次の方法で共有


Exchange 管理コンソールが、エッジ トランスポート サーバーが評価モードで実行されていると報告する

 

適用先: Exchange Server 2007 SP1, Exchange Server 2007

トピックの最終更新日: 2008-01-24

ここでは、有効なプロダクト キーを使用してインストールしたにもかかわらず、エッジ トランスポート サーバーが評価モードで実行されていると Exchange 管理コンソールから報告される問題を、Exchange 管理シェルを使用して解決する方法について説明します。エッジ トランスポート サーバーを Exchange 組織で購読するように設定した後で、エッジ トランスポート サーバーにプロダクト キーを追加すると、Exchange 組織内の (エッジ トランスポート サーバー以外の) サーバーで実行されている Exchange 管理コンソールでは、エッジ トランスポート サーバーが評価モードで実行されているという警告が表示されます。

開始する前に

この手順を実行するには、使用するアカウントに Exchange 組織管理者の役割が委任されている必要があります。

エッジ トランスポート サーバーの役割がインストールされているコンピュータで New-EdgeSubscription コマンドレットを実行するには、そのコンピュータのローカルの Administrators グループのメンバであるアカウントを使用してログオンする必要があります。

Microsoft Exchange Server 2007 を管理するために必要なアクセス許可、役割の委任、および権限の詳細については、「アクセス許可に関する考慮事項」を参照してください。

手順

Exchange 管理シェルを使用して、Exchange 管理コンソールでエッジ トランスポート サーバーの評価モード警告が表示されないようにするには、次の操作を行います。

  1. ハブ トランスポート サーバーの役割がインストールされている Exchange サーバーで Remove-EdgeSubscription コマンドレットを実行して、既存のエッジ サブスクリプションを削除します。

    Remove-EdgeSubscription -Identity EdgeServerName -DomainController dc.domain.com
    
  2. エッジ トランスポート サーバーで New-EdgeSubscription コマンドレットを実行して、エッジ トランスポート サーバーに新しいサブスクリプション ファイルを作成します。

    New-EdgeSubscription -FileName "c:\EdgeServerSubscription.xml"
    
  3. 新しいサブスクリプション ファイルをハブ トランスポート サーバーにコピーします。

  4. New-EdgeSubscription コマンドレットを実行して、ハブ トランスポート サーバーから新しいサブスクリプション ファイルをインポートします。

remove-EdgeSubscription コマンドレットに関する構文およびパラメータの詳細については、「Remove-EdgeSubscription」を参照してください。

New-EdgeSubscription コマンドレットに関する構文およびパラメータの詳細については、「New-EdgeSubscription」を参照してください。

詳細情報

参照している情報が最新であることを確認したり、他の Exchange Server 2007 ドキュメントを見つけたりするには、Exchange Server TechCenter を参照してください。