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Internet Explorer 10 の自動更新による配布

Microsoft Internet Explorer 10 は、より高速で簡単で安全な、信頼性の高い Web ブラウズを可能にします。 ユーザーの環境がより安全で最新の状態になるように、マイクロソフトでは Internet Explorer 10 を、自動更新と Windows Update サイトや Microsoft Update サイトを通じて配布します。 Internet Explorer 10 は、32 ビット版と 64 ビット版の Windows 7 Service Pack 1 (SP1)、64 ビット版の Windows Server 2008 R2 SP1 のユーザーが入手できます。 この記事では、配布プロセスの概要について説明します。また、Internet Explorer 10 を自動更新によって組織に展開する方法とタイミングを管理するために IT 管理者が採用できるオプションについても説明します。

このページの内容

自動更新による配布プロセス


自動更新で Internet Explorer 10 が提供されるのは、ローカル管理者のアカウントを持つユーザーのみです。 自動更新では、Internet Explorer 10 が自動更新で配布できるようになると、自動的にダウンロードされてインストールされます。 インストール プロセスについての通知やプロンプトは表示されません。 ローカル管理者ではないユーザーは更新プログラムをインストールするよう求められないため、現在インストールされているバージョンの Internet Explorer を引き続き使用することになります。

Internet Explorer 10 をインストールすると、ユーザーのコンピューターにインストールされている Internet Explorer 8 または Internet Explorer 9 が置き換えられます。 ただし、Internet Explorer 10 をアンインストールすることによって、Internet Explorer 8 または Internet Explorer 9 に戻すことができます。Windows 7 および Windows Server 2008 では、Windows コントロール パネルの "プログラムと機能" ユーティリティにある [インストールされた更新プログラムを表示] オプションを使用してアンインストールできます。

注意アイコン:
いったんインストールした Internet Explorer 10 を削除した場合、そのコンピューターに自動更新で再度 Internet Explorer 10 が配布されることはありません。 Internet Explorer 10 が自動更新から配信されなくなります。

Internet Explorer 10 の自動アップグレード

Internet Explorer 10 は、Windows Update の自動更新機能で "重要" な更新プログラムとして提供されます。 Windows 7 Service Pack 1 のユーザーは、更新プログラムのダウンロードとインストールを Windows Update で自動的に行うように設定 (推奨される設定) してあれば、Internet Explorer 10 に自動的にアップグレードされます。

自動的にアップグレードされた Internet Explorer 10 をアンインストールした場合、以降は Windows Update でオプションの更新プログラムとして選択できます。

自動配信をブロックするオプション

組織の環境で自動更新を使用しており、ユーザーが Internet Explorer 10 を自動的に受信しないようにする必要がある場合は、次に示す措置を 1 つ以上実行することをお勧めします。

  1. Internet Explorer 10 Blocker Toolkit をダウンロードして展開します。 有効期限のない Blocker Toolkit は、 Microsoft ダウンロード センターで入手できます。 これには、グループ ポリシー テンプレートと、自動更新や Windows Update および Microsoft Update サイトが Internet Explorer 10 を高優先度の更新プログラムとして提供するのを防ぐようにレジストリ キーを設定するスクリプトが含まれます。
    注意アイコン:
    Blocker Toolkit では、ローカル管理者であるユーザーが、外部メディアや Microsoft ダウンロード センターなどから Internet Explorer 10 を手動でインストールすることが妨げられることはありません。 Internet Explorer 10 Blocker Toolkit を使用すると、Internet Explorer 8 または Internet Explorer 9 から Internet Explorer 10 への自動アップグレードもブロックされます。詳しくは、「 Internet Explorer 10 Blocker Toolkit についてよく寄せられる質問」をご覧ください。

  2. 更新プログラム管理ソリューションを展開します。更新プログラム管理ソリューションは、ネットワーク内のコンピューターに展開される更新プログラムを完全に制御する機能を備えています。 マイクロソフトでは、 Windows Server Update Services (WSUS) を無償で提供しているほか、より高機能な更新プログラム管理製品である System Center 2012 Configuration Manager を提供しています。 更新プログラム管理ソリューションを使用している IT 管理者は、Blocker Toolkit ではなく、各製品の標準機能を使用して Internet Explorer 10 の配布を制御する必要があります。
    注意アイコン:
    組織で WSUS を使用して更新プログラムを管理しており、更新プログラムのロールアップに対して自動インストールが構成されている場合は、Internet Explorer は組織全体に自動的にインストールされます。 このシナリオについては、 ここにあるサポート技術情報の記事で詳細に説明されています。

Readiness Toolkit、技術的な概要、機能の詳細、Internet Explorer 10 のダウンロードなど、Internet Explorer 10 に関する詳細については、 Internet Explorer 10 の製品ページおよび TechNet の Internet Explorer 10 スプリングボード シリーズで入手できます。

Internet Explorer 10 の入手方法

自動更新による Internet Explorer 10 の配布は、2013 年に予定されている製品の最終リリース後、間もなく開始されます。Internet Explorer 10 のリリースに関して具体的な日程は確定していません。 Internet Explorer 10 は Configuration Manager、Microsoft Systems Management Server、WSUS を通じて配信されます。

WSUS を使用している場合に Internet Explorer 10 の自動インストールを回避する方法

マイクロソフトは、Windows Server Update Services (WSUS) 向けに、Internet Explorer 10 のインストールおよび可用性の更新プログラムを "更新プログラムのロールアップ" パッケージという分類でリリースします。 更新プログラムのロールアップ パッケージを "自動承認" するように WSUS が構成されている場合 (これは既定の構成ではありません)、Internet Explorer 10 のインストールが自動的に承認されます。その対策として、次の操作を行うことで、この更新プログラムをいつどのような方法でインストールするかを管理できます。 Internet Explorer Blocker Toolkit は Windows Update と自動更新を使用したインストールのみをブロックします。 このツールキットでは WSUS を使用した配布はブロックされません。 次の場合は設定の変更が必要になります。

  • 組織で WSUS を使用して更新プログラムを管理している場合
  • Internet Explorer 8 または Internet Explorer 9 がインストールされている Windows 7 SP1 ベースのコンピューターまたは Windows Server 2008 R2 SP1 ベースのコンピューターがある場合
  • 現時点で Internet Explorer 8 または Internet Explorer 9 コンピューターを Internet Explorer 10 にアップグレードしない場合
  • WSUS が更新プログラムのロールアップに対してインストールを自動承認するように構成されている場合

以下の手順を実行して、作成した自動承認を一時的に変更し、更新プログラムのロールアップとして分類されているパッケージのインストールが自動承認されないようにします。 この手順は WSUS 3.0 の手順です。 WSUS 2.0 を使用している場合は、製品のマニュアルを参照してください。

  1. [スタート] ボタンをクリックし、[管理ツール]、[Microsoft Windows Server Update Services 3.0] の順にクリックします。
  2. [ComputerName] を展開し、[オプション] をクリックします。
  3. [自動承認] をクリックします。
  4. 更新プログラムのロールアップとして分類されている更新プログラムを自動的に承認する規則をクリックし、[編集] をクリックします。
    注意アイコン

    :
    この規則のプロパティは次のようになります。

    • 更新が更新プログラムのロールアップに含まれる場合
    • すべてのコンピューターへの更新を承認する
  5. [ステップ 2: プロパティを変更します (下線付きの値をクリック)] セクションで [更新プログラムのロールアップ] プロパティをクリックします。
  6. [更新プログラムのロールアップ] チェック ボックスをオフにし、[OK] をクリックします。
  7. [OK] をクリックして、[自動承認] ダイアログ ボックスを閉じます。
注意アイコン:
手順 4. のような規則がない場合は、インストールに対して更新プログラムのロールアップを自動的に承認するように WSUS が構成されていません。 その場合、特に必要な操作はありません。

上記の手順を実行すると Internet Explorer 10 のインストールは自動承認されません。 Internet Explorer 10 のパッケージをダウンロードできるようになってから、新しいパッケージを WSUS サーバーに手動で同期すると、更新プログラムのロールアップの自動承認を再度有効にしたとき、Windows Internet Explorer 10 はインストールされません。 この手順は WSUS 3.0 の手順です。 WSUS 2.0 を使用している場合は、製品のマニュアルを参照してください。

  1. [スタート] ボタンをクリックし、[管理ツール]、[Microsoft Windows Server Update Services 3.0] の順にクリックします。
  2. [ComputerName] を展開し、[同期] をクリックします。
  3. [今すぐ同期] をクリックします。
  4. [ComputerName]、[更新プログラム] の順に展開し、[すべての更新プログラム] をクリックします。
  5. [承認] ドロップダウンの [未承認] を選択します。
  6. Microsoft Internet Explorer 10 が未承認の更新プログラムの一覧に表示されていることを確認します。
    注: 言語およびインポートしたオペレーティング システムの更新プログラムによっては、複数の更新プログラムが表示されることがあります。
オプション

組織のビジネス要件により、更新プログラムのロールアップ パッケージを自動承認するように設定する必要がある場合は、Update Services Microsoft 管理コンソール スナップインで自動承認の設定を元に戻すことができます。 これを行うには、次の手順を実行します。

  1. [スタート] ボタンをクリックし、[管理ツール]、[Microsoft Windows Server Update Services 3.0] の順にクリックします。
  2. [ComputerName] を展開し、[オプション] をクリックします。
  3. [自動承認] をクリックします。
  4. それぞれの分類について、更新プログラムを自動承認する規則をクリックし、[編集] をクリックします。
  5. [ステップ 2: プロパティを変更します (下線付きの値をクリック)] セクションで [更新プログラムのロールアップ] プロパティをクリックします。
  6. [更新プログラムのロールアップ] チェック ボックスをオンにし、[OK] をクリックします。
  7. [OK] をクリックして、[自動承認] ダイアログ ボックスを閉じます。
注意アイコン:
自動承認の規則は、更新プログラムが WSUS に最初にインポートされたときにのみ評価されるため、Windows Internet Explorer 10 更新プログラムがサーバーにインポートまたは同期された後にこの規則を有効に戻しても、この更新プログラムの自動承認は行われません。


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