Windows 7 評価ガイド

必要な情報を簡単に検索

Windows 7 では、自分のコンピューター上、ホーム ネットワークにある別のWindows 7 PC 上、あるいはWeb のすべてに対して、効率的な検索を実行できます。こうした検索機能の強化と、 Aero デスクトップや Windows エクスプローラーの強化を組み合わせることで、ユーザーは必要なものをすばやく簡単に見つけられるようになります。

[ スタート ] メニューの検索

[ スタート] メニューの検索から、すべてのアプリケーション、データ、コンピューター設定に、すばやく簡単にアクセスできます。検索ボックスにいくつか文字を入力するだけで、一致するドキュメント、写真、音楽、電子メール、およびその他のファイルのリストが、関連するカテゴリにすべて整理された状態で表示されます。 [ スタート] メニューからコントロール パネルのタスクを直接検索して、コンピューターの設定をすばやく調整することもできます。

検索機能ではライブラリ内のファイルも検索されるので、自分のPC 以外の場所も [ スタート] メニューから直接検索できます。検索結果はライブラリに従ってグループ分けされるので、簡単に把握できます。企業環境では、システム管理者はユーザーのPC 以外に最大 5 つの検索先を定義できます。検索対象を選択したら、リモート サーバー上で検索が実行され、使い慣れたWindows エクスプローラーのユーザー インターフェイスを通して結果が表示されます。

スマートな入力と最近の検索

必要な回答を見つけることは、正しい質問を行うことから始まります。 Windows 7 では、以前の検索に基づいて推奨する入力を表示したり、検索結果を絞り込むためのダイナミック フィルターを提示することで、より快適な情報検索を実現します。

[Document Library] ウィンドウでの検索ボックス入力
検索ボックスに入力を始めると推奨される入力候補が表示される

検索の関連性の強化

Windows 7 では、検索結果を、関連性の高い順によりわかりやすく表示します。検索エンジンで使用されるアルゴリズムが強化され、関連性とランクの高い結果が返されます。これらの結果では、ファイル コンテンツやファイル パスのスニペット内で、検索クエリの単語が強調表示されるので、検索結果の内容や特定の結果が自分のニーズに合っているかどうかについて理解しやすくなります。

Windows 7 の検索では、ハード ディスク上の物理的な特定の場所、複数の物理的な場所、または特定のWeb サイト上など、検索先の場所の指定を簡単にできるので、結果の関連性も向上します。 [ スタート] メニューから行う検索では、ライブラリのすべてのデータが検索対象となり、 Windows エクスプローラーから行う検索では、 [ ドキュメント] などの特定のライブラリ内が検索対象となります。

検索フェデレーション

すべてのファイルやコンテンツを1 か所に保存するユーザーはほとんどいません。それらの情報は、複数のPC 、外部のハード ディスク、サーバー、Web サイトに散乱しています。Windows 7 の検索フェデレーションでは、自分のコンピューターの範囲を超えて、これらすべての場所から必要な情報を簡単に見つけることができます。検索プロセスはローカルPC と同じようにシンプルです。お気に入りの場所をWindows 7 に追加するだけで、それらの場所も検索できるようになります。

企業で使用する場合は、Microsoft Office SharePoint® Server などの一般的なビジネス プログラム内も検索できます (Windows 7 では、インターネットやリモート サーバー上のコンテンツ検索に、既存の公開済み標準であるOpenSearch を使用しています) 。

※この機能の詳細については、このドキュメントの「IT プロフェッショナルのための Windows 7 」を参照してください。

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