マイクロソフト セキュリティ情報 MS16-070 - 緊急

Microsoft Office 用のセキュリティ更新プログラム (3163610)

公開日:2016 年 6 月 15 日

バージョン: 1.0

このセキュリティ更新プログラムは、Microsoft Office の脆弱性を解決します。これらの脆弱性では、特別に細工された Microsoft Office ファイルをユーザーが開いた場合にリモートでコードが実行される可能性があります。これらの脆弱性の悪用に成功した攻撃者が、現在のユーザーのコンテキストで任意のコードを実行する可能性があります。システムに関するユーザー権限が低く設定されているアカウントを使用しているユーザーは、管理者ユーザー権限で実行しているユーザーよりも影響が少なくなると考えられます。

脆弱性の詳細については、「影響を受けるソフトウェアと脅威の深刻度」のセクションを参照してください。

このセキュリティ更新プログラムは次の方法を修正することによって脆弱性を解決します。

  • Office がメモリ内のオブジェクトを処理する方法
  • 特定の関数がメモリ内のオブジェクトを処理する方法
  • Windows がライブラリを読み込む前に入力を検証する方法

脆弱性の詳細については、「脆弱性の情報」を参照してください。

この更新プログラムの詳細については、マイクロソフト サポート技術情報 3163610 を参照してください。

次のソフトウェア バージョンまたはエディションが影響を受けます。一覧にないバージョンまたはエディションは、サポート ライフサイクルが終了しているか、この脆弱性の影響を受けません。ご使用中のソフトウェアのバージョンまたはエディションのサポート ライフサイクルを確認するには、Microsoft サポート ライフサイクルの Web サイトを参照してください。

次の深刻度の評価は、脆弱性の影響が最も深刻な場合を想定しています。深刻度の評価およびセキュリティ上の影響に関連して、このセキュリティ情報の公開から 30 日間でこの脆弱性が悪用される可能性に関する情報については、6 月のセキュリティ情報の概要の Exploitability Index (悪用可能性指標) を参照してください。

Microsoft Office ソフトウェア

影響を受けるソフトウェア

Microsoft Office のメモリの破損の脆弱性 - CVE-2016-0025

Microsoft Office のメモリ破損の脆弱性 - CVE-2016-3233

Microsoft Office の情報漏えいの脆弱性 - CVE-2016-3234

Microsoft Office OLE DLL のサイド ローディングの脆弱性 - CVE-2016-3235

置き換えられる更新プログラム*

Microsoft Office 2007

Microsoft Excel 2007 Service Pack 3
(3115107)

対象外

重要
リモートでコードが実行される

対象外

対象外

MS16-042 の 3114892

Microsoft Visio 2007 Service Pack 3
(3114740)

対象外

対象外

対象外

重要
リモートでコードが実行される

MS16-004 の 3114421

Microsoft Word 2007 Service Pack 3
(3115195)

緊急
リモートでコードが実行される

対象外

重要
情報漏えい

対象外

MS16-054 の 3115116

Microsoft Office 2010

Microsoft Office 2010 Service Pack 2 (32 ビット版)
(3115198)

緊急
リモートでコードが実行される

対象外

重要
情報漏えい

対象外

MS16-054 の 3115121

Microsoft Office 2010 Service Pack 2 (64 ビット版)
(3115198)

緊急
リモートでコードが実行される

対象外

重要
情報漏えい

対象外

MS16-054 の 3115121

Microsoft Excel 2010 Service Pack 2 (32 ビット版)
(3115130)

対象外

重要
リモートでコードが実行される

対象外

対象外

MS16-042 の 3114888

Microsoft Excel 2010 Service Pack 2 (64 ビット版)
(3115130)

対象外

重要
リモートでコードが実行される

対象外

対象外

MS16-042 の 3114888

Microsoft Visio 2010 Service Pack 2 (32 ビット版)
(3114872)

対象外

対象外

対象外

重要
リモートでコードが実行される

MS16-004 の 3114402

Microsoft Visio 2010 Service Pack 2 (64 ビット版)
(3114872)

対象外

対象外

対象外

重要
リモートでコードが実行される

MS16-004 の 3114402

Microsoft Word 2010 Service Pack 2 (32 ビット版)
(3115243)

緊急
リモートでコードが実行される

対象外

重要
情報漏えい

対象外

MS16-054 の 3115123

Microsoft Word 2010 Service Pack 2 (64 ビット版)
(3115243)

緊急
リモートでコードが実行される

対象外

重要
情報漏えい

対象外

MS16-054 の 3115123

Microsoft Office 2013

Microsoft Visio 2013 Service Pack 1 (32 ビット版)
(3115020)

対象外

対象外

対象外

重要
リモートでコードが実行される

MS16-004 の 3114489

Microsoft Visio 2013 Service Pack 1 (64 ビット版)
(3115020)

対象外

対象外

対象外

重要
リモートでコードが実行される

MS16-004 の 3114489

Microsoft Word 2013 Service Pack 1 (32 ビット版)
(3115173)

緊急
リモートでコードが実行される

対象外

対象外

対象外

MS16-054 の 3115025

Microsoft Word 2013 Service Pack 1 (64 ビット版)
(3115173)

緊急
リモートでコードが実行される

対象外

対象外

対象外

MS16-054 の 3115025

Microsoft Office 2013 RT

Microsoft Word 2013 RT Service Pack 1[1]
(3115173)

緊急
リモートでコードが実行される

対象外

対象外

対象外

MS16-054 の 3115025

Microsoft Office 2016

Microsoft Office 2016 (32 ビット版)
(3115144)

重要
リモートでコードが実行される

対象外

対象外

対象外

MS16-004 の 3114527

Microsoft Office 2016 (64 ビット版)
(3115144)

重要
リモートでコードが実行される

対象外

対象外

対象外

MS16-004 の 3114527

Microsoft Visio 2016 (32 ビット版)
(3115041)

対象外

対象外

対象外

重要
リモートでコードが実行される

MS16-004 の 3114511

Microsoft Visio 2016 (64 ビット版)
(3115041)

対象外

対象外

対象外

重要
リモートでコードが実行される

MS16-004 の 3114511

Microsoft Word 2016 (32 ビット版)
(3115182)

緊急
リモートでコードが実行される

対象外

対象外

対象外

3115094
MS16-054

Microsoft Word 2016 (64 ビット版)
(3115182)

緊急
リモートでコードが実行される

対象外

対象外

対象外

3115094
MS16-054

Microsoft Office for Mac 2011

Microsoft Word for Mac 2011
(3165796)

緊急
リモートでコードが実行される

対象外

対象外

対象外

なし

Microsoft Office 2016 for Mac

Microsoft Word 2016 for Mac
(3165798)

緊急
リモートでコードが実行される

対象外

対象外

対象外

なし

その他の Office ソフトウェア

Microsoft Office 互換機能パック Service Pack 3
(3115111)

対象外

重要
リモートでコードが実行される

対象外

対象外

MS16-042 の 3114895

Microsoft Office 互換機能パック Service Pack 3
(3115194)

重要
リモートでコードが実行される

対象外

重要
情報漏えい

対象外

MS16-054 の 3115115

Microsoft Word Viewer
(3115187)

対象外

対象外

重要
情報漏えい

対象外

MS16-054 の 3115132

Microsoft Visio Viewer 2007 Service Pack 3
(2596915)

対象外

対象外

対象外

重要
リモートでコードが実行される

なし

Microsoft Visio Viewer 2010 (32 ビット版)
(2999465)

対象外

対象外

対象外

重要
リモートでコードが実行される

MS13-023 の 2687505

Microsoft Visio Viewer 2010 (64 ビット版)
(2999465)

対象外

対象外

対象外

重要
リモートでコードが実行される

MS13-023 の 2687505

[1]この更新プログラムは、Windows Update を介して利用可能です。

* "置き換えられる更新プログラム" 列には、置き換えられる一連の更新プログラムの中で、最新の更新プログラムのみが表示されています。置き換えられる更新プログラムの完全な一覧については、Microsoft Update カタログにアクセスし、更新プログラムのサポート技術情報番号を検索してから、更新プログラムの詳細を表示します (置き換えられる更新プログラムの情報は [パッケージの詳細] タブにあります)。

Microsoft Office Services および Web Apps

影響を受けるソフトウェア

Microsoft Office のメモリの破損の脆弱性 - CVE-2016-0025

Microsoft Office の情報漏えいの脆弱性 - CVE-2016-3234

置き換えられる更新プログラム*

Microsoft SharePoint Server 2010

Microsoft SharePoint Server 2010 Service Pack 2 上の Word Automation Services
(3115196)

重要
リモートでコードが実行される

重要
情報漏えい

MS16-054 の 3115117

Microsoft SharePoint Server 2013

Microsoft SharePoint Server 2013 Service Pack 1 上の Word Automation Services
(3115014)

重要
リモートでコードが実行される

重要
情報漏えい

MS16-042 の 3114927

Microsoft Office Web Apps 2010

Microsoft Office Web Apps 2010 Service Pack 2
(3115244)

重要
リモートでコードが実行される

重要
情報漏えい

MS16-054 の 3115124

Microsoft Office Web Apps 2013

Microsoft Office Web Apps Server 2013 Service Pack 1
(3115170)

重要
リモートでコードが実行される

重要
情報漏えい

MS16-042 の 3114934

Microsoft Office Online Server

Microsoft Office Online Server
(3115134)

重要
リモートでコードが実行される

対象外

なし

* "置き換えられる更新プログラム" 列には、置き換えられる一連の更新プログラムの中で、最新の更新プログラムのみが表示されています。置き換えられる更新プログラムの完全な一覧については、Microsoft Update カタログにアクセスし、更新プログラムのサポート技術情報番号を検索してから、更新プログラムの詳細を表示します (置き換えられる更新プログラムの情報は [パッケージの詳細] タブにあります)。

これらの更新プログラムには、機能に対する追加のセキュリティ関連の変更が含まれていますか?
はい。このセキュリティ情報に記載されている脆弱性を解決するセキュリティ更新プログラムに加えて、マイクロソフトは、Microsoft OneNote 用のセキュリティ強化機能をリリースします。次の表に示された更新プログラムをインストールすると、ユーザーが OneNote でハイパーリンクをクリックした際に、選択した URL に移動するかどうかを確認するダイアログ ボックスが表示されます。

影響を受けるソフトウェア

置き換えられる更新プログラム

Microsoft Office OneNote 2016 (32 ビット版)
(3114862)

MS15-116 の 2920726

Microsoft Office OneNote 2016 (64 ビット版)
(3114862)

MS15-116 の 2920726


Microsoft Word 2010 をインストールしています。なぜ、3115198 更新プログラムが提供されないのですか?
更新プログラム 3115198 は、特定の構成の Microsoft Office 2010 を実行しているシステムにのみ適用されます。一部の構成にはこの更新プログラムは提供されません。

「影響を受けるソフトウェアと脅威の深刻度」の表に影響を受けるとして特に記載されていないソフトウェアに対して、この更新プログラムが提供されます。なぜ、この更新プログラムが提供されるのですか?
更新プログラムが、複数の Microsoft Office 製品間で共有されているか同じ Microsoft Office 製品の複数のバージョン間で共有されているコンポーネントに存在する、脆弱性の影響を受けるコードに対応する場合、その更新プログラムは、脆弱性の影響を受けるコンポーネントが含まれるすべてのサポートされる製品およびバージョンに適用可能であると見なされます。

たとえば、更新プログラムが Microsoft Office 2007 製品に適用される場合、Microsoft Office 2007 のみが「影響を受けるソフトウェア」の表に明示されている可能性があります。しかしその更新プログラムは、「影響を受けるソフトウェア」の表に特に記載されていない Microsoft Word 2007、Microsoft Excel 2007、Microsoft Visio 2007、Microsoft 互換機能パック、Microsoft Excel Viewer、その他の Microsoft Office 2007 製品に適用される可能性があります。さらに、更新プログラムが Microsoft Office 2010 製品に適用される場合、Microsoft Office 2010 のみが「影響を受けるソフトウェア」の表に明示されている可能性があります。しかしその更新プログラムは、「影響を受けるソフトウェア」の表に特に記載されていない Microsoft Word 2010、Microsoft Excel 2010、Microsoft Visio 2010、Microsoft Visio Viewer、その他の Microsoft Office 2010 製品に適用される可能性があります。

この動作と推奨事項の詳細については、マイクロソフト サポート技術情報 830335 を参照してください。更新プログラムが適用される可能性のある Microsoft Office 製品については、特定の更新プログラムに関連するマイクロソフト サポート技術情報を参照してください。

複数の Microsoft Office のメモリ破損の脆弱性

Microsoft Office ソフトウェアでメモリ内のオブジェクトが適切に処理されない場合に、複数のリモートでコードが実行される脆弱性が存在します。これらの脆弱性の悪用に成功した攻撃者が、現在のユーザーのコンテキストで任意のコードを実行する可能性があります。現在のユーザーが管理者ユーザー権限でログオンしている場合、攻撃者が影響を受けるコンピューターを制御する可能性があります。攻撃者は、その後、プログラムのインストール、データの表示、変更、削除などを行ったり、完全なユーザー権限を持つ新たなアカウントを作成したりする可能性があります。コンピューターでのユーザー権限が低い設定のアカウントを持つユーザーは、管理者特権で実行しているユーザーよりもこの脆弱性による影響が少ないと考えられます。

この脆弱性が悪用されるには、ユーザーが Microsoft Office ソフトウェアの影響を受けるバージョンで、特別に細工されたファイルを開くことが攻撃者にとっての必要条件となります。電子メールの攻撃シナリオでは、攻撃者は特別に細工したファイルをユーザーに送信し、ユーザーにそのファイルを開くよう誘導することにより、この脆弱性を悪用する可能性があります。Web ベースの攻撃のシナリオでは、攻撃者は、この脆弱性の悪用を意図したファイルを含む Web サイトをホストする (またはユーザーが提供するコンテンツを受け入れるかホストする侵害された Web サイト利用する) 可能性があります。しかし、いかなるケースでも、攻撃者はユーザーに Web サイトを見るよう強制することはできません。その代わり、通常は電子メールまたはインスタント メッセンジャーのメッセージの誘導により、ユーザーにリンクをクリックさせ、特別に細工されたファイルを開かせることが攻撃者にとっての必要条件となります。

「影響を受けるソフトウェアと脅威の深刻度」の表に重要度が緊急と記載されている場合、プレビュー ウィンドウは CVE-2016-0025 の脆弱性による攻撃対象になります。この更新プログラムは、Office がメモリ内のオブジェクトを処理する方法を修正することにより、これらの脆弱性を解決します。

次の表には、Common Vulnerabilities and Exposures リストの各脆弱性の標準のエントリへのリンクが含まれています。

脆弱性のタイトル

CVE 番号

一般に公開

悪用

Microsoft Office のメモリ破損の脆弱性

CVE-2016-0025

なし

なし

Microsoft Office のメモリ破損の脆弱性

CVE-2016-3233

なし

なし

問題を緩和する要素

マイクロソフトは、これらの脆弱性の問題を緩和する要素を確認していません。

回避策

マイクロソフトは、この脆弱性の回避策を確認していません。

Microsoft Office の情報漏えいの脆弱性 - CVE-2016-3234

Microsoft Office がメモリの内容を不適切に開示するときに情報漏えいの脆弱性が存在します。攻撃者がこの脆弱性を悪用した場合、その情報を使用してユーザーのコンピューターまたはデータを侵害する可能性があります。この脆弱性を悪用するために、攻撃者が特別のドキュメントファイルを作成し、被害者を誘導して開かせる可能性があります。攻撃者は、オブジェクトが作成された場所のメモリ アドレスに関する情報を知っている必要があります。この更新プログラムは、特定の機能がメモリ内でオブジェクトを処理する方法を変更することにより、この脆弱性を解決します。

次の表には、Common Vulnerabilities and Exposures リストの各脆弱性の標準のエントリへのリンクが含まれています。

脆弱性のタイトル

CVE 番号

一般に公開

悪用

Microsoft Office の情報漏えいの脆弱性

CVE-2016-3234

なし

なし

問題を緩和する要素

マイクロソフトは、この脆弱性の問題を緩和する要素を確認していません。

回避策

お客様の状況で、次の回避策が役立つ場合があります。

CVE-2016-3234 の回避策

  • Microsoft Office 向けファイル ブロックのポリシーを使用して、Office が不明なまたは信頼されないソースからの RTF ドキュメントを開くことを防ぐ

    警告:レジストリ エディターを正しく使用しないと、深刻な問題が生じ、オペレーティング システムの再インストールが必要になる場合があります。マイクロソフトは、レジストリ エディターを正しく使用しない場合に起こる問題の解決について、保証はできません。レジストリ エディターは、お客様各自の責任において使用してください。

    Office 2007

    1. regedit.exe を管理者として実行し、次のサブキーに移動します。
      [HKEY_CURRENT_USER\Software\Policies\Microsoft\Office\12.0\Word\Security\FileOpenBlock] 
      
    2. RtfFiles DWORD 値を 1 に設定します。

      : Office 2007 で 'FileOpenBlock' を使用するためには、2007 年 5 月時点のすべての最新の Office 2007 用のセキュリティ更新プログラムを適用する必要があります。

     

    Office 2010

    1. regedit.exe を管理者として実行し、次のサブキーに移動します。
      [HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Office\14.0\Word\Security\FileBlock]
      
    2. RtfFiles DWORD 値を 2 に設定します。
    3. OpenInProtectedView DWORD 値を 0 に設定します。

     

    Office 2013

    1. regedit.exe を管理者として実行し、次のサブキーに移動します。
      [HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Office\15.0\Word\Security\FileBlock]
      
    2. RtfFiles DWORD 値を 2 に設定します。
    3. OpenInProtectedView DWORD 値を 0 に設定します。

     

    回避策の影響:ファイル ブロックのポリシーを構成し、マイクロソフト サポート技術情報 922849 で説明されている特別な「除外されるディレクトリ」を構成していないユーザーは、RTF 形式で保存されたドキュメントを開くことができません。

    回避策の解除方法

    Office 2007

    1. regedit.exe を管理者として実行し、次のサブキーに移動します。
      [HKEY_CURRENT_USER\Software\Policies\Microsoft\Office\12.0\Word\Security\FileOpenBlock] 
      
    2. RtfFiles DWORD 値を 0 に設定します。

     

    Office 2010

    1. regedit.exe を管理者として実行し、次のサブキーに移動します。
      [HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Office\14.0\Word\Security\FileBlock] 
      
    2. RtfFiles DWORD 値を 0 に設定します。
    3. OpenInProtectedView DWORD 値を 0 に設定されたままにします。

     

    Office 2013

    1. regedit.exe を管理者として実行し、次のサブキーに移動します。
      [HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Office\15.0\Word\Security\FileBlock]
      
    2. RtfFiles DWORD 値を 0 に設定します。
    3. OpenInProtectedView DWORD 値を 0 に設定されたままにします。

     

  • Word が RTF ファイルを読み込まないようにする

    警告:レジストリ エディターを正しく使用しないと、深刻な問題が生じ、オペレーティング システムの再インストールが必要になる場合があります。マイクロソフトは、レジストリ エディターを正しく使用しない場合に起こる問題の解決について、保証はできません。レジストリ エディターは、お客様各自の責任において使用してください。

    対話型の管理されたスクリプトを使用する方法

    Word 2007

    1. [スタート] ボタンをクリックし、[ファイル名を指定して実行] をクリックします。次に、[名前] ボックスに「regedit」と入力し、[OK] をクリックします。
    2. 以下のレジストリ サブキーを検索し、クリックします。
      HKEY_CURRENT_USER\Software\Policies\Microsoft\Office\12.0\Word\Security\FileOpenBlock 
      

      FileOpenBlock サブキーが存在しない場合は、このサブキーを作成する必要があります。これを行うには、以下の手順を実行します。

      1. Security サブキーを選択します。
      2. [編集] メニューの [新規] をポイントし、[キー] をクリックします。
      3. FileOpenBlock」と入力し、Enter キーを押します。
    3. FileOpenBlock サブキーを選択した後で、DWORD 値 RtfFiles を見つけます。

      この値が存在しない場合は、値を作成する必要があります。これを行うには、以下の手順を実行します。

      1. [編集] メニューの [新規] をポイントし、[DWORD 値] をクリックします。
      2. RtfFiles」と入力し、Enter キーを押します。
      3. [RtfFiles] を右クリックし、[変更] をクリックします。
      4. [値のデータ]ボックスで、「1」を入力し、[OK]をクリックします。
      5. [ファイル] メニューの [終了] をクリックして、レジストリ エディターを終了します。

     

    管理された適用スクリプトを使用する方法

    Word 2007

    1. 次を .reg の拡張子 (例: Disable_RTF_In_Word.reg) でファイルに保存します:
      [HKEY_CURRENT_USER\Software\Policies\Microsoft\Office\12.0\Word\Security\FileOpenBlock]
      "RtfFiles"=dword:00000001 
      
    2. 管理者のコマンド プロンプトから次のコマンドで、対象となるコンピューターで手順 1. で作成したレジストリ スクリプトを実行します:

      Regedit / s Disable_RTF_In_Word.reg

      注: RTF ファイルは Word で読み取り可能ではありません。

Microsoft Office OLE DLL のサイド ローディングの脆弱性 - CVE-2016-3235

Windows がライブラリを読み込む前に入力を不適切に検証する場合に、リモートでコードが実行される脆弱性が存在します。この脆弱性の悪用に成功した攻撃者が対象のシステムを制御する可能性があります。攻撃者は、その後、プログラムのインストール、データの表示、変更、削除などを行ったり、完全なユーザー権限を持つ新たなアカウントを作成したりする可能性があります。コンピューターでのユーザー権限が低い設定のアカウントを持つユーザーは、管理者特権で実行しているユーザーよりもこの脆弱性による影響が少ないと考えられます。

これらの脆弱性を悪用するには、攻撃者はローカル システムにアクセスして、そのシステム上で特別に細工されたアプリケーションを実行できる必要があります。このセキュリティ更新プログラムは、Windows がライブラリを読み込む前に入力を検証する方法を変更することにより、これらの脆弱性を解決します。

次の表には、Common Vulnerabilities and Exposures リストの各脆弱性の標準のエントリへのリンクが含まれています。

脆弱性のタイトル

CVE 番号

一般に公開

悪用

Microsoft Office OLE DLL のサイド ローディングの脆弱性

CVE-2016-3235

なし

なし

問題を緩和する要素

マイクロソフトは、これらの脆弱性の問題を緩和する要素を確認していません。

回避策

マイクロソフトは、この脆弱性の回避策を確認していません。

セキュリティ更新プログラムの展開については、「概要」のこちらで言及されているマイクロソフト サポート技術情報を参照してください。

 

マイクロソフトでは、協調的な脆弱性の公開によるお客様の保護に際して、セキュリティ コミュニティの方々からいただいたご助力に感謝いたします。詳細については、謝辞を参照してください。

マイクロソフト サポート技術情報に含まれている情報は、いかなる保証もない現状ベースで提供されるものです。Microsoft Corporation およびその関連会社は、市場性および特定の目的への適合性を含めて、明示的にも黙示的にも、一切の保証をいたしません。Microsoft Corporation、その関連会社およびこれらの者の供給者は、直接的、間接的、偶発的、結果的損害、逸失利益、懲罰的損害、または特別損害を含むすべての損害に対して、状況のいかんを問わず一切責任を負いません。結果的損害または偶発的損害に対する責任の免除または制限を認めていない地域においては、上記制限が適用されない場合があります。

  • V1.0 (2016/06/15): このセキュリティ情報ページを公開しました。
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