マイクロソフト セキュリティ情報 MS16-139 - 重要

Windows カーネル用のセキュリティ更新プログラム (3199720)

公開日: 2016 年 11 月 9 日 | 最終更新日: 2016 年 12 月 14 日

バージョン: 2.0

このセキュリティ更新プログラムは、Microsoft Windows の脆弱性を解決します。この脆弱性により、攻撃者が特別に細工されたアプリケーションを実行して機密情報にアクセスした場合、特権の昇格が起こる可能性があります。ローカルで認証された攻撃者が、特別に細工したアプリケーションを実行することによって、これらの脆弱性を悪用する可能性があります。攻撃者は、この方法を使用して、ユーザーの使用が想定されていない情報にアクセスする可能性があります。

このセキュリティ更新プログラムは、Microsoft Windows Vista、Windows Server 2008、Windows 7、および Windows Server 2008 R2 (および Server Core) について、深刻度が「重要」と評価されています。詳細については、「影響を受けるソフトウェアと脅威の深刻度」のセクションを参照してください。

このセキュリティ更新プログラムは、カーネル API がこの情報に適用されるアクセス制御を正しく実行させることにより、この脆弱性を解決します。

この脆弱性の詳細については、「脆弱性の情報」を参照してください。この更新プログラムの詳細についてはマイクロソフト サポート技術情報 3199720 を参照してください。

次のソフトウェア バージョンまたはエディションが影響を受けます。一覧にないバージョンまたはエディションは、サポート ライフサイクルが終了しているか、この脆弱性の影響を受けません。ご使用中のソフトウェアの過去のバージョンまたはエディションのサポート ライフサイクルを確認するには、マイクロソフト サポート ライフサイクルの Web サイトを参照してください。

影響を受ける各ソフトウェアの深刻度の評価は、脆弱性の影響が最も深刻な場合を想定しています。深刻度の評価およびセキュリティ上の影響に関連して、このセキュリティ情報の公開から 30 日以内にこの脆弱性が悪用される可能性に関する情報については、11 月のセキュリティ情報の概要の Exploitability Index (悪用可能性指標) を参照してください。


オペレーティング システム

Windows カーネルの特権の昇格の脆弱性 - CVE-2016-7216

置き換えられる更新プログラム*

Windows Vista

Windows Vista Service Pack 2
(3198483)

重要 
特権の昇格

MS16-1243191256

Windows Vista x64 Edition Service Pack 2
(3198483)

重要 
特権の昇格

MS16-1243191256

Windows Server 2008

Windows Server 2008 for 32-bit Systems Service Pack 2
(3198483)

重要 
特権の昇格

MS16-1243191256

Windows Server 2008 for x64-based Systems Service Pack 2
(3198483)

重要 
特権の昇格

MS16-1243191256

Windows Server 2008 for Itanium-based Systems Service Pack 2
(3198483)

重要 
特権の昇格

MS16-1243191256

Windows 7

Windows 7 for 32-bit Systems Service Pack 1
(3197867)
セキュリティのみ [3]

重要 
特権の昇格

なし

Windows 7 for 32-bit Systems Service Pack 1
(3197868)
月例のロールアップ[3]

重要 
特権の昇格

3185330

Windows 7 for x64-based Systems Service Pack 1
(3197867)
セキュリティのみ[3]

重要 
特権の昇格

なし

Windows 7 for x64-based Systems Service Pack 1
(3197868)
月例のロールアップ[3]

重要 
特権の昇格

3185330

Windows Server 2008 R2

Windows Server 2008 R2 for x64-based Systems Service Pack 1
(3197867)
セキュリティのみ[3]

重要 
特権の昇格

なし

Windows Server 2008 R2 for x64-based Systems Service Pack 1
(3197868)
月例のロールアップ[3]

重要 
特権の昇格

3185330

Windows Server 2008 R2 for Itanium-based Systems Service Pack 1
(3197867)
セキュリティのみ[3]

重要 
特権の昇格

なし

Windows Server 2008 R2 for Itanium-based Systems Service Pack 1
(3197868)
月例のロールアップ[3]

重要 
特権の昇格

3185330

Server Core インストール オプション

Windows Server 2008 for 32-bit Systems Service Pack 2 (Server Core インストール)
(3198483)

重要 
特権の昇格

3184122

Windows Server 2008 for x64-based Systems Service Pack 2 (Server Core インストール)
(3198483)

重要 
特権の昇格

3184122

Windows Server 2008 R2 for x64-based Systems Service Pack 1 (Server Core インストール)
(3197867)
セキュリティのみ[1]

重要 
特権の昇格

なし

Windows Server 2008 R2 for x64-based Systems Service Pack 1 (Server Core インストール)
(3197868)
月例のロールアップ[1]

重要 
特権の昇格

3185330

[1]2016 年 10 月のリリースより、マイクロソフトは Windows 7、Windows Server 2008 R2、Windows 8.1、Windows Server 2012、および Windows Server 2012 R2 の更新プログラムのサービス モデルを変更しました。詳細については、「Windows 7 および Windows 8.1 のサービス モデルをさらにシンプルに」を参照してください。

* "置き換えられる更新プログラム" 列には、置き換えられる一連の更新プログラムの中で、最新の更新プログラムのみが表示されています。置き換えられる更新プログラムの完全な一覧については、Microsoft Update カタログにアクセスし、更新プログラムのサポート技術情報番号を検索してから、更新プログラムの詳細を表示します (置き換えられる更新プログラムの情報は [パッケージの詳細] タブにあります)。

Windows カーネルの特権の昇格の脆弱性 - CVE-2016-7216

Windows カーネル API がアクセス許可を施行する方法に特権の昇格の脆弱性が存在します。この脆弱性の悪用に成功した攻撃者は、本来利用できない情報へアクセスできる可能性があります。

この脆弱性を攻撃するために、ローカルで認証された攻撃者が特別に細工したアプリケーションを実行する可能性があります。

このセキュリティ更新プログラムは、Windows カーネル API がアクセス許可を正しく施行するように修正することで、この脆弱性を解決します。

次の表には、Common Vulnerabilities and Exposures リストの各脆弱性の標準のエントリへのリンクが含まれています。

脆弱性のタイトル

CVE 番号

一般に公開

悪用

Windows カーネルの特権の昇格の脆弱性

CVE-2016-7216

なし

なし

問題を緩和する要素

マイクロソフトは、この脆弱性の問題を緩和する要素を確認していません。

回避策

マイクロソフトは、この脆弱性の回避策を確認していません。

セキュリティ更新プログラムの展開については、「概要」のこちらで言及されているマイクロソフト サポート技術情報を参照してください。

マイクロソフトでは、協調的な脆弱性の公開によるお客様の保護に際して、セキュリティ コミュニティの方々からいただいたご助力に感謝いたします。詳細については、謝辞を参照してください。

マイクロソフト サポート技術情報に含まれている情報は、いかなる保証もない現状ベースで提供されるものです。Microsoft Corporation およびその関連会社は、市場性および特定の目的への適合性を含めて、明示的にも黙示的にも、一切の保証をいたしません。Microsoft Corporation、その関連会社およびこれらの者の供給者は、直接的、間接的、偶発的、結果的損害、逸失利益、懲罰的損害、または特別損害を含むすべての損害に対して、状況のいかんを問わず一切責任を負いません。結果的損害または偶発的損害に対する責任の免除または制限を認めていない地域においては、上記制限が適用されない場合があります。

  • V1.0 (2016/11/09): このセキュリティ情報ページを公開しました。
  • V2.0 (2016/12/14): このセキュリティ情報ページを更新し、11 月のセキュリティのみの更新プログラムをインストールする際に特定のお客様で発生した置き換えの問題を解決するために、次の更新プログラムの検出を変更し再リリースしたことをお知らせしました。

    今回の更新は検出の変更のみです。更新プログラムのファイルへの変更はありません。既に正常に更新プログラムをインストールされたお客様は、特別な措置を講じる必要はありません。詳細については、対応するマイクロソフト サポート技術情報を参照してください。

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