Outlook 2007 で自動メッセージ エンコード オプションを構成する

自動メッセージ エンコードの動作のしくみ

Outlook は既定で自動メッセージ エンコードを使用し、送信メッセージのテキスト全体をスキャンして、メッセージで最低限必要な一般的なエンコード方法を決定します。すべての文字を表すことができ、大半の受信側の電子メール プログラムで内容を正しく解釈して表示できるように最適化されたエンコード方法が自動的に選択されます。

以前のバージョンの Outlook では、ユーザーは手動でエンコード方法を上書きし、個々のメッセージに最適なエンコード方法を選択する必要がありました。この作業は不要になりました。

次の表は、このエンコードの動作の例を示しています。

この機能は、ユーザーが POP/SMTP または IMAP トランスポートを通じてインターネット メールを送信する場合や、Microsoft Exchange Server を通じてメッセージを送信する場合に動作します。

送信メッセージの既定のエンコード方法を設定する

送信電子メール メッセージの既定のエンコード方法を使用するように Outlook を構成することができます。このエンコード方法は、エンコードの自動選択が有効ではない場合に、すべての送信メッセージについて使用されます。また、このエンコード方法は、エンコードの自動選択アルゴリズムでメッセージに適するエンコード方法が複数見つかった場合に、優先するエンコード方法としても使用されます。

既定では、ユーザーのコンピュータのアクティブな Microsoft Windows コード ページに対応する一般的なインターネット エンコード方法が優先するエンコード方法として設定されます。たとえば、Outlook が西ヨーロッパ言語 Latin1 の Windows コード ページ 1252 で実行されている場合、西ヨーロッパ言語 (ISO) が指定されます。

Outlook によるエンコード方法のサポート

Outlook では、電子メール メッセージを送受信するときに、次の表に示されているエンコード方法をサポートしています。

既定では、Outlook のエンコード方法の自動選択機能は、次の表ではいと記されているすべてのエンコード方法の検出を検討します。