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Windows® 7 標準クライアント イメージの作成手順:

8. ステップ 5. クライアントの展開

作成したカスタム イメージをクライアントに展開する方法は、次のような方法があります。

  • コマンドによる手動展開
  • カスタム インストール メディアを使用した展開
  • Microsoft Deployment Tool (MDT) を使用した展開
  • Windows 展開サービス (WDS) を使用した展開
  • System Center Configuration Manager (SCCM) を使用した展開

いずれの方法もカスタム イメージとして作成した WIM イメージ ファイルを使用した展開が可能です。また、無人インストール用の応答ファイルを組み合わせることにより自動展開も可能です。

ここでは、カスタム インストール メディアを使用した展開を紹介します。

5.1. カスタム インストール メディアの作成


この作業は、テクニシャン コンピューターで行います。カスタム インストール メディアの作成をするには、次の手順を実行します。

手順
 1. テクニシャン コンピューターに管理者としてログオンします。
DVD 内のすべてのファイルをコピーするためのコマンド

2. Windows 7 製品 DVD の内容をテクニシャン コンピューターのローカル ボリューム上にコピーします。ここでは、C:\ に Win7-Custom というフォルダーを作成し、DVD 内のファイルをコピーします。DVD 内のすべてのファイルをコピーするには、次のコマンドを実行します。

xcopy D: C:\Win7-Custom\ /s

Note:

D: は、ローカル コンピューター上の DVD-ROM ドライブです。

既定のファイルをカスタム イメージファイルで置き換える際のコマンド

3. C:\Win7-Custom フォルダー内の既定の Install.wim をカスタム イメージで置き換えます。既定の Install.wim がSources フォルダー内に存在します。カスタム イメージの名前は Install.wim というファイル名である必要があります。
例えば、次のように指定し既定のファイルをカスタム イメージファイルで置き換えます。
ファイルを上書きするかどうかの確認のメッセージが表示されたら、[Y] キーを押し、ファイルを上書きします。

copy C:\Images\Win7Image.wim C:\Win7-Custom\sources\install.wim

Note:

Win7Image.wim は参照コンピューターからキャプチャしたカスタム イメージ ファイルです。カスタム イメージ ファイルの作成については、<ステップ 2 標準カスタム イメージの作成> を参照してください。

[Windows AIK] から [Deployment ツールのコマンド プロンプト] を右クリックして、[管理者として実行] 4. [スタート] ボタンをクリックし、[すべてのプログラム] - [Windows AIK] から [Deployment ツールのコマンド プロンプト] を右クリックして、[管理者として実行] を選択します。
[Deployment ツールのコマンド プロンプト]の画面5. [Deployment ツールのコマンド プロンプト] が開きます。
カスタム イメージ (.iso) ファイルを作成する際のコマンド

6. [Deployment ツールのコマンド プロンプト] から OSCDIMG ツールを使用して、カスタム イメージ (.iso) ファイルを作成します。
例えば、次のように入力します。

oscdimg -n -m -bc:\Win7-Custom\boot\etfsboot.com c:\Win7-Custom c:\Win7-Custom.iso

Note:

–m オプションは、イメージの最大サイズを無視します。カスタム WIM ファイルのサイズが大きい場合は、指定する必要があります。

 7. OSCDIMG の実行が完了すると、指定した ISO ファイルが作成されます。
作成された Win7-Custom.iso イメージ を DVD に書き込みます。Windows AIK には、DVD 書き込み用ソフトウェアは含まれていません。DVD ディスクにイメージを書き込むには、信頼できるサードパーティのソフトウェアを使用してください。

5.2. カスタム インストール メディアを使用したインストール


作成したカスタム インストール メディアを使用して、展開先コンピューターにインストールを実行します。カスタム インストール メディアを使用して標準クライアント イメージ インストールするには次の手順を実行します。ここでは、手動インストール手順を紹介します。既に Windows 7 の無人インストール用の応答ファイルを作成済みの場合は、自動インストールすることも可能です。

手順
 1. カスタム インストール メディアとして作成した DVD を展開先コンピューターの DVD ドライブに挿入し、展開先コンピューターの電源をオンにします。
インストール環境を指定する画面2. カスタム インストール DVD から起動すると、Windows 7 のインストール DVD から起動した時と同じように、インストール環境を指定する画面が表示されます。インストールする言語、時刻と通貨の形式、キーボードまたは入力方式、キーボードの種類を選択し、[次へ] をクリックします。
[今すぐインストール] をクリック3. Windows のインストール画面が表示されたら、[今すぐインストール] をクリックします。
Windows 7 のインストール ウィザードが開始されます。
ライセンス条項ページ4. ライセンス条項ページが表示されます。ライセンス条項に同意する場合は、[同意する] を選択し、[次へ] をクリックします。ライセンス条項に同意しない場合は、インストールを続行することはできません。
[アップグレード インストール] または、[新規インストール] の選択5. インストールの種類ページが表示されます。[アップグレード インストール] または、[新規インストール] を選択します。
Windows 7 インストール先のディスクとボリュームの選択6. カスタム イメージの Windows 7 インストール先のディスクとボリュームを選択し、[次へ] をクリックします。
インストール先ディスクに新規のボリュームを作成する場合は、ここで、[ドライブ オプション] をクリックし、新しいボリュームを作成することができます。
インストール処理が開始された画面7. カスタム イメージの Windows 7 のインストール処理が開始されます。
処理中に何度か自動的に行われる再起動の画面8. インストール処理中に何度か自動的に再起動が行われます。
ユーザー名とコンピューター名を入力し、[次へ] をクリック9. インストール処理が完了し、最後の再起動後に新規に作成するユーザー名とコンピューター名の入力を要求されます。ここで入力するユーザーはローカル ユーザーとして作成され、管理者ユーザーとなります。ユーザー名とコンピューター名を入力し、[次へ] をクリックします。
作成するユーザー アカウントのパスワードと[パスワードのヒント] の入力10. 作成するユーザー アカウントのパスワードを入力します。パスワードは確認のため、2 回入力する必要があり、一致していない場合 [次へ] と進むことはできません。また、[パスワードのヒント] も入力します。
セキュリティ更新設定ページの画面11. セキュリティ更新設定ページが表示されます。セキュリティ更新プログラムの更新処理を選択します。マイクロソフトの推奨設定を使用する場合は、[推奨設定を使用します] をクリックします。重要な更新プログラムだけをインストールする場合は、[重要な更新プログラムのみインストールします] をクリックします。ここでセキュリティ更新の設定を行わない場合は、[後で確認します] をクリックします。
ここでは、[推奨設定を使用します] をクリックします。
日付と時刻ページの画面12. 日付と時刻ページが表示されます。コンピューターのタイム ゾーンと、日時を選択し、[次へ] をクリックします。日本国内で使用する場合は、 [(UTC+09:00) 大阪、札幌、東京] を選択します。
コンピューターの場所ページの画面13. コンピューターの場所ページが表示されます。家で使用する場合は、[ホーム ネットワーク]、職場で使用する場合は、[社内ネットワーク]、外出先などの公共の場所で使用する場合は、[パブリック ネットワーク] を選択します。
ここでは、[社内ネットワーク] をクリックします。
初期構成が開始された画面14. 初期構成が開始されます。構成が完了すると最初に作成したユーザーとしてログオン処理が行われます。
インストールが完了し、ログオンが完了した状態15. Windows へのログオンが完了します。カスタム イメージのインストール作業は以上で終了です。

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