チュートリアル: AdventureWorks 2008R2 サンプル レポートの作成 (SSRS)

一連の AdventureWorks サンプル レポートには、SQL Server Reporting Services のレポート、レポート デザイン、およびレポート機能の例が用意されています。これらのサンプル レポートは、Business Intelligence Development Studio ソリューションでレポート サーバー プロジェクトとして使用できます。詳細については、「Reporting Services のサンプル」を参照してください。

Reporting Services のレポートを作成できる 2 つのレポート作成環境があります。

• Business Intelligence Development Studio のレポート デザイナーには、開発者にとってなじみのある Visual Studio ユーザー インターフェイスが用意されています。BI Development Studio ソリューション ファイルでは、複数のレポート サーバー プロジェクトを作成できます。プロジェクトとフォルダーを使用することで、複数の共有データ ソース、共有データセット、およびリソースを整理できます。レポート パーツを含む個々のアイテムまたはすべてのアイテムをレポート サーバーにパブリッシュできます。レポート サーバーからアイテムを直接レポートまたはレポート プロジェクトに追加することはできません。

• レポート ビルダー 3.0 は、Office のリボン ユーザー インターフェイスを備えたスタンドアロン アプリケーションです。レポート ビルダーでは、一度に 1 つのレポートまたは共有データセットを開きます。ユーザーに十分な権限がある場合は、レポート サーバーから直接レポートまたは共有データセットを開いて編集できます。

  注
  AdventureWorks 2008R2 サンプル レポートは、レポート ビルダー 3.0 で実行するようにデザインされていません。初めてレポートを作成する場合は、レポート ビルダーのトピック、チュートリアル、サンプル、およびビデオから、レポート デザインの概念と機能について学習できます。詳細については、msdn.microsoft.com のレポート ビルダー 3.0 に関するドキュメントの「レポート ビルダー 3.0 の概要」および「チュートリアル (レポート ビルダー 3.0)」を参照してください。「レポート ビルダー 3.0 のサンプル レポート」も参照してください。

このセクションのチュートリアルは、レポートの作成経験が豊富なユーザーが Business Intelligence Development Studio のレポート デザイナーを使用して AdventureWorks 2008R2 サンプル レポートを作成するのに役立ちます。 この一連のレポートには、SQL Server 2008 R2 Reporting Services の最新のレポート デザイン機能の例が用意されています。複雑な入れ子になったレポート アイテムを含むレポートもあるため、「レポート デザインに関するヒント (レポート ビルダー 3.0 および SSRS)」のレポート デザインのヒントを確認することをお勧めします。