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インストール後の追加作業

 

適用先: Exchange Server 2007 SP3, Exchange Server 2007 SP2, Exchange Server 2007 SP1, Exchange Server 2007

トピックの最終更新日: 2009-04-24

ここでは、Microsoft Exchange Server 2007 のインストール後に実行するオプション タスクのチェックリストを示します。これらのタスクを実行する前に、Exchange 管理コンソールの [展開の完成] タブに表示されるタスクを完了済みであることを確認してください。ここで説明するタスクは、組織で有効にしようとしている機能によっては省略可能な場合があります。実際の組織に当てはまるタスクはすべて実行することをお勧めします。

すべてのサーバーの役割

タスク 確認

Exchange 2007 のインストールを確認します。セットアップ ログを確認し、Exchange ファイルのフォルダ構造を確認し、インストールされたツールを確認し、必要な Exchange サービスが開始されていることを確認します。インストールの確認の詳細については、「Exchange 2007 のインストールの確認」を参照してください。

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セキュリティ構成ウィザードを使用することで、Microsoft Windows 環境は、セキュリティの脆弱性を利用した攻撃による影響を受けにくくなります。詳細については、「Exchange Server の役割の Windows を保護するためのセキュリティ構成ウィザードの使用」を参照してください。

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ハブ トランスポート サーバーの役割

タスク 確認

ハブ トランスポート サーバー エージェントの既定の構成を確認します。詳細については、「ハブ トランスポート サーバー エージェントの既定の構成の確認」を参照してください。

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組織の管理者の役割を、トランスポート ルール、ジャーナリング、および送信コネクタを管理するユーザーやグループに委任します。詳細については、「ハブ トランスポート サーバーの役割に対する管理者アクセス許可の設定」を参照してください。

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各サーバーのサーバー管理者の役割を、受信コネクタを管理するユーザーやグループに委任します。詳細については、「ハブ トランスポート サーバーの役割に対する管理者アクセス許可の設定」を参照してください。

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Exchange Server Mail Flow Analyzer を実行してメール フローを確認します。詳細については、「ツールボックスの使用」を参照してください。

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ジャーナル レポートの送信先となる電子メール アドレスを指定し、メッセージのジャーナル処理を行う必要があるユーザーとグループを配布範囲に基づいて指定する、ジャーナル ルールを構成します。詳細については、「新しいジャーナル ルールを作成する方法」を参照してください。

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組織のポリシーをサポートするために実装するトランスポート ルールを構成します。詳細については、「新しいトランスポート ルールを作成する方法」を参照してください。

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Exchange Server 2003 または Exchange 2000 Server が実行されているサーバーがある組織に Exchange 2007 を展開した場合、Exchange の複数のバージョンが共存するように構成する方法を理解する必要があります。詳細については、「Exchange Server 2003 および Exchange 2000 Server との共存」を参照してください。

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クライアント アクセス サーバーの役割

タスク 確認

クライアントが POP3 (Post Office Protocol Version 3) や IMAP4 (インターネット メッセージ アクセス プロトコル Version 4rev1) を使用できるようにする場合は、クライアント アクセス サーバーの POP3 と IMAP4 を有効にします。クライアント アクセス サーバーの POP3 および IMAP4 を有効にする方法の詳細については、「クライアント アクセス サーバーでの POP3 と IMAP4 の有効化」を参照してください。

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クライアントとクライアント アクセス サーバー間、およびクライアント アクセス サーバーとその他のサーバー間の通信のセキュリティを強化します。

クライアント アクセス サーバーのメッセージング環境を保護するために役立つ方法の詳細については、「クライアント アクセスのセキュリティの管理」を参照してください。

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メールボックス サーバーの役割

タスク 確認

クラスタ化のシナリオでメールボックス サーバーの役割をインストールする場合は、アクティブ クラスタ ノードを構成します。詳細については、「Windows Server 2003 の CCR 環境にアクティブ クラスタ化メールボックスの役割をインストールする方法」および「Windows Server 2003 で CCR 環境にパッシブ クラスタ化メールボックスの役割をインストールする方法」を参照してください。

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Exchange 管理者の役割を使用して、アクセス許可を構成します。詳細については、「アクセス許可の構成」を参照してください。

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追加のストレージ グループとデータベースを作成し、構成します。詳細については、「ストレージ グループとデータベースの管理」を参照してください。

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組織のユーザー用のメールボックスを作成します。詳細については、「ユーザーのメールボックスの管理」を参照してください。

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既存の Exchange サーバーからメールボックスを移動します。詳細については、「メールボックスの移動」を参照してください。

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パブリック フォルダを構成します。詳細については、「パブリック フォルダの管理」を参照してください。

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追加の準拠の機能を構成します。詳細については、「トランスポート ポリシーと準拠の機能の管理」を参照してください。

note注 :
まだ構成していない場合は、メッセージング レコード管理 (MRM) を構成する必要もあります。詳細については、「メッセージング レコード管理の管理」を参照してください。

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障害回復用のバックアップを構成します。詳細については、「障害回復」を参照してください。

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カレンダー コンシェルジェ機能を構成します。詳細については、「会議アイテムの管理」を参照してください。

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不在時機能を構成します。詳細については、「不在時機能の管理」を参照してください。

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予定表コネクタで使用するために開くポートを指定します。詳細については、「予定表コネクタの通信に特定のポートを使用する方法」を参照してください。

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ユニファイド メッセージング サーバーの役割

タスク 確認

追加のユニファイド メッセージング (UM) サーバーを構成します。既存のダイヤル プランに UM サーバーを追加する方法については、「ユニファイド メッセージング サーバーをダイヤル プランに追加する方法」を参照してください。新しいダイヤル プランに含める予定の UM サーバーを追加する方法については、以下のトピックを参照してください。

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UM メールボックス ポリシーを作成して構成します。詳細については、「新しいユニファイド メッセージング メールボックス ポリシーを作成する方法」を参照してください。

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UM ハント グループを作成して構成します。詳細については、「新しいユニファイド メッセージング ハント グループを作成する方法」を参照してください。

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Exchange 2007 Service Pack 1 (SP1) のみ : Office Communications Server 2007 と Exchange 2007 UM を統合します。Office Communications Server 2007 をサポートするために UM 環境を構成する方法の詳細については、「ユニファイド メッセージングと Office Communications Server 2007 の構成」を参照してください。

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エッジ トランスポート サーバーの役割

タスク 確認

エッジ トランスポート サーバー エージェントの既定の構成を確認します。詳細については、「エッジ トランスポート サーバー エージェントの既定の構成の確認」を参照してください。

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管理者のアクセス許可を設定します。詳細については、「エッジ トランスポート サーバーの役割に対する管理者アクセス許可の設定」を参照してください。

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Active Directory Application Mode (ADAM) の既定の構成を変更します。詳細については、「ADAM の構成を変更する方法」を参照してください。

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詳細情報

Exchange 管理コンソールの [展開の完成] タブに示される必要な構成手順については、「展開タスクの完成」を参照してください。

Exchange 管理コンソールの [エンド ツー エンドのシナリオ] タブにある省略可能な構成手順については、「エンド ツー エンドのシナリオのタスク」を参照してください。

参照している情報が最新であることを確認したり、他の Exchange Server 2007 ドキュメントを見つけたりするには、Exchange Server TechCenter を参照してください。