Microsoft SoftGrid Application Virtualization と Microsoft Systems Management Server (SMS) 2003/System Center Configuration Manager (SCCM) の統合

企業の IT 部門が重要なビジネス プロジェクトを管理するには、Microsoft SMS/SCCM と Microsoft SoftGrid Application Virtualization の組み合わせて使用するのが最も理想的です。

最終更新日: 2007 年 11 月 1 日

Microsoft SoftGrid Application Virtualization では、アプリケーションとそのコンポーネントをオペレーティング システムから抽象化し、動的に配布、仮想化環境で実行するなど、新しい次元のアプリケーション管理を実現しています。この結果、アプリケーションの競合や回帰テストが大幅に減り、アプリケーションを購入してから運用を開始するまでの期間を短縮することができます。

ただし、SoftGrid は仮想化アプリケーションのみを対象としており、デスクトップ管理全般で使用できるわけではありません。一方、Systems Management Server (SMS) 2003 R2 は、Microsoft プラットフォームの変更および構成を管理するための総合ソリューションであり、Windows デスクトップやサーバー上でアプリケーションおよびオペレーティング システムを展開、管理するためのツールとして最も広範に使用されています。2007 年末には、次世代の SMS となる System Center Configuration Manager (SCCM) がリリースされます。この SCCM と MSI Utility for Microsoft Application Virtualization ソリューション アクセラレータを組み合わせることにより、SMS/SCCM 管理インフラストラクチャ内でも SoftGrid Application Virtualization の利点が活用できるようになります。

MSI Utility for Microsoft Application Virtualization ソリューション アクセラレータの利点:

  • 仮想アプリケーションの管理ポイントとなる MSI ラッパーが作成されます。
  • SMS 2003 R2 および SCCM 2007 と相互運用性があります。
  • System Center Virtual Application Server が必要ありません。
  • 仮想アプリケーションの一覧は、[プログラムの追加と削除] でスキャンすることにより作成できます。
  • サード パーティ製の ESD システムでも、このソリューション アクセラレータで仮想アプリケーションを管理できます。
  • スタンドアロン型の仮想アプリケーションは、リムーバブル メディアやファイル共有を介してユーザーに配布できます。

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