Windows の国際化とフォントと Windows 7 での仕様変更と開発者向け TIPS

かめがわ かずし (MS MVP Development Tools Visual C++)



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英語パックを選択したところ

図 14 : 英語パックを選択したところ (拡大図)

「英語パック」にチェックを付けて OK ボタンを押します。

言語パックインストール中

図 15 : 言語パックインストール中 (拡大図)

表示言語の変更

図 16 : 表示言語の変更 (拡大図)

「表示言語を選んでください」のところを "English" に変更して、OK を押すと、再起動を促されます。再起動後、Windows の UI は英語になりフォント ダイアログの内容も変更されます。日本語表示時と違ったフォントが表示状態になっています (図 17 の赤枠)。

注意
ここでは Windows の表示言語のみを変更しています。システム ロケールや日付、金額の表示形式、タイムゾーンなどなども英語版と同じ設定に変更したい場合、ほかのタブから設定の変更を行ってください。 英語であればまだわかりやすいですが、まったくなじみのない言語で文字すらも読めない言語パックをインストールすると、どれを選択すればいいのかわからなくなります。気をつけましょう。

英語と日本語での Windows 7 で使用可能なフォントの差

図 17 : 英語と日本語での Windows 7 で使用可能なフォントの差 (拡大図)

フォント一覧ダイアログに日本語モードでは表示されなかったフォントが増えています。

Windows 7を英語版に設定したときのフォントダイアログ表記

図 18 : Windows 7を英語版に設定したときのフォントダイアログ表記 (拡大図)

これは英語版ですが、ほかの言語に変更した場合、ほかの言語用のフォントが表示されるようになります。
Windows Vista 以降、Windows の国際化機能表示機能は格段に簡単になりました。以前は異なるマシンを用意するとか、仮想環境で動作させるか、複数ブートをするといった方法でしか、異なる言語環境の Windows を実行させる方法がありませんでした。 この機能を使えば他言語環境でのテストが容易になります。使用できるエディションに限りがありますが、国際化対応を行う必要がある環境ではぜひ活用してください。


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