クライアント サービス品質 (QoS) ポリシーの作成
トピックの最終更新日: 2011-03-11
Windows 7 または Windows Vista オペレーティング システム上で動作する Microsoft Lync 2010 および Microsoft Lync 2010 Attendant クライアントについては、ポリシーベース QoS を使用して、各メディア パケットに適切な優先度を割り当てることができます。QoS を使用するトラフィックのそれぞれの種類に対して、ポリシーを作成する必要があります。どの種類も手順は同じです。
クライアント QoS ポリシーを作成するには
Administrators グループのメンバーとしてコンピューターにログオンします。
コマンド プロンプト ウィンドウを開きます。[スタート] ボタンをクリックします。[検索] ボックスに「gpedit.msc」と入力し、Enter キーを押します。
コンソール ツリーで、[コンピューターの構成] を展開し、[Windows の設定] を展開します。次に、[ポリシー ベースの QoS] を右クリックし、[新規ポリシーの作成] をクリックします。
[ポリシー名] ボックスに、作成するポリシーの内容に合った名前を入力します (たとえば「Lync Client Audio QoS」)。
[DSCP 値を指定する] チェック ボックスをオンにして、計画フェーズでこのメディアの種類に割り当てた DSCP 値を選択します。
[出力方向のスロットル率を指定する] チェック ボックスをオフにして、[次へ] をクリックします。
このポリシーをすべてのアプリケーションに適用する場合は、[すべてのアプリケーション] をクリックします。Lync のみに適用する場合は、[次の実行可能ファイル名を持つアプリケーションのみ] をクリックします。表示されるボックスにクライアントのファイル名 (たとえば「communicator.exe」) を入力し、[次へ] をクリックします。
発信元と宛先のすべての IP アドレスにポリシーを適用することを許可し (既定の設定)、[次へ] をクリックします。
[この QoS ポリシーを適用するプロトコルを選択してください] ボックスで、[TCP と UDP] をクリックします。
[発信元ポート番号を指定してください] で、[次の発信元ポート番号か範囲] をクリックします。表示されるボックスに、計画時に指定したメディアの種類のポート範囲を入力し、[完了] をクリックします。
変更を有効にするには、Lync 2010 または Lync 2010 Attendant を停止および再起動する必要があります。