ヒント: Windows 7 の通知領域に表示されるアイコンを管理する


通知領域には、アプリケーションとシステムの両方のアイコンを表示できます。アプリケーションのアイコンが通知領域に表示される理由は、さまざまです。Windows で管理されている一部のプログラム (アクション センターなど) では、通知が保留中の場合にアイコンが定期的に表示されます。他の種類のプログラム (ウイルス対策ソフトウェアなど) には、システムの起動時に読み込まれてバックグラウンドで実行されるように構成できるものもあります。

多くの場合は、アプリケーションのセットアップ オプションを使用して、アイコンの表示と非表示を切り替えることができます。ですが、Windows 7 には、通知領域のアイコンの表示を制御する共通のインターフェイスが用意されており、アプリケーションごとに、アイコンの表示/非表示や表示方法を指定できます。

通知領域のアイコンの表示を制御するには、次の手順を実行します。

1. タスク バーを右クリックし、[プロパティ] をクリックします。

図 1: ショートカット メニューから [プロパティ] を選択

2. [タスク バー] タブの [通知領域] で [カスタマイズ] をクリックします。

図 2: タスク バーと [スタート] メニューのプロパティ ダイアログ

3. すべてのアイコンを表示する場合は、[タスク バーに常にすべてのアイコンと通知を表示する] チェック ボックスをオンにして [OK] をクリックし、以降の手順は省略します。

4. アイコンの表示をカスタマイズする場合は、[タスク バーに常にすべてのアイコンと通知を表示する] チェック ボックスをオフにします。これで、通知の動作を最適化できるようになります。

左の列のエントリごとに、次のオプションを指定できる選択メニューが右の列に表示されます。

  • アイコンと通知を非表示: アイコンと通知を一切表示しません。
  • 通知のみを表示: 通知のみを表示します。
  • アイコンと通知を表示: アイコンと通知を常に表示します。

図 3: カスタマイズ画面

5. 通知に関するエントリの更新が完了したら、[OK] を 2 回クリックします。

出典: William R. Stanek 著『Windows 7 Administrator's Pocket Consultant (英語)』(Microsoft Press、2009 年)