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LcsCmd の使用によるフォレストの準備の実行

トピックの最終更新日: 2009-03-31

Dd441259.important(ja-jp,office.13).gif 重要:
スキーマ準備の変更の Active Directory レプリケーションが完了していない場合は、エラーが発生します。レプリケーションが完了するまで待機するか、レプリケーションを強制的に実行してから、フォレストの準備手順を実行します。

この手順を開始する前に、グローバル設定を保存する場所を指定できます。ルート ドメインへの接続が信頼できない場合は、構成パーティションを選択します。場所の選択の詳細については、「グローバル設定の保管場所の決定」を参照してください。

この手順を実行するには、フォレストのルート ドメインの EnterpriseAdmins グループのメンバである必要があります。

Dd441259.tip(ja-jp,office.13).gifヒント:
フォレストの準備で作成される、ユニバーサル グループ、およびグローバル設定とオブジェクトの詳細については、「フォレストの準備による変更」を参照してください。
Dd441259.important(ja-jp,office.13).gif重要:
Office Communications Server 2007 を現在使用している場合に、Office Communications Server 2007 R2 のフォレストの準備が失敗すると、Office Communications Server 2007 が正しく動作するのに必要なアクセス制御リスト (ACL) がロールバックによって削除されることがあります。この問題が発生した場合は、Office Communications Server 2007 のフォレストの準備を再度実行して、削除された ACL を復元してから、Office Communications Server 2007 R2 のフォレストの準備を実行してください。

フォレストを準備するには

  1. ドメインに参加しているコンピュータにログオンし、コマンド プロンプトを開きます。

  2. コマンド ラインで、次のコマンドを実行します。

    LcsCmd.exe /forest /action:ForestPrep 
    /global:[system|configuration] 
    [/groupdomain:<FQDN of the domain to create the universal groups in>]
    

    /global では、Office Communications Server のグローバル設定を格納する場所を指定します。

    /groupdomain パラメータを指定しない場合、ローカル ドメインが既定値として使用されます。次に例を示します。

    LcsCmd.exe /forest /action:ForestPrep /global:configuration
    

フォレストの準備が成功したことを確認するには

  1. ドメインに参加しており、適切な管理者権限を持つコンピュータにログオンします。

  2. コマンド ラインで、次のコマンドを実行します。

    LcsCmd.exe /forest /action:CheckForestPrepState
    
  3. Active Directory のレプリケーションが完了するまで待機するか、フォレストのルート ドメイン コントローラの Active Directory サイトとサービス スナップインに一覧表示されているすべてのドメイン コントローラへのレプリケーションを強制的に実行してから、ドメインの準備を実行します。