Windows の国際化とフォントと Windows 7 での仕様変更と開発者向け TIPS

かめがわ かずし (MS MVP Development Tools Visual C++)



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この設定はプログラムの互換性タブ (図 5) で Windows XP 互換に設定したとしても、Windows 標準のフォント選択ダイアログでは全フォントは列挙されないので、注意してください。

互換性タブ

図 5 : 互換性タブ (拡大図)

では、従来のフォント選択ダイアログで、どうしても Arial を表示したいという場合、どうすれば表示されるでしょうか? その場合、表示させたいフォントを選択して、右クリックから「表示」を選択してください (図 6)。

非表示フォントを表示する方法

図 6 : 非表示フォントを表示する方法 (拡大図)

右ボタンメニューの中にある「表示」を選択すると、これ以降プログラムのフォント選択ダイアログ内に Arial が最初から表示されるようになります。

逆に、表示されていたとしても、全く使わないというフォントがあればそれを「非表示」に設定すると、標準のフォント選択ダイアログでは表示されなくなります。

Arial が表示された状態

図 7 : Arial が表示された状態 (拡大図)

このダイアログにある "Show more fonts" をクリックすると、コントロールパネルで「表示」に設定されているフォント (図 1) が表示されます。いくつか変更したけど、初期状態に戻したいという場合、コントロールパネルのフォントにある「フォント設定」 (図 8) から「既定のフォント設定の復元」をクリックしてください。フォントの表示設定が初期状態に戻ります。

フォントを元に戻す

図 8 : フォントを元に戻す (拡大図)


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