データ マイニング拡張機能 (DMX) 演算子リファレンス

Microsoft SQL Server Analysis Services のデータ マイニング拡張機能 (DMX) 言語は、算術、代入、比較、論理、単項の演算子をサポートします。次の表は、DMX がサポートする演算子について示しています。

演算子

説明

+ (加算) (DMX)

2 つの数値を加算する算術演算子です。

- (減算) (DMX)

ある数値を別の数値から減算する算術演算子です。

* (乗算) (DMX)

ある数値を別の数値によって乗算する算術演算子です。

/ (除算) (DMX)

ある数値を別の数値によって除算する算術演算子です。

< (未満) (DMX)

比較演算子です。NULL 以外の値として評価される引数では、左の引数の値が右の引数の値より小さい場合に TRUE を返します。そうでない場合は FALSE を返します。どちらかまたは両方の引数の結果が NULL 値の場合、演算子は NULL 値を返します。

> (より大きい) (DMX)

比較演算子です。NULL 以外の値として評価される引数では、左の引数の値が右の引数の値より大きい場合に TRUE を返します。そうでない場合は FALSE を返します。どちらかまたは両方の引数の結果が NULL 値の場合、演算子は NULL 値を返します。

= (等号) (DMX)

比較演算子です。NULL 以外の値として評価される引数では、左の引数の値が右の引数の値と等しい場合に TRUE を返します。そうでない場合は FALSE を返します。どちらかまたは両方の引数の結果が NULL 値の場合、演算子は NULL 値を返します。

<> (等しくない) (DMX)

比較演算子です。NULL 以外の値として評価される引数では、左の引数の値が右の引数の値と等しくない場合に TRUE を返します。そうでない場合は FALSE を返します。どちらかまたは両方の引数の結果が NULL 値の場合、演算子は NULL 値を返します。

<= (以下) (DMX)

比較演算子です。NULL 以外の値として評価される引数では、左の引数の値が右の引数の値以下の場合に TRUE を返します。そうでない場合は FALSE を返します。どちらかまたは両方の引数の結果が NULL 値の場合、演算子は NULL 値を返します。

>= (以上) (DMX)

比較演算子です。NULL 以外の値として評価される引数では、左の引数の値が右の引数の値以上の場合に TRUE を返します。そうでない場合は FALSE を返します。どちらかまたは両方の引数の結果が NULL 値の場合、演算子は NULL 値を返します。

AND (DMX)

2 つの数値式の積を実行する論理演算子です。

NOT (DMX)

数値式の否定を実行する論理演算子です。

OR (DMX)

2 つの数値式の和を実行する論理演算子です。

+ (正符号) (DMX)

数値式の正の値を返す単項演算子です。

- (負符号) (DMX)

数値式の負の値を返す単項演算子です。

// (コメント) (DMX)

Analysis Services が実行しないテキスト文字列を示します。コメントは、DMX ステートメント内で入れ子にしたり、コード行の最後に含めたり、別の行に挿入したりすることができます。

-- (コメント) (DMX)

Analysis Services が実行しないテキスト文字列を示します。コメントは、DMX ステートメント内で入れ子にしたり、コード行の最後に含めたり、別の行に挿入したりすることができます。

/*...*/ (コメント) (DMX)

Analysis Services が実行しないテキスト文字列を示します。コメントは、DMX ステートメント内で入れ子にしたり、コード行の最後に含めたり、別の行に挿入したりすることができます。