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ADO NET 変換先

ADO NET 変換先では、データベースのテーブルやビューを使用する、さまざまな ADO.NET 互換データベースにデータを読み込みます。このデータを既存のテーブルやビューに読み込むことができますが、新しいテーブルを作成して、そこにデータを読み込むこともできます。

この変換先は ADO.NET 接続マネージャを使用してデータ ソースに接続します。また、この接続マネージャでは、使用する ADO.NET プロバイダを指定します。詳細については、「ADO.NET 接続マネージャ」を参照してください。

ADO NET 変換先には、入力列と変換先データ ソースの列との間のマッピングが含まれています。入力列を変換先のすべての列にマップする必要はありません。ただし、一部の変換先列のプロパティで、入力列のマップが必要になることがあります。マップしない場合、エラーが発生することがあります。たとえば、変換先列で NULL 値が許容されていない場合は、入力列をその変換先列にマップする必要があります。また、マップされる列のデータ型には互換性がある必要があります。たとえば、ADO.NET プロバイダで文字列データ型の入力列を数値データ型の変換先列にマップすることがサポートされていなければ、その操作はできません。

注意注意

SQL Server では、データ型が IMAGE 型に設定された列にテキストを挿入することはサポートされていません。SQL Server のデータ型の詳細については、「データ型 (Transact-SQL)」を参照してください。

注意注意

ADO NET 変換先では、DT_DBTIME 型に設定されている入力列を datetime 型に設定されているデータベース列にマップすることがサポートされていません。Integration Services のデータ型の詳細については、「Integration Services のデータ型」を参照してください。

ADO NET 変換先は、1 つの標準入力と 1 つのエラー出力をとります。

ADO NET 変換先のトラブルシューティング

ADO NET 変換先による外部データ プロバイダの呼び出しをログに記録できます。このログ機能を使用すると、ADO NET 変換先による外部データ ソースへのデータ保存に関するトラブルシューティングを行えます。ADO NET 変換先による外部データ プロバイダの呼び出しのログを記録するには、パッケージ ログ記録を有効にして、パッケージ レベルで Diagnostic イベントを選択します。詳細については、「パッケージ実行のトラブルシューティング」を参照してください。

ADO NET 変換先の構成

プロパティの設定は、SSIS デザイナで行うか、またはプログラムによって行います。

[ADO NET 変換先エディタ] ダイアログ ボックスで設定できるプロパティの詳細については、次のトピックのいずれかを参照してください。

[詳細エディタ] ダイアログ ボックスには、プログラムによって設定できるプロパティが反映されます。[詳細エディタ] ダイアログ ボックスまたはプログラムを使用して設定できるプロパティの詳細については、次のトピックのいずれかを参照してください。

プロパティの設定方法の詳細については、「データ フロー コンポーネントのプロパティを設定する方法」を参照してください。

Integration Services のアイコン (小) 最新の Integration Services の入手

マイクロソフトが提供する最新のダウンロード、アーティクル、サンプル、ビデオ、およびコミュニティで選択されたソリューションについては、MSDN または TechNet の Integration Services のページを参照してください。

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