Web アプリケーションの全般設定を構成する (Windows SharePoint Services)

この手順を開始する前に、次の点を確認してください。

Web アプリケーションの全般設定を構成する

Web アプリケーションの全般設定を構成するには、次の手順を使用します。この手順を使用して実行した Web アプリケーションへの変更は、Web アプリケーション内のすべてのサイト コレクションに適用されます。

サーバーの全体管理を使用して Web アプリケーションの全般設定を構成する

  1. SharePoint サーバーの全体管理 Web サイトで、[アプリケーション構成の管理] をクリックします。

  2. [アプリケーション構成の管理] ページの [SharePoint Web アプリケーション構成の管理] で、[Web アプリケーションの全般設定] をクリックします。

  3. [Web アプリケーションの全般設定] ページで、目的の Web アプリケーションが選択されていることを確認します。選択されてない場合は、[Web アプリケーション] セクションで、[Web アプリケーション] メニューの [Web アプリケーションの変更] をクリックします。次に、[Web アプリケーションの選択] ページで、全般設定を構成する Web アプリケーションをクリックします。

  4. 正しい Web アプリケーションを選択した後、[既定のタイム ゾーン] セクションの [タイム ゾーンの選択] の一覧で、Web アプリケーションのすべてのサイトとサブサイトに使用するタイム ゾーンをクリックします。

  5. [既定のクォータ テンプレート] セクションの [クォータ テンプレートの選択] の一覧で、すべてのサイト コレクションの既定のテンプレートとして使用するクォータ テンプレートをクリックします。

    クォータ テンプレートがない場合は、セクションの説明にある [クォータ テンプレート] リンクをクリックしてテンプレートを作成できます。Web アプリケーションの既定のテンプレートを指定した場合でも、サイト コレクションの作成時に別のテンプレートを選択できます。

  6. [個人情報スマート タグとプレゼンスの設定] セクションの [メンバの個人情報スマート タグとオンライン状態表示を有効にする] で、[はい] または [いいえ] を選択して、Web アプリケーションのすべてのサイトでその情報を表示するかどうかを指定します。

  7. [アップロードの最大サイズ] セクションに、アップロードできるファイルの最大サイズを入力します。

    既定の最大ファイル サイズは 50 MB です。ユーザーがアップロードの最大サイズよりも大きい 1 個のファイルまたはファイルのグループをアップロードしようとした場合、エラー メッセージが表示されてユーザーのファイルはアップロードされません。

    SharePoint 製品とテクノロジ環境の容量計画については、「Windows SharePoint Services のグループ作業環境」を参照してください。

  8. [通知] セクションの [このサーバー上での通知] で、[オン] または [オフ] を選択して、この Web アプリケーションのすべてのサイトで通知をオンまたはオフにします。

    • 通知をオンにした場合、ユーザーが作成できる通知の数を制限するには、[ユーザーが作成できる通知の最大数] に値を入力します。

    • 通知の数を制限せずに許可するには、[制限なし] を選択します。

    通知の構成については、「Web アプリケーションの通知設定を構成する (Windows SharePoint Services)」を参照してください。

  9. [RSS 設定] セクションの [RSS フィードを有効にする] で、[はい] または [いいえ] を選択して、RSS フィードを許可するかどうかを指定します。

  10. [ブログ API の設定] セクションの [ブログ API を有効にする] で、ユーザーが Microsoft Office Word 2007 などのクライアント ツールを使用してブログの投稿を送信できるようにするには、[はい] を選択します。クライアント ツールを無効にし、SharePoint 製品とテクノロジ内だけからブログの投稿を許可するには、[いいえ] を選択します。

  11. [API からのユーザー名とパスワードを認証する] で、[はい] または [いいえ] を選択して、認証でブログ API を使用するか、現在構成されている認証方法を使用するかを指定します。

  12. [Web ページのセキュリティ検証] セクションの [セキュリティ検証] で、[オン] または [オフ] を選択して、Web ページのセキュリティ検証を有効または無効にします。

  13. 有効期限を設定するには、[セキュリティ検証の終了時間] で [分後] を選択してセキュリティ検証の有効期限が切れるまでの時間を入力します。検証が有効期限切れにならないようにするには、[指定なし] を選択します。

  14. [電子メールでのユーザー名とパスワードの送信] セクションで、[はい] または [いいえ] を選択して、名前とパスワードを電子メールで送信するかどうかを指定します。

    注意

    この機能は、SharePoint 製品とテクノロジを Active Directory 作成モードで実行している場合にのみ適用されます。

    [下位互換性のあるイベント ハンドラ] セクションで、[オン] または [オフ] を選択して、下位互換性のあるイベント ハンドラをオンまたはオフにします。

    この機能をオンにすると、イベントを処理するコードを作成し、ドキュメント ライブラリの設定を使用して、そのコードを特定のドキュメント ライブラリに使用するように指定できます。

    注意

    下位互換性のあるイベント ハンドラは、サイトが Windows SharePoint Services 3.0 にアップグレードされている場合に使用されます。下位互換性のあるイベント ハンドラについては、「下位互換性のあるイベント ハンドラ」(https://go.microsoft.com/fwlink/?linkid=107118&clcid=0x411) を参照してください。イベント ハンドラの作成については、「[方法] イベント ハンドラ フィーチャーを作成する」(https://go.microsoft.com/fwlink/?linkid=107119&clcid=0x411) を参照してください。

  15. [変更ログ] セクションの [変更ログからエントリが削除されるまでの期間] で、[] または [指定なし] を選択します。[] を選択した場合は、変更ログからエントリを削除するまでの日数を指定する値を入力します。変更ログからエントリを削除しない場合は、[指定なし] を選択します。

  16. [ごみ箱] セクションの [ごみ箱の状態] で、[オン] または [オフ] を選択して、この Web アプリケーションのすべてのサイトのごみ箱をオンにするかオフにするかを指定します。

    注意

    ごみ箱をオフにすると、Web アプリケーションでホストされているサイトのごみ箱にあるファイルが削除されます。

    ごみ箱の構成については、「ごみ箱の設定を構成する (Windows SharePoint Services)」を参照してください。

  17. [ごみ箱にあるアイテムを削除するまでの時間] で、[] または [指定なし] を選択します。

    [] を選択した場合は、ごみ箱を空にするまでの日数を入力します。[指定なし] を選択した場合、ごみ箱が自動的に空になることはありません。

  18. [削除済みデータ バックアップ] で、[削除済みデータ バックアップ用の有効なサイト クォータの割合] または [オフ] を選択します。

    • [削除済みデータ バックアップ用の有効なサイト クォータの割合] を選択した場合は、サイトのごみ箱容量のクォータに追加する割合を入力します。

    削除済みデータ バックアップには、エンド ユーザーが各自のごみ箱から削除したアイテムが保存され、サイト コレクション管理者が必要に応じて簡単に復元できます。

  19. [OK] をクリックします。