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Batch 要素 (XMLA)

Microsoft SQL Server 2005 Analysis Services (SSAS) のインスタンスに対して、1 つ以上の XML for Analysis (XMLA) コマンドをバッチ操作として直列に、または並列に実行します。

構文

<Command>
   <Batch Transaction="Boolean" ProcessAffectedObjects="Boolean">
      <Bindings>...</Bindings>
      <DataSource>...</DataSource>
      <DataSourceView>...</DataSourceView>
      <ErrorConfiguration>...</ErrorConfiguration>
      <Parallel>...</Parallel>
      <!-- One or more XMLA commands -->
   </Batch>
</Command>

要素の特性

特性 説明

データ型と長さ

なし

既定値

なし

カーディナリティ

0-n : 省略可能な要素で、出現する場合は複数回の出現が可能です

要素の関係

関係 要素

親要素

Command

子要素

BindingsDataSourceDataSourceViewErrorConfigurationParallel

次のうち 1 つ以上の XMLA コマンドです。AlterBackupBeginTransactionClearCacheCommitTransactionCreateDeleteDesignAggregationsDropInsertLockMergePartitionsNotifyTableChangeProcessRestoreRollbackTransactionStatementSubscribeSynchronizeUnlockUpdateUpdateCells

属性

属性 説明

ProcessAffectedObjects

省略可能で、Boolean 型の属性。再処理が必要なすべてのオブジェクトを処理するかどうかを示します。

true に設定されている場合、Analysis Services インスタンスは、Batch コマンドに含まれるオブジェクトを処理した結果として再処理が必要になったすべてのオブジェクトを処理します。

false に設定されている場合、Analysis Services インスタンスは、Batch コマンドに含まれるオブジェクトだけを処理します。

Transaction

省略可能で、Boolean 型の属性。Batch コマンドに含まれるコマンドが単一のトランザクションとして扱われるか、それぞれ別個のトランザクションとして扱われるかを示します。

true に設定されている場合、Batch コマンドに含まれるすべてのコマンドは単一のトランザクションと見なされます。いずれかのコマンドが失敗した場合、失敗したコマンドより前に実行されたコマンドはロールバックされ、後続のコマンドを実行せずに Batch コマンドが停止します。

false に設定されている場合、Batch コマンドはすべてのコマンドの実行を試行し、正常に完了したコマンドの結果をそれぞれコミットします。

解説

XMLA におけるバッチ操作の実行の詳細については、「バッチ操作の実行 (XMLA)」を参照してください。

参照

概念

コマンド (XMLA)

ヘルプおよび情報

SQL Server 2005 の参考資料の入手