Share via


QUERY OBJ

適用対象: Application Virtualization, Application Virtualization 4.6 SP2

アプリケーション、パッケージ、ファイルの種類の関連付け、または公開サーバーのタブ区切りされた一覧を返します。

SFTMIME QUERY OBJ:{APP|PACKAGE|TYPE|SERVER} [/SHORT] [/GLOBAL] [/LOG log-pathname | /CONSOLE ]

パラメーター 説明

APP

アプリケーションの一覧を返します。

PACKAGE

パッケージの一覧を返します。

TYPE

ファイルの種類の関連付けの一覧を返します。

SERVER

公開サーバーの一覧を返します。

/SHORT

それぞれのすべてのプロパティを表示せずに、アプリケーション名、パッケージ、関連付け、またはサーバー名の一覧を返します。

/GLOBAL

アプリケーションの場合は、現在のユーザーがアクセスできるアプリケーションだけでなく、すべての既知のアプリケーションを返します。パッケージの場合は、現在のユーザーがアクセスできるパッケージだけでなく、すべての既知のパッケージを返します。関連付けの場合は、ユーザー固有の関連付けではなく、すべてのユーザーに適用される関連付けだけを返します。サーバーに対しては有効ではありません。

/LOG

指定した場合、出力は指定のパス名に記録されます。

/CONSOLE

指定した場合、出力はアクティブ コンソール ウィンドウに表示されます (既定)。

バージョン 4.6 では、以下のオプションが追加されました。

/LOGU

指定した場合、出力は指定のパス名に UNICODE 形式で記録されます。

注意

バージョン 4.6 では、SFTMIME QUERY OBJ:APP [/GLOBAL] の出力に新しい列が追加されました。出力の最後の列は、アプリケーションが公開されているかどうかを示す数値です。

PUBLISHED = 1 は、公開サーバーの更新、Windows インストーラー ファイル (.MSI) を使用したアプリケーションのインストール、パッケージ マニフェストを使用した SFTMIME ADD PACKAGE、CONFIGURE PACKAGE、または PUBLISH PACKAGE コマンドの実行によってアプリケーションが公開済みであることを示します。

PUBLISHED = 0 は、アプリケーションがまだ公開されていないか、クリア操作または SFTMIME UNPUBLISH コマンドの実行により公開されなくなったことを示します。

/GLOBAL パラメーターを使用した場合は、グローバルに公開されたアプリケーションの PUBLISHED 状態は 1 に、ユーザー コンテキストで公開されたアプリケーションは 0 になります。/GLOBAL パラメーターを使用しなかった場合は、コマンドを実行しているユーザーのコンテキストで公開されたアプリケーションの PUBLISHED 状態は 1 に、グローバルに公開されたアプリケーションは 0 になります。

SFTMIME QUERY OBJ コマンドを使用して、上記のすべてのオブジェクト (アプリケーション、パッケージ、ファイルの種類の関連付け、およびサーバー) に関する情報について照会することができます。通常の処理作業での SFTMIME QUERY OBJ コマンドの使用方法を紹介するため、次の例では、特定のパッケージに対して OVERRIDEURL パラメーター値を設定して、パッケージ コンテンツへの新しいパスを指定する場合の手順を説明します。

  1. 構成するパッケージを検出するには、次のコマンドを実行します。

    SFTMIME QUERY OBJ:PACKAGE

    このコマンドは、検出された各パッケージ名を出力の最初の列に GUID として返します (例 : {AF78ABE1-57D4-4297-89DE-C308684AEDD6})。

  2. OVERRIDEURL パラメーター値を設定するには、SFTMIME CONFIGURE PACKAGE コマンドを使用します。たとえば、このパッケージの OVERRIDEURL 値を \\server\share\mypackage.sft の値に設定するには、SFTMIME CONFIGURE PACKAGE コマンドを使用し、そのコマンドに手順 1 の SFTMIME QUERY OBJ コマンドの出力から選択したパッケージ GUID に続けて、OVERRIDEURL パラメーターとその新しい値を指定します。以下を参照してください。

    SFTMIME CONFIGURE PACKAGE:"{AF78ABE1-57D4-4297-89DE-C308684AEDD6}" /OVERRIDEURL "\\\\server\\share\\mypackage.sft "

バージョン 4.6 SP2 では、以下のオプションが追加されました。

/NO-UPDATE-FTA-SHORTCUT

/NO-UPDATE-FTA-SHORTCUT フラグの現在の状態を示します。

参照:

その他のリソース

SFTMIME コマンド リファレンス

-----
MDOP の詳細については、TechNet ライブラリの参照、TechNet Wiki でのトラブルシューティングの検索、または FacebookTwitter をフォローしてください。 MDOP ドキュメントに関するご意見やご提案は、以下までお送りください。 MDOPdocs@microsoft.com。