レポートのデザインと作成

Reporting Services には、レポートをデザインするためのツールとして、レポート ビルダとレポート デザイナの 2 つが用意されています。

レポート ビルダは、レポート モデルに基づいてレポートを構築するクライアント側アプリケーションです。簡素なインターフェイスを使用し、データのクエリを実行して要求時レポートを作成できます。レポート ビルダを使用するために、基になるデータベース、レポート定義、または Reporting Services によるレポートの格納方法を理解しておく必要はありません。詳細については、「レポート モデルを使用するアドホック レポート機能」を参照してください。

レポート デザイナは、レポート定義を作成およびパブリッシュするためのツールです。レポート デザイナは SQL Server 2005 を介してインストールされ、Microsoft Visual Studio .NET シェルで実行されます。レポート デザイナは、すべてのレポート定義機能へのアクセスを提供します。データ ソースに対してクエリを実行する方法を把握する必要はありますが、レポート デザイナを使用するために、RDL や、Reporting Services によるレポートおよびリソースの格納方法について把握する必要はありません。

ms159253.note(ja-jp,SQL.90).gifメモ :
Reporting Services では、レポート サーバー データベースにレポート定義を格納します。これらのレポート定義は、レポート定義言語 (RDL) を使用して作成されます。RDL は、データ モデル、形式、式など、レポートの各要素を記述する XML 形式です。

このセクションの内容

参照

概念

Reporting Services のシナリオ
SQL Server Reporting Services

その他の技術情報

サンプル レポート (Reporting Services)
Reporting Services のドキュメント マップ

ヘルプおよび情報

SQL Server 2005 の参考資料の入手