トポロジの設計

トピックの最終更新日: 2009-01-15

トポロジは以下の要件に基づいて設計する必要があります。

  • **グローバル トポロジ。**IM、プレゼンス、会議機能、チャット ルームやテレフォニーなどその他の機能を必要とするサイトが組織に複数ある場合は、Office Communications Server 2007 R2 の機能を必要とする組織内のすべてのサイトをグローバル トポロジに含める必要があります。Office Communications Server は、複数のサイトで展開することができます。Office Communications Server 2007 R2 を展開する各サイトを特定します。Office Communications Server がローカルに展開される各サイトは、計画目的のために中央サイトと見なされます。Office Communications Server 2007 R2 が展開されていないサイトのユーザーは、エンタープライズ プールまたは Standard Edition サーバーが展開されているサイトのリモート ユーザーとして Office Communications Server 2007 R2 にアクセスできます。
    リモート サイトでの Office Communications Server 2007 R2 の展開は、ユーザー数が 100 人以上で、中央サイトまたはデータ センターに広域ネットワーク (WAN) で接続されている各リモート サイトで行うことを推奨します。
  • **サイト トポロジ。**各ローカル サイトでは、次のいずれかを展開できます。
    • 集中構成内の Office Communications Server Enterprise Edition。このトポロジは、規模にかかわらず、ほとんどの会社で推奨されます。このトポロジは、パフォーマンス、高可用性、および、スケーラビリティを提供します。詳細については、「Enterprise Edition 統合トポロジ」を参照してください。
    • Office Communications Server Standard Edition。このトポロジは、高可用性およびパフォーマンスを要求しない支社への展開やパイロット展開などの、小規模または中規模の展開向けです。詳細については、「Standard Edition のトポロジ」を参照してください。
      Enterprise Edition および Standard Edition のトポロジの詳細 (Office Communications Server 2007 R2 の関連トポロジの図など) については、「サポートされるトポロジ」を参照してください。
      Enterprise Edition および Standard Edition のトポロジでサポートされるユーザー数の詳細については、「処理能力の計画」を参照してください。
      Office Communications Server 2007 R2 のコンポーネント要件の詳細については、「機能とコンポーネント」を参照してください。
      拡張性、可用性、およびフォールト トレランスの要件を満たすために、サイトで追加コンポーネントの展開が必要になる場合があります。組織が求めるパフォーマンス、可用性、およびフォールト トレランスのサポートに必要なコンポーネントの詳細 (Enterprise Edition および Standard Edition で提供されるサポートの詳細など) については、「パフォーマンス、可用性、およびフォールト トレランスの要件」を参照してください。
      Office Communications Server 2007 R2 を展開する各サイトでは、サイトでエッジ サーバーを展開するか、別のサイトのエッジ サーバーを使用することで、外部ユーザーに対するサポートも展開できます。サイトで Web 会議、音声ビデオ会議、およびアプリケーション共有に対する外部アクセスをサポートし、このサイトでの利用が多いと予想される場合は、この種類のトラフィックには高帯域幅が必要であるため、統合エッジ サーバーをローカルに展開することをお勧めします。詳細については、「外部ユーザー アクセスの計画」を参照してください。