工した Web サイトをホストし、その Web サイトを表示するようにユーザーを誘導する可能性があります。攻撃者は、制御するコンテンツを強制的にユーザーに表示させることはできません。その代わり、ユーザーに操作を行わせることが攻撃者にとっての必要条件となります。一般的には、ユーザーに電子メールまたは Instant Messenger のリンクをクリックさせ、攻撃者の Web サイトへユーザーを誘導します。または、電子メールで送信した添付ファイルを開かせようとします。
  • ファイル共有の攻撃シナリオでは、攻撃者はこの脆弱性を悪用するため特別に細工した文書ファイルを作成し、ユーザーが文書ファイルを開くように仕向けます。このセキュリティ更新プログラムは、Windows GDI コンポーネントがメモリ内のオブジェクトを処理する方法を修正することにより、この脆弱性を解決します。

次の表には、Common Vulnerabilities and Exposures リストの各脆弱性の標準のエントリへのリンクが含まれています。

脆弱性のタイトル

CVE 番号

一般に公開

悪用

Direct3D の解放後使用の脆弱性

CVE-2016-0184

なし

なし

問題を緩和する要素

マイクロソフトは、これらの脆弱性の問題を緩和する要素を確認していません。

回避策

マイクロソフトは、これらの脆弱性の回避策を確認していません。

Windows Imaging Component のメモリ破損の脆弱性 - CVE-2016-0195

Windows Imaging Component がメモリ内のオブジェクトを適切に処理しない場合に、Windows にリモートでコードが実行される脆弱性が存在します。この脆弱性の悪用に成功した攻撃者が、対象のシステムを制御できるようになる可能性があります。攻撃者は、その後、プログラムのインストール、データの表示、変更、削除などを行ったり、完全なユーザー権限を持つ新たなアカウントを作成したりする可能性があります。コンピューターでのユーザー権限が低い設定のアカウントを持つユーザーは、管理者特権で実行しているユーザーよりもこの脆弱性による影響が少ないと考えられます。

攻撃者がこの脆弱性を悪用する方法は複数考えられます。

  • Web ベースの攻撃のシナリオでは、攻撃者はこの脆弱性の悪用を意図して特別に細工した Web サイトをホストし、その Web サイトを表示するようにユーザーを誘導する可能性があります。攻撃者は、制御するコンテンツを強制的にユーザーに表示させることはできません。その代わり、ユーザーに操作を行わせることが攻撃者にとっての必要条件となります。一般的には、ユーザーに電子メールまたは Instant Messenger のリンクをクリックさせ、攻撃者の Web サイトへユーザーを誘導します。または、電子メールで送信した添付ファイルを開かせようとします。
  • ファイル共有の攻撃シナリオでは、攻撃者はこの脆弱性を悪用するため特別に細工した文書ファイルを作成し、ユーザーが文書ファイルを開くように仕向けます。このセキュリティ更新プログラムは、Windows Imaging Component がメモリ内のオブジェクトを処理する方法を修正することにより、この脆弱性を解決します。

次の表には、Common Vulnerabilities and Exposures リストの各脆弱性の標準のエントリへのリンクが含まれています。

脆弱性のタイトル

CVE 番号

一般に公開

悪用

Windows Imaging Component のメモリ破損の脆弱性

CVE-2016-0195

なし

なし

問題を緩和する要素

マイクロソフトは、この脆弱性の問題を緩和する要素を確認していません。

回避策

マイクロソフトは、この脆弱性の回避策を確認していません。

セキュリティ更新プログラムの展開については、「概要」のこちらで言及されているマイクロソフト サポート技術情報を参照してください。

マイクロソフトでは、協調的な脆弱性の公開によるお客様の保護に際して、セキュリティ コミュニティの方々からいただいたご助力に感謝いたします。詳細については、謝辞を参照してください。

マイクロソフト サポート技術情報に含まれている情報は、いかなる保証もない現状ベースで提供されるものです。Microsoft Corporation およびその関連会社は、市場性および特定の目的への適合性を含めて、明示的にも黙示的にも、一切の保証をいたしません。さらに、Microsoft Corporation およびその関連会社は、本文書に含まれている情報の使用および使用結果につき、正確性、真実性など、いかなる表明・保証も行いません。Microsoft Corporation、その関連会社およびこれらの権限ある代理人による口頭または書面による一切の情報提供またはアドバイスは、保証を意味するものではなく、かつ上記免責条項の範囲を狭めるものではありません。Microsoft Corporation、その関連会社およびこれらの者の供給者は、直接的、間接的、偶発的、結果的損害、逸失利益、懲罰的損害、または特別損害を含むすべての損害に対して、状況のいかんを問わず一切責任を負いません。結果的損害または偶発的損害に対する責任の免除または制限を認めていない地域においては、上記制限が適用されない場合があります。

  • V1.0 (2016/05/11): このセキュリティ情報ページを公開しました。

Page generated 2016-05-09 10:43-07:00.
表示: