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VMM のインストール

Rayne Wiselman|最終更新日: 2016/12/01
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1 投稿者

適用対象: System Center 2016 - Virtual Machine Manager

この記事を使用して、System Center 2016 - Virtual Machine Manager (VMM) 管理サーバーをインストールします。

アップグレードを開始する前に

  • システム要件計画に関する情報を確認してください。
  • セットアップを実行する前にコンピューター上で少なくともローカル管理者の権限を持っていることを確認します。

セットアップを実行する

  1. 開いているすべてのプログラムを閉じて、コンピューター上で再起動が保留されていないことを確認します。
  2. Virtual Machine Manager セットアップ ウィザードを開始するには、インストール メディアにある [ setup.exe] を右クリックし、[ 管理者として実行] をクリックします。
  3. セットアップのメイン ページで、[インストール] をクリックします。 Microsoft .NET Framework をインストールしていない場合は、VMM によって今すぐインストールするよう求められます。
  4. [インストールする機能の選択] ページで、 [VMM 管理サーバー] チェック ボックスをオンにしてから [次へ]をクリックします。 VMM コンソールは自動的にインストールされます。 クラスター ノードにインストールしている場合は、管理サーバーを高可用性にするかどうかをたずねられます。
  5. [製品の登録情報の入力] ページで、適切な情報を入力して [次へ]をクリックします。 プロダクト キーを入力しないと、VMM はインストールの 180 日後に期限切れになる評価版としてインストールされます。
  6. [下の使用許諾契約書を必ずお読みください] ページで、使用許諾契約書を確認し、 [使用許諾契約書に同意します] チェック ボックスをオンにして、 [次へ]をクリックします。
  7. [使用データおよび接続データ] ページで、いずれかのオプションを選択し、[次へ] をクリックします。
  8. [ Microsoft Update ] ページが表示される場合、Microsoft Update を使用するかどうかを選択し、[ 次へ] をクリックします。 このコンピューターで Microsoft Update を使用することを既に選択している場合、このページは表示されません。
  9. [インストール先] ページで、VMM プログラム ファイルの既定のパスを使用するか、別のインストール パスを入力して、[次へ] をクリックします。 セットアップ プログラムにより、VMM 管理サーバーをインストールするコンピューターが検証され、そのコンピューターがハードウェアとソフトウェアの要件を満たしていることが確認されます。 コンピューターが前提条件を満たしていない場合は、前提条件と問題を解決する方法に関する情報を含むページが表示されます。
  10. リモート SQL インスタンスを使用している場合は、[データベースの構成] ページで、SQL Server を実行しているコンピューターの名前を指定します。 SQL Server を実行している同じコンピューターに VMM 管理サーバーをインストールする場合は、[サーバー名] ボックスに、そのコンピューターの名前 (「vmmserver01」など) を入力するか、「localhost」と入力します。 SQL Server がクラスターに入っている場合、クラスター名を入力します。
  11. SQL Server のリモート インスタンスがない場合、または既定のポート (1443) を使用するリモート SQL Server がある場合は、[ポート] の値を指定しないでください。
  12. SQL Server インスタンス名を指定し、既存のデータベースと新しいデータベースのどちらを使用するかを指定します。 インスタンスに接続する権限を持つアカウントが必要です。
  13. [サービス アカウントおよび分散キー管理の構成] ページで、VMM サービスが使用するアカウントを指定します。 インストール後は VMM サービス アカウントの ID を変更できません。
  14. [分散キー管理] で、Active Directory に暗号化キーを保存するかどうかを指定します。
  15. [ポートの構成] ページで、各機能に既定のポート番号を使用するか、環境に応じた固有のポート番号を入力します。 VMM 管理サーバーをアンインストールしてから再インストールしない限り、VMM 管理サーバーのインストール中に割り当てたポートは変更できません。 また、ポート 5986 を使用するように機能を構成しないでください。そのポートは既に割り当てられています。
  16. [ライブラリの構成] ページで、新しいライブラリ共有を作成するか、コンピューターの既存のライブラリ共有を使用するかを選択します。 VMM で作成される既定のライブラリ共有の名前は MSSCVMMLibrary であり、フォルダーは %SYSTEMDRIVE%\ProgramData\Virtual Machine Manager Library Files にあります。 ProgramData は非表示のフォルダーであり、削除することはできません。 VMM 管理サーバーがインストールされたら、VMM コンソールまたは VMM コマンド シェルを使用して、ライブラリ共有やライブラリ サーバーを追加できます。
  17. [インストールの概要] ページで、選択項目を確認してから、[インストール] をクリックします。 [ 機能のインストール中 ] ページが開いて、インストールの進行状況が表示されます。
  18. [セットアップは正常に完了しました] ページで、 [閉じる] をクリックして、インストールを完了します。 VMM コンソールを開くには、[ウィザードの終了時に VMM コンソールを開く] がオンになっていることを確認するか、デスクトップ上の [Virtual Machine Manager コンソール] アイコンをクリックします。

セットアップ中に、VMM により次のファイアウォール ルールが有効になります。 後で VMM をアンインストールする場合でも、これらのルールは有効のままです。

  • [Windows リモート管理]

  • Windows 標準ベースの記憶域の管理

メモ

セットアップが正常に完了しない場合は、%SYSTEMDRIVE%\ProgramData\VMMLogs フォルダー内のログ ファイルを参照してください。 ProgramData は、非表示のフォルダーです。

コマンド プロンプトから VMM をインストールする

コマンド プロンプトから VMM をインストールすることができます。 インストール メディアには、すべの VMM 機能の .ini ファイルが含まれます。

  • VMServer.ini: VMM 管理サーバーの設定。
  • VMClient.ini: VMM コンソールの設定。
  • VMServerUninstall.ini: VMM 管理サーバーのアンインストール設定。

これらの各ファイルには、既定値が指定されたキーと値のペアが含まれます。 これらのエントリはコメント アウトされています。 コメント記号 (#) を削除し、値を変更します。

  1. この手順の下の表に示すオプションを使用して、VMServer.ini ファイルを編集します。
  2. 編集した後は、管理者特権のコマンド プロンプトを開き、以下のパラメーターを使用して setup.exe を実行します。 たとえば、C:\Temp に保存された VMServer.ini ファイル、SQL Server 管理者アカウント contoso\SQLAdmin01、VMM サービス アカウント contoso\VMMadmin14 を使用するには、次のコマンドを使用します: setup.exe /server /i /f C:\Temp\VMServer.ini /SqlDBAdminDomain contoso /SqlDBAdminName SQLAdmin01 /SqlDBAdminPassword password123 /VmmServiceDomain contoso /VmmServiceUserName VMMadmin14 /VmmServiceUserPassword password456 /IACCEPTSCEULA

VMServer.ini の値

オプション既定
PoductKeyプロダクト キー (形式: xxxxx-xxxxx-xxxxx-xxxxx-xxxxx)xxxxx-xxxxx-xxxxx-xxxxx-xxxxx
UserName機能をインストールするユーザーのオプションの表示名。 これは、インストール用のユーザー アカウントではありません。管理者
CompanyName機能をインストールする組織のオプションの表示名。Microsoft Corporation
ProgramFilesVMM ファイルの場所。C:\Program Files\Microsoft System Center 2012\Virtual Machine Manager
CreateNewSqlDatabase0:既存の Microsoft SQL Server データベースを使用します。

1:SQL Server の新規データベースを作成します。
1
SqlInstanceNameSQL Server の新規または既存のインスタンスの名前。MICROSOFT$VMM$
SqlDatabaseName新規または既存の SQL Server データベースの名前。VirtualManagerDB
RemoteDatabaseImpersonation0:SQL Server の管理者アカウントを借用しません。 setup.exe を実行するユーザーは、SQL Server をホストするサーバーの管理者である必要があります。

1:入力された資格情報を使用して SQL Server の管理者アカウントを借用します。 Setup.exe を実行しているユーザーは、SqlDBAdminName、SqlDBAdminPassword、および SqlDBAdminDomain パラメーターの値を指定する必要があります。
0
SqlMachineNameSQL Server をホストしているサーバーの名前。 localhost を指定しないでください。 代わりに、コンピューターの実際の名前を指定します。
(さまざまなポート)VMM で使用されるポートIndigoTcpPort:8100

IndigoHTTPSPort:8101






<br/ BitsTcpPort: 443
CreateNewLibraryShare0:既存のライブラリ共有を使用します。

1:新規のライブラリ共有を作成します。
1
LibraryShareName使用または作成するファイル共有の名前。MSSCVMMLibrary
LibrarySharePath既存のファイル共有または作成する新しいファイル共有の場所。C:\ProgramData\Virtual Machine Manager Library Files
LibraryShareDescription共有の説明。Virtual Machine Manager ライブラリ ファイル
SQMOptIn0: 「診断データと使用状況データ」を選択しません。

1: 「診断データと使用状況データ」を選択します。
1
MUOptIn0:Microsoft Update を利用しないことを選択します。

1:Microsoft Update を利用することを選択します。
0
VmmServiceLocalAccount0: VMM サービス (scvmmservice) 用のドメイン アカウントを使用します。

1: VMM サービス用のローカル システム アカウントを使用します。

ドメイン アカウントを使用するには、setup.exe を実行するときに、VMMServiceDomain、VMMServiceUserName、および VMMServiceUserPassword パラメーターの値を指定します。
0
TopContainerName分散キー管理 (DKM) 用のコンテナー (たとえば、「CN=DKM,DC=contoso,DC=com」)。VMMServer
HighlyAvailable0:高可用性としてインストールしません。

1:高可用性としてインストールします。
0
VmmServerName高可用性 VMM 管理サーバーのクラスター化されたサービス名。 フェールオーバー クラスターの名前、または高可用性 VMM 管理サーバーのインストール先となるコンピューターの名前は、入力しないでください。
VMMStaticIPAddress動的ホスト構成プロトコル (DHCP) を使用していない場合の、高可用性 VMM 管理サーバーのクラスター化されたサービス名の IP アドレス。 IPv4 と IPv6 の両方がサポートされます。
Upgrade0: 以前のバージョンの VMM からアップグレードしません。

1:以前のバージョンからアップグレードします。
1

Setup-exe のパラメーター

パラメーター説明
/serverVMM 管理サーバーのインストールを指定します。
/i または /xサーバーをインストールする (/i) かアンインストールする (/x) かを指定します。
/f 使用する .ini ファイルを指定します。 このパラメーターに正しい .ini ファイルを指定します。 setup.exe で .ini ファイルが検出されない場合は、独自の既定値を使用してインストールが実行されます。
/VmmServiceDomain VMM サービス (scvmmservice) を実行するアカウントのドメイン名を指定します。 このパラメーターを使用するのは、VMServer.ini で VmmServiceLocalAccount を 0 に設定する場合のみです。
/VmmServiceUserName VMM サービス (scvmmservice) を実行するアカウントのユーザー名を指定します。 このパラメーターを使用するのは、VMServer.ini で VmmServiceLocalAccount を 0 に設定する場合のみです。
/VmmServiceUserPassword VMM サービス (scvmmservice) を実行するアカウントのパスワードを指定します。 このパラメーターを使用するのは、VMServer.ini で VmmServiceLocalAccount を 0 に設定する場合のみです。
/SqlDBAdminDomain SQL Server データベースの管理者アカウントのドメイン名を指定します。 このパラメーターを使用するのは、現在のユーザーが SQL Server に対する管理者権限を持っていない場合です。
/SqlDBAdminName SQL Server データベースの管理者アカウントのユーザー名を指定します。 このパラメーターを使用するのは、現在のユーザーが SQL Server に対する管理者権限を持っていない場合です。
/SqlDBAdminPassword SQL Server データベースの管理者アカウントのパスワードを指定します。 このパラメーターを使用するのは、現在のユーザーが SQL Server に対する管理者権限を持っていない場合です。
/IACCEPTSCEULAマイクロソフト ソフトウェア ライセンス条項への同意を示します。 これは必須パラメーターです。

たとえば、C:\Temp に保存された VMServer.ini ファイル、SQL Server 管理者アカウント contoso\SQLAdmin01、VMM サービス アカウント contoso\VMMadmin14 を使用するには、次のコマンドを使用します: setup.exe /server /i /f C:\Temp\VMServer.ini /SqlDBAdminDomain contoso /SqlDBAdminName SQLAdmin01 /SqlDBAdminPassword password123 /VmmServiceDomain contoso /VmmServiceUserName VMMadmin14 /VmmServiceUserPassword password456 /IACCEPTSCEULA

VMM または VMM コンソールをアンインストールする

  1. VMM コンソールと VMM コマンド シェルが閉じていることを確認します。
  2. VMM 管理サーバーがインストールされているコンピューターで、 [スタート]をクリックし、 [コントロール パネル]をクリックします。
  3. [プログラム]で、 [プログラムのアンインストール]をクリックします。 [名前][Microsoft System Center 2016 Virtual Machine Manager] をダブルクリックします。
  4. [作業内容] ページで、 [機能の削除]をクリックします。
  5. [削除する機能の選択] ページで、 [VMM 管理サーバー] チェック ボックスをオンにしてから [次へ]をクリックします。 VMM コンソールをアンインストールする場合、[VMM コンソール] チェック ボックスをオンにします。 高可用性の VMM 展開がある場合は、VMM サーバーと VMM コンソールの両方を削除する必要があるので、注意してください。
  6. [データベースのオプション] ページで、VMM データベースを保持するか削除するかを選択し、必要に応じてデータベースの資格情報を入力して [次へ]をクリックします。
  7. [サマリー] ページで選択内容を確認して、[アンインストール] をクリックします。 [機能のアンインストール] ページが表示され、アンインストールの進行状況が表示されます。
  8. VMM 管理サーバーがアンインストールされたら、 [選択した機能が正常に削除されました] ページで [閉じる]をクリックします。

次のファイアウォール規則は、VMM のセットアップ中に有効になり、VMM のアンインストール後にも維持されます。

  • ファイル サーバーのリモート管理

  • Windows 標準ベースの記憶域の管理のファイアウォール規則

セットアップが正常に完了しない問題が生じた場合、 %SYSTEMDRIVE%\ProgramData\VMMLogs フォルダー内のログ ファイルを参照してください。 ProgramData は、非表示のフォルダーです。

コマンド ラインから VMM をアンインストールする

VMM をアンインストールするには、以下に示すように、VMSererUninstall ファイルを編集します。 その後でアンインストール用に setup.exe を実行します。 たとえば、C:\Temp に保存された ini ファイルと、アカウント contoso.SQLAdmin01 を使用してアンインストールするには、次のように入力します。setup.exe /server /x /f C:\Temp\VMServerUninstall.ini /SqlDBAdminDomain contoso /SqlDBAdminName SQLAdmin01 /SqlDBAdminPassword password123

VMServeRUnisntall.ini

オプション説明既定値
RemoteDatabaseImpersonation0:SQL Server のローカル インストール。

1:SQL Server のリモート インストール。

setup.exe を実行するユーザーが SQL Server の管理者でない場合は、setup.exe を実行する際に SqlDBAdminName、SqlDBAdminPassword、SqlDBAdminDomain の各パラメーターの値を指定します。
0
RetainSqlDatabase0:SQL Server データベースを削除します。

1: SQL Server データベースを削除しません。

Setup の実行ユーザーが SQL Server 管理者である場合、SQL Server データベースを削除するには、setup.exe を実行するときに SqlDBAdminName、SqlDBAdminPassword、および SqlDBAdminDomain の各パラメーターの値を指定します。
0
ForceHAVMMUninstall0: setup.exe で、そのノードが高可用性インストールの最後のノードかどうかを検証できない場合、アンインストールを強制的に実行しません。

1:アンインストールを強制的に実行します。
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