IIS Database Manager の基本

  • [アーティクル]

公開日: 2009 年 3 月 18 日 (作業者: iisteam (英語))

更新日: 2009 年 5 月 27 日 (作業者: iisteam (英語))

必要条件

このチュートリアルでは、次のような環境を前提としています。

  1. IIS Database Manager が Web サーバーにインストールされていること。
  2. データベース サーバー (Web サーバーと同じ物理コンピューター上でも可)。

Web アプリケーションへの接続文字列の追加

接続文字列を使用して新しい接続を作成するには

  1. インターネット インフォメーション サービス (IIS) マネージャーを開きます。
  2. [接続] ビューで、接続文字列を追加するサイト、アプリケーション、または仮想ディレクトリをクリックします。
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  3. [機能ビュー] で、[接続文字列] アイコンをダブルクリックします。
  4. [操作] ウィンドウで、[追加] をクリックします。
  5. 接続文字列の名前を入力します
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  6. データベースをホストするサーバーを指定します。
  7. 接続先のデータベース名を指定します。
  8. データベースで Windows 認証が使用されている場合は、[Windows 統合セクションを使用] を選択できます。それ以外の場合は、データベースへの接続に使用する資格情報を指定します。

注: 接続文字列の高度な設定を指定する場合は、[カスタム] をクリックして接続文字列を入力することもできます。

接続のボタンの追加

接続文字列を使用せずに新しい接続を追加できます。これによって、アプリケーションで使用されるデータベース以外のデータベースに接続したり、同じデータベースに異なるユーザー ID を使用して接続したりすることができます。

IIS Database Manager を使用して新しい接続を追加するには

  1. Database Manager のツールバーで、[接続の追加] をクリックします。
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  2. 接続名を入力します。

  3. データベースへの接続に使用するプロバイダーを選択します。たとえば、SQL Server データベースに接続するには、Database Manager に付属している "System.Data.Client" を選択します。

  4. 入力する必要がある新しいフィールドのセットが表示されます。SQL Server プロバイダーの場合は、次の情報を指定する必要があります。

    • データベースが存在しているサーバー
    • データベースの名前
    • データベースに接続するためのユーザー名
    • ユーザー名に関連付けられているパスワード

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  5. 必要な情報を入力し、[OK] をクリックすると、接続が作成されます。

注: 接続情報は、IIS マネージャーが使用されているコンピューターに保存されます。したがって、別のコンピューター上の IIS マネージャーのインスタンスからはこの情報にアクセスできません。

データベース接続

IIS Database Manager は IIS マネージャー内でホストされます。IIS Database Manager を起動するには

  1. インターネット インフォメーション サービス (IIS) マネージャーで、接続文字列が保存されているサイト、アプリケーション、または仮想ディレクトリを選択します (接続文字列の作成の詳細については、「Web アプリケーションへの接続文字列の追加(英語)」を参照してください)。Database Manager のツールバーで [接続の追加] をクリックして、Database Manager で新しい接続を作成することもできます (詳細については、「[接続の追加] ボタン(英語)」を参照してください)。
  2. [機能ビュー] で、[Database Manager] アイコンをダブルクリックします。
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  3. サイト、アプリケーション、または仮想ディレクトリに既存の接続文字列がある場合は、Database Manager にそれぞれの接続文字列を表すノードが表示されます。
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  4. [Database Manager] ビューで接続ノードを展開します。詳細情報が表示されます。
  5. さらにいずれかのノードを展開すると、データベースに含まれているすべてのテーブル、ビュー、およびストアド プロシージャの一覧が表示されます。

カスタム クエリ

また、Database Manager では、データベースに対してカスタム クエリを実行できます。これによって、Database Manager で実現できるタスクをさらに細かく制御できます。たとえば、次の手順に従って、既存のログインをデータベースのユーザーとして追加できます。

  1. Database Manager で、ユーザーを追加するデータベース ノードを選択します。

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  2. ツールバーの [新しいクエリ] をクリックします。クエリ エディターが表示されます。
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  3. エディターで、次の SQL スクリプトを入力します。
    CREATE USER username FOR LOGIN serverlogin
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    注: 使用するユーザー アカウントに、データベースに新しいユーザーを追加するための権限がない場合、前述のコマンドは失敗します。

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