[アーティクル]
04/03/2017

Dynamics CRM Online FAQ

公開日: 2015 年 9 月 3 日

ツールを使って再現手順を記録する方法 (PSR ツール)

Dynamics CRM Online で不具合と思われる事象に関してサポートにお問い合わせいただくことがあります。問題を早期に解決するためには、サポートチームで同じ事象を再現させて調査を進めることが重要です。
再現手順を確認するにあたり、Windows に同梱されている問題ステップ記録ツール (PSR.exe) を使用すると、手順の記録が画面ショット付きで簡単に保存できます。

ここでは、ステップ記録ツール (PSR.exe) を使って再現手順を記録し、記録したファイルをサポートに送信する手順を紹介します。

ステップ記録ツールを使って手順を記録する

不要な情報の採取を避けるために、全てのウィンドウを閉じます。
PSR を起動します。

【Windows 8 の場合】
- 2-1. 画面左下のスタートメニューをクリックし、psr と入力します。
- 2-2. "ステップ記録ツール" が検索結果に表示されたら、クリックして起動します。
【Windows 7 の場合】
- 2-1. 画面左下のスタートメニューをクリックし、[ファイル名を指定して実行] に、psr.exe と入力し、[OK] をクリックし、”psr” を起動します。
"問題ステップ記録ツール" が起動したら、右端の ▼ をクリックし、表示されるメニューから [設定 (T)] をクリックします。
"保存する最新の取り込み画像数" を 25 から 100 に変更し、OK をクリックします。
PSR のウィンドウを画面の右下などに配置します。
※ PSR のウィンドウ自体も記録されるため、ブラウザの画面などが隠れないような場所へ移動しておきます。
[記録の開始] をクリックします。
再現手順を実行します。

* 注意事項
このツールは、マウスをクリックしたタイミングで各種情報を取得します。全ての情報を正しく取得するために、文字入力などが必要な時 (認証情報を入力するなど) 以外は、マウスで操作を行うようにしてください。
キーボードの Esc キー、Tab キー、Space キー、Enter キーなどによる画面操作は一切行わないでください。
事象の再現が完了したら、[記録の停止] をクリックします。
記録されたステップを保存します。
- 9-1. [保存] をクリックします。
- 9-2. 保存場所を選び、ファイル名を付けて保存します。
ファイルに保存した手順をサポートに送る

【新しくお問い合わせする場合】
- 10-1. Office365 ポータルに管理者アカウントでログインし、[サポート] – [サービスリクエスト] を開きます。
  [+] をクリックして新しいサービスリクエストを作成します。
- 10-2. お問い合わせの内容に合わせて、項目を入力、選択していき、[詳細の追加] 画面まで進んだら、[ファイルの添付] リンクをクリックし、手順 9 で保存したファイルを添付します。
- 10-3. 次の画面へ進み、[チケットの送信] でサービスリクエストを送信します。
【すでに問い合わせているサービスリクエストがある場合】
- 10-1. Office365 ポータルに管理者アカウントでログインし、[サポート] – [サービスリクエスト] を開きます。
  お問い合わせ番号をクリックします。
- 10-2. 画面右の [ファイル] を選択し、[ファイルの添付] リンクをクリックし、ファイルを添付して、[閉じる] をクリックします。
手順は以上となります。

問題点の把握が迅速な問題解決に関して非常に重要となります。お手数をお掛けいたしますが、特に再現手順が複雑な問題などの場合には再現手順の採取にご協力をいただきますようお願い申し上げます。