マイクロソフト セキュリティ情報 MS16-115 - 重要

Microsoft Windows PDF ライブラリ用のセキュリティ更新プログラム (3188733)

公開日: 2016 年 9 月 14 日

バージョン: 1.0

このセキュリティ更新プログラムは、Microsoft Windows の脆弱性を解決します。この脆弱性により、ユーザーが特別に細工された PDF コンテンツをオンラインで閲覧したり、特別に細工された PDF ドキュメントを開いた場合に、情報漏えいが起こる可能性があります。

このセキュリティ更新プログラムは、すべてのサポートされているエディションの Windows 8.1、Windows Server 2012、、Windows RT 8.1、Windows Server 2012 R2、および Windows 10 について、深刻度が「重要」と評価されています。詳細については、「影響を受けるソフトウェアと脅威の深刻度」のセクションを参照してください。

このセキュリティ更新プログラムは、メモリ内で特定の機能がオブジェクトを処理する方法を修正することで、これらの脆弱性を解決します。この脆弱性の詳細については、「脆弱性の情報」を参照してください。

この更新プログラムの詳細については、マイクロソフト サポート技術情報 3188733 を参照してください。

次のソフトウェア バージョンまたはエディションが影響を受けます。一覧にないバージョンまたはエディションは、サポート ライフサイクルが終了しているか、この脆弱性の影響を受けません。ご使用中のソフトウェアのバージョンまたはエディションのサポート ライフサイクルを確認するには、Microsoft サポート ライフサイクルの Web サイトを参照してください。

次の深刻度の評価は、脆弱性の影響が最も深刻な場合を想定しています。深刻度の評価およびセキュリティ上の影響に関連して、このセキュリティ情報の公開から 30 日以内にこの脆弱性が悪用される可能性に関する情報については、9 月のセキュリティ情報の概要の Exploitability Index (悪用可能性指標) を参照してください。

オペレーティング システム

PDF ライブラリの情報漏えいの脆弱性 - CVE-2016-3370

PDF ライブラリの情報漏えいの脆弱性 - CVE-2016-3374

置き換えられる更新プログラム*

Windows 8.1

Windows 8.1 for 32-bit Systems
(3184943)

重要 
情報漏えい

重要 
情報漏えい

MS16-102 の 3175887

Windows 8.1 for x64-based Systems
(3184943)

重要 
情報漏えい

重要 
情報漏えい

MS16-102 の 3175887

Windows Server 2012 および Windows Server 2012 R2

Windows Server 2012
(3184943)

重要 
情報漏えい

重要 
情報漏えい

MS16-102 の 3175887

Windows Server 2012 R2
(3184943)

重要 
情報漏えい

重要 
情報漏えい

MS16-102 の 3175887

Windows RT 8.1

Windows RT 8.1[1]
(3184943)

重要 
情報漏えい

重要 
情報漏えい

MS16-102 の 3175887

Windows 10

Windows 10 for 32-bit Systems [2]
(3185611)

重要 
情報漏えい

重要 
情報漏えい

3176492

Windows 10 for x64-based Systems [2]
(3185611)

重要 
情報漏えい

重要 
情報漏えい

3176492

Windows 10 Version 1511 for 32-bit Systems [2]
(3185614)

重要 
情報漏えい

重要 
情報漏えい

3176493

Windows 10 Version 1511 for x64-based Systems [2]
(3185614)

重要 
情報漏えい

重要 
情報漏えい

3176493

Windows 10 Version 1607 for 32-bit Systems [2]
(3189866)

重要 
情報漏えい

重要 
情報漏えい

3176495

Windows 10 Version 1607 for x64-based Systems [2]
(3189866)

重要 
情報漏えい

重要 
情報漏えい

3176495

[1]この更新プログラムは、 Windows Update を介して利用可能です。

[2]Windows 10 の更新プログラムは累積的です。今月のセキュリティリリースには、セキュリティ以外の更新プログラムに加えて、Windows 10 に影響する脆弱性のすべてのセキュリティ修正プログラムが含まれています。これらの更新プログラムは、 Microsoft Update カタログを介して入手できます。

注: このセキュリティ情報で説明されている脆弱性は、Windows Server 2016 Technical Preview 5 に影響を及ぼします。マイクロソフトは、脆弱性から保護するために、このオペレーティング システムをご利用のお客様へ最新の更新プログラムの適用を推奨しています。これは、Windows Update を介して入手できます。 

* "置き換えられる更新プログラム" 列には、置き換えられる一連の更新プログラムの中で、最新の更新プログラムのみが表示されています。置き換えられる更新プログラムの完全な一覧については、Microsoft Update カタログにアクセスし、更新プログラムのサポート技術情報番号を検索してから、更新プログラムの詳細を表示します (置き換えられる更新プログラムの情報は [パッケージの詳細] タブにあります)。

このセキュリティ情報で説明されている PDF ライブラリの脆弱性は、9 月にリリースされた Microsoft Edge のセキュリティ情報でも説明されています。この脆弱性から保護するために、固有のシステムや Microsoft Edge の設定用に複数の更新プログラムをインストールする必要がありますか?
いいえ。CVE-2016-3370 および CVE-2016-3374 から保護するため、Windows 10 のみ単一の累積的な更新プログラムをインストールする必要があります。Windows 10 において、これらの脆弱性に対するセキュリティ修正プログラムは累積的な更新プログラムで出荷している Microsoft Edge コンポーネントに含まれているため、Microsoft Edge のセキュリティ情報 (MS16-105) にも PDF ライブラリの脆弱性について記載されています。

複数の PDF ライブラリ の情報漏えいの脆弱性

Windows PDF ライブラリがメモリ内のオブジェクトを処理する際、複数の情報漏えいの脆弱性が存在します。攻撃者がこの脆弱性を悪用すると、標的のシステムをさらに侵害する情報を取得する可能性があります。

Web ベースの攻撃のシナリオでは、攻撃者はこの脆弱性の悪用を意図して Web サイトをホストする可能性があります。さらに、侵害された Web サイトおよびユーザー提供のコンテンツを受け入れる、またはホストする Web サイトには特別に細工されたコンテンツが含まれている可能性があり、これらは脆弱性を悪用するために使用される可能性があります。しかし、すべての場合において、攻撃者が制御するコンテンツを強制的にユーザーに閲覧させることはできません。その代わり、攻撃者はユーザーにアクションを起こさせる必要があります。たとえば、攻撃者はユーザーにリンクをクリックさせるように仕向けて、攻撃者のサイトへ誘導する可能性があります。

この更新プログラムは、特定の機能がメモリ内のオブジェクトを処理する方法を修正することで、この脆弱性を解決します。

次の表には、Common Vulnerabilities and Exposures リストの各脆弱性の標準のエントリへのリンクが含まれています。

脆弱性のタイトル

CVE 番号

一般に公開

悪用

Microsoft PDF ライブラリの情報漏えいの脆弱性

CVE-2016-3370

なし

なし

Microsoft PDF ライブラリの情報漏えいの脆弱性

CVE-2016-3374

なし

なし

問題を緩和する要素

マイクロソフトは、これらの脆弱性の問題を緩和する要素を特定していません。

回避策

マイクロソフトは、これらの脆弱性の回避策を確認していません。

セキュリティ更新プログラムの配置の情報については、「概要」の「こちら」で言及されているマイクロソフト サポート技術情報を参照してください。

マイクロソフトでは、協調的な脆弱性の公開によるお客様の保護に際して、セキュリティ コミュニティの方々からいただいたご助力に感謝いたします。詳細については、謝辞を参照してください。

マイクロソフト サポート技術情報に含まれている情報は、いかなる保証もない現状ベースで提供されるものです。Microsoft Corporation は、市場性および特定の目的への適合性を含めて、明示的にも黙示的にも、一切の保証をいたしません。Microsoft Corporation、その関連会社およびこれらの権限ある代理人による口頭または書面による一切の情報提供またはアドバイスは、保証を意味するものではなく、かつ上記免責条項の範囲を狭めるものではありません。Microsoft Corporation、その関連会社およびこれらの者の供給者は、直接的、間接的、偶発的、結果的損害、逸失利益、懲罰的損害、または特別損害を含むすべての損害に対して、状況のいかんを問わず一切責任を負いません。結果的損害または偶発的損害に対する責任の免除または制限を認めていない地域においては、上記制限が適用されない場合があります。

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