グループ ポリシー

澤田 賢也 (MS MVP for Small Business Server)



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Windows Server 2008 R2 、Windows 7 全体では 3000 を超える項目が設定できるようになっています (表 2、表 3)。

表 2 Windows Server 2008 R2 の場合   表 3 Windows Server 2008 の場合
コンピューターの構成 1643
Windows コンポーネント 1082
コントロール パネル 3
システム 373
ネットワーク 160
プリンター 25
ユーザーの構成 1452
Windows コンポーネント 1178
コントロール パネル 54
システム 74
タスク バーと [スタート] メニュー 76
デスクトップ 30
ネットワーク 38
共有フォルダ 2
 
コンピューターの構成 1415
Windows コンポーネント 941
コントロール パネル 3
システム 325
ネットワーク 127
プリンター 19
ユーザーの構成 1332
Windows コンポーネント 1073
コントロール パネル 51
システム 76
タスク バーと [スタート] メニュー 63
デスクトップ 29
ネットワーク 38
共有フォルダ 2


また、グループ ポリシーを管理するグループ ポリシー管理コンソール (GPMC) を使用するとで、Active Directory などを管理することができるようになります (図 2)。

図 2: グループ ポリシー管理コンソール (GPMC)

図 2: グループ ポリシー管理コンソール (GPMC) (拡大図)

先ほどのローカル グループ ポリシー エディターで編集したのは、ローカル コンピュータの設定になります。GPMC では、このグループ ポリシーをサーバー側にグループ ポリシー オブジェクト (GPO) として保持することになります。この GPO をフォレスト配下の OU へひもづけることで、多彩なポリシーを管理していくことができるようになります。例えば、営業部 OU には無線 LAN を許可するポリシーの設定を適用して、総務部 OU には無線 LAN を禁止するポリシーの設定を適用するといったことが可能になります。


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