ヒント: Windows 7 でイベント ビューアーのカスタム ビューを作成して保存する


イベント ビューアーの操作に多くの時間を費やしていたり、イベント ビューアーを参照しなければならない特に厄介なプログラムやデバイスがあって、その都度異なるフィルター、グループ、並べ替えの条件を作成しなければならないのは面倒な作業です。このような場合は、カスタム ビューが役に立ちます。

カスタム ビューを作成するには、次の手順を実行します。

1. イベント ビューアーを起動し、[操作] メニューをクリックして、[カスタム ビューの作成] をクリックします。

図 1: [カスタム ビューの作成] を選択する

表示されるダイアログ ボックスは [現在のログをフィルター] ダイアログ ボックスとほとんど同じです。1 つ異なるのは、イベント ログの一覧が表示されていることです。この一覧では、カスタム ビューに含めるログを個別に指定することも、すべてのログを含めるように指定することもできます。

図 2: [カスタム ビューの作成] ダイアログ

2. いつもと同じように、カスタム ビューのフィルターの条件を指定します。

3. フィルターの条件を指定して、[OK] をクリックしたら、カスタム ビューの名前と場所を指定する必要があります。カスタム ビューは "カスタム ビュー" フォルダーまたはサブフォルダーに保存できます (サブフォルダーを作成するには、[新しいフォルダー] をクリックします)。

図 3: フィルターをカスタム ビューへ保存する

コンピューターを使用するすべてのユーザーがカスタム ビューを参照できるようにするには、[すべてのユーザー] チェック ボックスをオンにします。自分がコンピューターにログインしたときにのみカスタム ビューが表示されるようにするには、このチェック ボックスはオフにします。

コンソール ツリーでカスタム ビューの名前を選択すると、カスタム ビューを表示できます。

図 4: イベント ビューアー画面

最も便利なのは、並べ替えとグループ化を適用できることで、この変更はカスタム ビューに保存できます。

フィルターの条件を変更するには、[現在のカスタム ログをフィルター] をクリックします。カスタム ビューの名前または説明を変更するには、[操作] メニューの [プロパティ] をクリックします。

Ed Bott、Carl Siechert、Craig Stinson 共著『Windows 7 Inside Out (英語)』(Microsoft Press、2009 年)