セキュリティと制御機能の強化

今日、ユーザーは常に、ウイルス、スパイウェア、ルート キット、フィッシング詐欺といった危険にさらされています。 Windows 7 は Windows Vista で実証されたセキュリティ対策を踏まえて構築されており、今までで最も安全な Windows クライアント バージョンを実現する、多層防御テクノロジが組み込まれています。同時に Windows 7 では、 Windows Vista のセキュリティ機能をさらに使いやすく管理しやすいものにして欲しいという IT プロフェッショナルの要望に応え、脅威が増大し続ける状況に、より効率的に対処できるようにする新機能も用意されています。

「エンド ユーザーのための Windows 7 」で説明したように、Windows 7 はマイクロソフトの Security Development Lifecycle (SDL) に基づいて設計 / 開発されており、 Windows 7 のセキュリティ基盤は、Windows Vista での多層防御によるセキュリティ強化によって形成されています。 Windows 7 は、 Windows Update 、自動更新、 Microsoft Updates 、リリース前に更新内容を厳格にテストできるソフトウェアの更新の確認プログラムなどによって保護されています。さらに、 Evaluation Assurance Level 4 認定とFederal Information Processing Standard 140-2 評価に適合するために、情報セキュリティ国際評価基準(Common Criteria) の要件をサポートするように設計されています。

IT プロフェッショナルは、Advanced Group Policy Management および Microsoft Desktop Optimization Pack のその他の機能を利用して、セキュリティと制御機能をさらに強化できます。