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XSLT ファイルの場所

XSLT コンテンツ フォーマッタの XSLT ファイルを定義するときに、さまざまなデバイスおよびロケール用にデータを変換するための複数のファイルを定義できます。XSLT コンテンツ フォーマッタは、ディレクトリ構造を使用して変換対象の正しいファイルを検索します。

ディストリビュータがコンテンツ フォーマッタを呼び出すときに、コンテンツ フォーマッタに送信されるデータには、通知受信者のサブスクライバ ロケールとデバイスの種類があります。

  • サブスクライバ ロケールは、Notification Services でサポートされるロケール文字列のセットを使用して識別されます。ロケールの一覧については、「サブスクライバ ロケール コード」を参照してください。
  • アプリケーション全体で一貫して使用される限り、デバイスの種類には任意の文字列を指定できます。サブスクリプション管理インターフェイスとコンテンツ フォーマッタで使用されるデバイスの種類は、一致する必要があります。

コンテンツ フォーマッタを定義するときに、XSLT ファイルの名前とベース ディレクトリを指定します。コンテンツ フォーマッタは、ディレクトリ パスにロケールとデバイス名を追加して、関連する XSLT ファイルを検索します。コンテンツ フォーマッタは、次の順序でフォルダを検索します。

  • XSLTBaseDirectory\SubscriberLocale\DeviceType
  • XSLTBaseDirectory\SubscriberLocale
  • XSLTBaseDirectory\DeviceType
  • XSLTBaseDirectory

XSLT ファイルがこの場所に存在しない場合、コンテンツ フォーマッタは関連するサブスクライバ ロケール フォルダ、関連するデバイス フォルダの順に検索します。この場所に XSLT ファイルが存在しない場合、XSLT コンテンツ フォーマッタはベース ディレクトリを検索します。

ms166399.note(ja-jp,SQL.90).gifメモ :
ディストリビュータは通知データでサブスクライバ ロケールとデバイスの情報を提供しないため、単一の XSLT ファイル内でデバイスとロケールの条件付き書式設定を実行するには、通知データにこの目的で使用できる他の値が存在する必要があります。

次の例では、以下に示す組み合わせに対する変換を指定しています。

受信者の情報 XSLT パス

フランス語、カナダ、すべてのデバイスの種類

BaseDirectory\fr-CA\transform.xsl

英語、カナダ、すべてのデバイスの種類

BaseDirectory\en-CA\transform.xsl

英語、米国、デバイスの種類 CellPhone

BaseDirectory\en-US\CellPhone\transform.xsl

英語、米国、その他すべてのデバイスの種類

BaseDirectory\en-US\transform.xsl

他のすべてのロケールおよびデバイス

BaseDirectory\transform.xsl

参照

概念

XSLT ファイルの作成
XSLT コンテンツ フォーマッタの定義
カスタム コンテンツ フォーマッタの開発

その他の技術情報

XSLT コンテンツ フォーマッタ
通知クラスの定義
Notification Services アプリケーションの定義

ヘルプおよび情報

SQL Server 2005 の参考資料の入手