ヒント : USB キーを使用して Windows 7 をインストールする (ネットブックにも対応)
Windows 7 のインストール ファイルを USB サム ドライブに保存することには、いくつかのメリットがあります。小さな USB キーは、DVD を持ち歩くよりもずっと便利で、OS を高速にインストールすることができます。USB キーを使用すると、ネットブックなどの DVD ドライブがないシステムにも Windows 7 をインストールできます。実際、かなり控えめなハードウェアのネットブックにも Windows 7 をインストールできます。マイクロソフトの IT プロ エバンジェリストである Dennis Chung が、サム ドライブを準備し、それを使用して Windows 7 をインストールする簡単な方法を紹介するビデオを投稿しています。 ここでは、簡単にその手順を紹介します。
- まず、サム ドライブの準備をするために使用するシステムに DiskPart ユーティリティが必要になります。これは、既に Windows システムにインストールされている可能性が高い、無料のディスク パーティション ユーティリティです。まだインストールしていない場合は、ここで DiskPart をダウンロード (英語)できます。
- [スタート] メニューで「diskpart」と入力して、DiskPart ユーティリティを起動します。
- 次に、list disk コマンドを実行して、ドライブの状態を確認します。
- clean コマンドを実行します。
- サム ドライブの内容が消去されたら、create partition primary コマンドを実行します。
- パーティションをアクティブにするために、active コマンドを実行します。
- 次に、ファイル システムを FAT32 に設定する必要があります。それには、format fs=fat32 quick コマンドを実行します (quick で、処理を迅速化するためにクイック フォーマットを実行するように指定します)。
- USB ドライブにドライブ文字を割り当てて、Windows エクスプローラーから簡単にアクセスできるように、assign コマンドを実行します。
- 次に、Windows 7 インストール DVD の内容をすべて USB キーにコピーします (単純なドラッグ アンド ドロップでかまいません)。
- コピーが終わったら、E:\Boot\Bootsect /nt60 E:\ コマンドを実行します。(USB メモリがE ドライブと仮定)
- Windows 7 をインストールするシステムにサム ドライブを挿入し、システムを起動します。インストールが通常どおり (ただし、高速に) 実行されます。
このヒントは、TechNet Magazine のシニア エディターである Matthew Graven によるものです。