検証概要

更新日: 2011 年 5 月 18 日


財団法人電力中央研究所の以下の協力を得て、各種 Windows PC* の消費電力を測定

  • 測定環境 (場所、測定機器) の提供
  • 測定手法と結果解釈の教授
  • 分析結果の精査
    * 各種 Windows PC の詳細については「検証用 Windows PC 仕様」で説明

測定条件

  • AC 101V、50 Hz の交流電力を PC に安定的に供給 (交流安定化電源を利用)
  • 周囲温度 23 °C ± 1 °C

交流安定化電源の画像

交流安定化電源

測定概要

  • 通常電力計測および起動/停止電力計測
    • 各 PC およびディスプレイにそれぞれ計測器を接続
      ※計測器には、電力中央研究所が開発した「電力特性測定器」を使用
    • Windows PC の起動時やアプリケーション利用時等の消費電力を 1 秒間隔で測定
    • 通常電力計測時は所定の安定状態から開始し、5 分間の積算電力量から平均消費電力を算出
    • 起動/停止電力計測時は所定の動作を 3 回以上行い、その平均積算電力量を算出

    電力特性測定器

  • 微小待機電力計測
    • 電源 OFF 時やスリープ時等の微小電力を測定
    • 所定の安定状態から計測を開始し、5 分間の積算電力量から平均消費電力を算出
      「プレシジョン パワー アナライザ WT3000」を使用し、同時に 2 チャンネルで計測。Range は 150 Vrms/200 mArms に設定。
      (なお、WT3000 は横河メータ & インスツルメンツ株式会社様からの無償貸与)

    ハイエンド電力計 (プレシジョンアナライザ WT3000)の画像

    ハイエンド電力計
    (プレシジョンアナライザ WT3000)

  • 測定における注意事項
    • すべての検証項目において、前提条件が一定になるよう検証を実施しておりますが、その検証時点の OS の状況によっては、HDD デフラグ機能、インデックスの作成、フェッチ機能 (ユーザー操作先読み機能) 等の動作による影響が出る可能性があります。
     

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