マイクロソフト セキュリティ情報 MS16-153 - 重要

共通ログ ファイル システム ドライバーのセキュリティ更新プログラム (3207328)

公開日: 2016 年 12 月 14 日

バージョン: 1.0

このセキュリティ更新プログラムは Microsoft Windows の脆弱性を解決します。Windows 共通ログ ファイル システム (CLFS) ドライバーがメモリ内のオブジェクトを不適切に処理した場合、この脆弱性によって情報漏えいが起こる可能性があります。ローカル攻撃のシナリオでは、攻撃者は、特別に細工したアプリケーションを実行してこの脆弱性を悪用し、影響を受けるシステムのセキュリティ対策を回避してさらに脆弱性を悪用する可能性があります。

このセキュリティ更新プログラムは、すべてのサポートされているリリースの Microsoft Windows について、深刻度が「重要」と評価されています。詳細については、「影響を受けるソフトウェアと脅威の深刻度」のセクションを参照してください。

この更新プログラムは、CLFS がメモリ内のオブジェクトを処理する方法を修正することにより、この脆弱性を解決します。この更新プログラムの詳細については、「マイクロソフト サポート技術情報 3207328」を参照してください。

次のソフトウェア バージョンまたはエディションが影響を受けます。一覧にないバージョンまたはエディションは、サポート ライフサイクルが終了しているか、この脆弱性の影響を受けません。ご使用中のソフトウェアのバージョンまたはエディションのサポート ライフサイクルを確認するには、Microsoft サポート ライフサイクルの Web サイトを参照してください。

次の深刻度の評価は、脆弱性の影響が最も深刻な場合を想定しています。深刻度の評価およびセキュリティ上の影響に関連して、このセキュリティ情報の公開から 30 日以内にこの脆弱性が悪用される可能性に関する情報については、「12 月のセキュリティ情報の概要」の Exploitability Index (悪用可能性指標) を参照してください。

注: セキュリティ更新プログラム情報の新しい利用方法の詳細については、Security Update Guide (セキュリティ更新プログラム ガイド) を参照してください。ビューのカスタマイズや影響を受けるソフトウェアの一覧の作成だけでなく、RESTful API を使ってデータをダウンロードすることもできます。詳細については、セキュリティ更新プログラム ガイドに関する FAQ を参照してください。既にお知らせしたように、2017 年 2 月から、セキュリティ更新プログラムの情報は、セキュリティ情報 Web サイトではなく、セキュリティ更新プログラム ガイドで公開されます。詳細については、ブログ記事「セキュリティ更新プログラムに対するコミットメントの促進について」を参照してください。

オペレーティング システム

Windows 共通ログ ファイル システム ドライバーの情報漏えいの脆弱性 - CVE-2016-7295

置き換えられる更新プログラム*             

Windows Vista

Windows Vista Service Pack 2
(3203838)

重要 
情報漏えい

MS16-134 の 3181707

Windows Vista x64 Edition Service Pack 2
(3203838)

重要 
情報漏えい

MS16-134 の 3181707

Windows Server 2008

Windows Server 2008 for 32-bit Systems Service Pack 2
(3203838)

重要 
情報漏えい

MS16-134 の 3181707

Windows Server 2008 for x64-based Systems Service Pack 2
(3203838)

重要 
情報漏えい

MS16-134 の 3181707

Windows Server 2008 for Itanium-based Systems Service Pack 2
(3203838)

重要 
情報漏えい

MS16-134 の 3181707

Windows 7

Windows 7 for 32-bit Systems Service Pack 1
(3205394)
セキュリティのみ[1]

重要 
情報漏えい

なし

Windows 7 for 32-bit Systems Service Pack 1
(3207752)
月例のロールアップ[1]

重要 
情報漏えい

3197868

Windows 7 for x64-based Systems Service Pack 1
(3205394)
セキュリティのみ[1]

重要 
情報漏えい

なし

Windows 7 for x64-based Systems Service Pack 1
(3207752)
月例のロールアップ[1]

重要 
情報漏えい

3197868

Windows Server 2008 R2

Windows Server 2008 R2 for x64-based Systems Service Pack 1
(3205394)
セキュリティのみ[3]

重要 
情報漏えい

なし

Windows Server 2008 R2 for x64-based Systems Service Pack 1
(3207752)
月例のロールアップ[3]

重要 
情報漏えい

3197868

Windows Server 2008 R2 for Itanium-based Systems Service Pack 1
(3205394)
セキュリティのみ[3]

重要 
情報漏えい

なし

Windows Server 2008 R2 for Itanium-based Systems Service Pack 1
(3207752)
月例のロールアップ[3]

重要 
情報漏えい

3197868

Windows 8.1

Windows 8.1 for 32-bit Systems
(3205400)
セキュリティのみ[2]

重要 
情報漏えい

なし

Windows 8.1 for 32-bit Systems
(3205401)
月例のロールアップ[2]

重要 
情報漏えい

3197874

Windows 8.1 for x64-based Systems
(3205400)
セキュリティのみ[2]

重要 
情報漏えい

なし

Windows 8.1 for x64-based Systems
(3205401)
月例のロールアップ[2]

重要 
情報漏えい

3197874

Windows Server 2012 および Windows Server 2012 R2

Windows Server 2012
(3205408)
セキュリティのみ[3]

重要 
情報漏えい

なし

Windows Server 2012
(3205409)
月例のロールアップ[3]

重要 
情報漏えい

3197877

Windows Server 2012 R2
(3205400)
セキュリティのみ[3]

重要 
情報漏えい

なし

Windows Server 2012 R2
(3205401)
月例のロールアップ[3]

重要 
情報漏えい

3197874

Windows RT 8.1

Windows RT 8.1 [1]
(3205401)
月例のロールアップ[2]

重要 
情報漏えい

3197874

Windows 10

Windows 10 for 32-bit Systems [3]
(3205383)

重要 
情報漏えい

3198585

Windows 10 for x64-based Systems [3]
(3205383)

重要 
情報漏えい

3198585

Windows 10 Version 1511 for 32-bit Systems [3]
(3205386)

重要 
情報漏えい

3198586

Windows 10 Version 1511 for x64-based Systems [3]
(3205386)

重要 
情報漏えい

3198586

Windows 10 Version 1607 for 32-bit Systems [3]
(3206632)

重要 
情報漏えい

3200970

Windows 10 Version 1607 for 64-bit Systems [3]
(3206632)

重要 
情報漏えい

3200970

Windows Server 2016

Windows Server 2016 for x64 [2]
(3206632)

重要 
情報漏えい

3200970

Server Core インストール オプション

Windows Server 2008 for 32-bit Systems Service Pack 2 (Server Core インストール)
(3203838)

重要 
情報漏えい

MS16-134 の 3181707

Windows Server 2008 for x64-based Systems Service Pack 2 (Server Core インストール)
(3203838)

重要 
情報漏えい

MS16-134 の 3181707

Windows Server 2008 R2 for x64-based Systems Service Pack 1 (Server Core インストール)
(3205394)
セキュリティのみ[3]

重要 
情報漏えい

なし

Windows Server 2008 R2 for x64-based Systems Service Pack 1 (Server Core インストール)
(3207752)
月例のロールアップ[3]

重要 
情報漏えい

3197868

Windows Server 2012 (Server Core インストール)
(3205408)
セキュリティのみ[3]

重要 
情報漏えい

なし

Windows Server 2012 (Server Core インストール)
(3205409)
月例のロールアップ[3]

重要 
情報漏えい

3197877

Windows Server 2012 R2 (Server Core インストール)
(3205400)
セキュリティのみ[3]

重要 
情報漏えい

なし

Windows Server 2012 R2 (Server Core インストール)
(3205401)
月例のロールアップ[3]

重要 
情報漏えい

3197874

Windows Server 2016 for x64-based Systems (Server Core インストール) [2]
(3206632)

重要 
情報漏えい

3200970

[1]2016 年 10 月のリリースより、マイクロソフトは、Windows 7、Windows Server 2008 R2、Windows 8.1、Windows Server 2012、Windows Server 2012 R2、および Windows Server 2016 の更新プログラムのサービス モデルを変更しました。詳細については、「Windows 7 および Windows 8.1 のサービス モデルをさらにシンプルに」を参照してください。

[2] この更新プログラムは、Windows Update を介してのみ入手可能です。

[3]Windows 10 の更新プログラムは累積的です。月例のセキュリティ リリースには、セキュリティ以外の更新プログラムに加えて、Windows 10 に影響する脆弱性のすべてのセキュリティ修正プログラムが含まれています。この更新プログラムは、Windows Update カタログを介して入手できます。2016 年 12 月 14 日から、Windows 10 と Windows Server 2016 の累積的な更新プログラムの詳細は、リリース ノートに記載されます。OS ビルド番号、既知の問題、および影響を受けるファイルの一覧情報については、リリース ノートを参照してください。

注: このセキュリティ情報で説明されている脆弱性は、Windows Server 2016 Technical Preview 5 に影響を及ぼします。Windows Server 2016 Technical Preview 5 用の更新プログラムは、Windows Update を介して入手できますが、マイクロソフトは、できるだけ早く Window Server 2016 にアップグレードすることを推奨しています。 

* "置き換えられる更新プログラム" 列には、置き換えられる一連の更新プログラムの中で、最新の更新プログラムのみが表示されています。置き換えられる更新プログラムの完全な一覧については、Microsoft Update カタログにアクセスし、更新プログラムのサポート技術情報番号を検索してから、更新プログラムの詳細を表示します (置き換えられる更新プログラムの情報は [パッケージの詳細] タブにあります)。

Windows 共通ログ ファイル システム ドライバーの情報漏えいの脆弱性 - CVE-2016-7295

Windows 共通ログ ファイル システム (CLFS) ドライバーがメモリ内のオブジェクトを正しく処理しない場合に、情報漏えいの脆弱性が存在します。ローカル攻撃のシナリオでは、攻撃者は、特別に細工したアプリケーションを実行してこの脆弱性を悪用し、影響を受けるシステムのセキュリティ対策を回避してさらに脆弱性を悪用する可能性があります。  

この更新プログラムは、Windows CLFS ドライバーがメモリ内のオブジェクトを処理する方法を修正することにより、この脆弱性を解決します。

次の表には、Common Vulnerabilities and Exposures リストの各脆弱性の標準のエントリへのリンクが含まれています。

脆弱性のタイトル

CVE 番号

一般に公開

悪用

Windows 共通ログ ファイル システム ドライバーの情報漏えいの脆弱性

CVE-2016-7295

なし

なし

問題を緩和する要素

マイクロソフトは、この脆弱性の「問題を緩和する要素」を確認していません。

回避策

マイクロソフトは、この脆弱性の「回避策」を確認していません。

セキュリティ更新プログラムの展開については、「概要」のこちらで言及されているマイクロソフト サポート技術情報を参照してください。

マイクロソフトでは、協調的な脆弱性の公開によるお客様の保護に際して、セキュリティ コミュニティの方々からいただいたご助力に感謝いたします。詳細については、「謝辞」を参照してください。

マイクロソフト サポート技術情報に含まれている情報は、いかなる保証もない現状ベースで提供されるものです。Microsoft Corporation およびその関連会社は、市場性および特定の目的への適合性を含めて、明示的にも黙示的にも、一切の保証をいたしません。Microsoft Corporation、その関連会社およびこれらの者の供給者は、直接的、間接的、偶発的、結果的損害、逸失利益、懲罰的損害、または特別損害を含むすべての損害に対して、状況のいかんを問わず一切責任を負いません。結果的損害または偶発的損害に対する責任の免除または制限を認めていない地域においては、上記制限が適用されない場合があります。

  • V1.0 (2016/12/14): このセキュリティ情報ページを公開しました。
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