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Active Directory で削除したユーザーの復元

ADRestore によるユーザーの復元方法

更新日: 2011 年 5 月 25 日

使用ツール

  • AdRestore
    削除された Windows Server 2003 Active Directory オブジェクトを復元します。

トラブルの状況

Active Directory の管理者が間違えてユーザーを削除してしまいました。同じ名前のユーザーを再作成しても、前のユーザーと同じアクセス許可が割り当てられないため、間違えて削除したユーザーをどうしても復元したいのですが、どうすればいいでしょうか?

解決方法

Active Directory で削除されたオブジェクトは 180 日間、Active Directory データベースの中に保存され、その後完全削除されます。そのため、間違えてユーザーを削除した場合、180 日以内に復元の操作を行えば、ユーザーを元に戻すことができます。
ADRestore は削除した Active Directory オブジェクトを復元するためのツールで、コマンド ラインから実行するだけで選択したオブジェクトを復元できます。ただし、既定の Active Directory ではオブジェクトそのものを復元できますが、姓名や部署などの属性値は復元されません。そのため、属性値も含めて復元できるよう、事前に Windows Server 2008 R2 で用意されている Active Directory のごみ箱の機能を有効にしておく必要があります。Active Directory のごみ箱の機能を有効にする方法については、TechNet ライブラリ「 Active Directory のごみ箱を有効にする」を参考にしてください。

事前に Active Directory のごみ箱を有効にした後、誤って削除したユーザーなどのオブジェクトが発生した場合、adrestore コマンドを実行して Enter キーを押します。

図 1: コマンド プロンプトで adrestore コマンドを実行した画面

すると、削除されたユーザーである user01 がデータベースの中に残されていることが確認できました。続いて、user01 ユーザーを復元します。adrestore –r コマンドに続けて、ユーザー名である user01 と入力すると、ユーザーが復元できました。

図 2: コマンド プロンプトで adrestore –r user01 コマンドを実行した画面

Active Directory ユーザーを復元した後で注意すること

ADRestore で Active Directory ユーザーを復元すると、無効なユーザーとして復元されます。そのため、ユーザーを再び利用するときには、ユーザーを右クリックし、[アカウントを有効にする] を設定しなければなりません。

図 3: Active Directory で user01 のアカウントを有効にしている画面

ところが、[アカウントを有効にする] を設定すると、次のエラーが表示されます。

図 4: Active Directory ドメイン サービスのエラー メッセージ画面

ADRestore でユーザーを復元しても、パスワードは復元されません。そのため、[アカウントを有効にする] 設定を行う前に、パスワードを再設定してください。パスワードの再設定は、ユーザーを右クリックし、[パスワードのリセット] を使って行うことができます。

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