PowerShell でのリモート管理かめがわ かずしリモート管理 (続き)リモート管理とは直接関係ありませんが、PowerShell を使ってドメインの管理を行うこともできます。ドメイン コントローラーの場合、PowerShell の ActiveDirectory 管理モジュールが自動的に追加されていますが、メンバー サーバーの場合、明示的にインストールする必要があります。機能の追加から以下の手順でインストールしてください。
インストール完了すると、再起動が必要になりますので、再起動してください (図 11)。再起動後、図 12 の画面が表示され、正常に完了しましたと表示されればメンバー サーバーでも PowerShell での Active Directory 管理が可能になります。簡単なコマンドをいくつかご紹介します。 Active Directory を管理するには管理ツールの「PowerShell 用の Active Directory モジュール」を起動するか (図 13)、次で紹介する PowerShell ISE から以下のコマンドを実行してください。Unicode 文字を入力するには PowerShell ISE がおすすめです。 PS c:\Users\Administrator>import-module ActiveDirectory 図 13 PowerShell用 Active Directory モジュール起動 Import-Module を行うか、管理ツールからの起動で PowerShell での Active Directory 操作が可能になります。例えば、コンピューターを追加するにはこれだけで可能です。 PS C:\Users\Administrator>new-ADComputer w2k8r2srv2 これでユーザーとコンピューターに w2k8r2srv2 という名前のコンピューターが追加されます (図 14)。 もちろんコンピューターを追加するだけではなく、ユーザーの追加、アカウント情報の管理、グループやオブジェクトの管理も可能になっています。 図 14 PowerShell で追加されたコンピューター |
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